出生率「1.8」をめざそう

出生率「1.8」をめざそう
 日経15年5月5日
出生率「1.8」をめざそう
 毎日15年5月9日
出生率「1.8」をめざそう
 すき間に咲くミリオンベル





 出生率「1.8」をめざそう


 日本の現在の合計特殊出生率は1.4前後。出生数は約100万人。この傾向が今後も続くと、今年生まれた女の子が30歳で子どもを産むとすると、30年後の出生数は50万人×1.4=70万人。更に30年後は、35万人×1.4=49万人になる。

 最高は1949(昭和24)年の270万人→1990年127万人→現在100万人→30年後70万人→60年後49万人…。

 若い女性がある程度いる今がラストチャンス。いますぐ子ども・子育て支援の思い切った拡充を図る必要がある。考え方も変える必要がある。調査によると、若年層の希望も1.8程度だという。1.8なら、30年後の出生数は50万人×1.8=90万人、更に30年後は45万人×1.8=81万人。これなら社会の持続可能性はなんとか保たれると思われる。当面、出生率「1.8」をめざそう!

 日経新聞5月5日に同様の趣旨の記事があった。抜粋してご紹介します。


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 出生率「1.8」、1つの目安に
 若年層の不安解消カギ


 総務省によると2014年の日本の人口は1億2708万人。1990年代から加速した少子化を背景に日本は人口減少時代に突入した。

 1人の女性が生涯に産む子どもの平均的な人数を「合計特殊出生率」という。死亡率を加味すると、日本の人口を維持するには出生率2.07が必要になる。

 日本の出生率は75年に2.0を下回ってから低下傾向をたどり、05年には過去最低である1.26まで落ち込んだ。その後は40歳前後の年齢になった「第2次ベビーブーム世代」の駆け込み出産があり、直近の13年には1.43まで回復した。ただ世界でも低い水準であることは変わらない。

 政府の試算では、1.35程度の出生率が続くと、100年後の日本の人口は5千万人を割り込んでしまう。

 日本が少子化対策を進める上で、当面どの程度の出生率を目指すべきなのか。1つの目安といえるのが「1.8」という数字だ。国立社会保障・人口問題研究所の調査によると、子どもを欲しいと考えている若年層の希望がすべてかなうと1.8程度になるという。

 実際の出生率1.43との開きは、希望しているのに何らかの理由で子どもを持てない人が相当いるということを示している。仕事と育児を両立できない。結婚できない。経済力が不安で2人目、3人目に踏み切れない。様々な理由があるとみられるが、そこには国や自治体、企業など多方面の努力で解決できる余地があるかもしれない。

 このため政府は14年11月にまとめた地方創生の長期ビジョンで「若い世代の希望が実現すれば出生率は1.8程度に向上する」と明記。今年3月の少子化大綱では保育の充実や子育て負担の軽減、結婚支援に取り組む方針を打ち出した。

 ただ逆にいえば、出生率を1.8を超えて上げるのは、かなり難しいということでもある。
 フランスやスウェーデンは落ち込んだ出生率を2程度まで回復させた。より多くの人が「子どもが欲しい」と思う国にできるか。国づくりの根本が問われる。


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(感想・意見など)

 先日政府から、2014年度末の国の借金が28兆円増えて1053兆円になったという発表があった。この大借金を責任のない子どもたちに押し付けるのは不公平である。

 少子化といい、国の借金といい、われわれが目先のことばかりにとらわれて、苦痛を先送りしてきた結果である。30年先、50年先を見越した判断が必要である。


以上


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teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

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