なぜ医療・介護のICT化が進まないのか

なぜ医療・介護のICT化が進まないのか
 産経15年5月31日
なぜ医療・介護のICT化が進まないのか
 産経15年6月1日
なぜ医療・介護のICT化が進まないのか
 右側は空き家。アスファルトとの堺に雑草が茂っている。
 人が住んでいる家はきちんとメンテナンスが出来ている。
なぜ医療・介護のICT化が進まないのか
 公共の建物でも少しメンテが遅れるとタイルの目地に雑草が生えてくる。
 地味ではあるが何事もメンテナンスが大事。誰かがやっている。
 「世界は誰かの仕事でできている」




 なぜ医療・介護のICT化が進まないのか


 日本はICTなどの技術は進んでいる筈なのに、他の先進諸国に比べて、医療・介護分野のICT化は大きく遅れている。個人医師が中心の医師会が「個人情報保護」を口実に反対し続けているからではないかと思っている。ICT化には特に老齢の人(医師)の抵抗感は強い。しかし、いつまでも許されるものではない。

 何事にもメリット・デメリットはある。「個人情報保護」は確かに重要ではあるが、メリットは非常に大きい。「個人情報保護」に留意しつつ、医療・介護分野のICT化を強力に進めるべきである。

 産経新聞5月30日~6月1日「カードが拓く 医療新世紀」の一部を抜粋してご紹介します。


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 島根県出雲市。F医院院長のF医師。事務室の電話が鳴った。
 「先生、Aさんの具合が悪いそうです」。以前から通院している患者のめまいがいつもよりひどいという。

 F医師は、医療秘書役に救急医療機関である県立中央病院の受け入れ状況を調べるよう指示。すぐに診察が可能であることを確認したうえで、Aさんの家族には「こちらから紹介状を送っておきます。紹介状を取りに来る必要はありません。直接、中央病院に向かってください」と回答した。

 かかった時間は数分。Aさんの診療情報は、独自の回線を使った地域医療情報システム「まめネット」を通じ、電子署名付きの正式な紹介状として中央病院に送信された。


 まめネットは患者の同意を前提に、医療機関などの間で患者の病名、アレルギーの有無、各種検査のデータといった診療情報を共有する「連携カルテ」が中心のシステムだ。

 患者が複数の医療機関にかかっている場合にも診療情報は一元化される。端末のカードリーダー(読み込み機)に日本医師会が発行する「医師資格証」をセットして認証を受ければ、電子署名付きの正式な紹介状をオンラインで送ることもできる。

 東西230㌔、40~80㌔離れた日本海上には隠岐諸島が点在する島根県まめネットはこうした地域事情を踏まえたうえで、県が整備を進めてきた地域医療情報システムだ。

 近隣の急患だけでなく、救急ヘリで壱岐諸島などからの患者を受け入れている県立中央病院のK医師は診療情報共有のメリットを強調する。
 「搬送されてくる患者の診療情報に事前にアクセスできれば、心構えもできるし、必要な検査の手配も事前にできる。受け入れ側の医師の負担も軽減され、その分を患者対応に充てられる。検査情報を共有できれば、何度も同じ検査をしなくて済む」

 課題は残されているが、地域医療や介護の連携、医療の質の向上、患者の負担軽減といった目指すべき方向は見えてきている。


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 (感想・意見など)

 私の母は間もなく90歳になる。ずっと県立中央病院にかかっていた。中央病院は車で15分から20分くらいのところにあったが、何カ月か前に移転して、倍の時間がかかるようになった。また、母が甲状腺がんの手術をして10年経過したこともあり、近くの中規模病院(10科、約250床)に変えることにした。

 ひとつには、中央病院は患者の数があまりにも多く、予約していても2~3時間待ちであることがある。90近い母には無理がある。そこで中央病院の担当医師にその旨話をして、その中規模病院あて紹介状を書いてもらった。

 私がその病院を選んだのは、①車で5・6分であること、②母が2~3科にかかっており一つの病院ですませられること、③母の診療情報をすべてこの病院に集められること、④万一の場合は入院設備があること、などである。しかし、うまくいっていない。この病院も患者が多過ぎる。

 体験的に言って、一般的に小さな個人病院、診療所は待ち時間が少ない。もし、島根県の「まめネット」のようなものがあって、普段は個人病院・診療所にかかって、手に負えない場合や入院が必要な場合はすぐ地域拠点病院につなげてもらえたらとずっと思っている。

 無駄が少なくなり、財政的にも、関係者ほとんどにとってもいいはずである。大至急実現してもらいたい!!


以上

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プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

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