『日韓対立の真相』

『日韓対立の真相』
 (悟空出版) 1350円
『日韓対立の真相』
 週刊現代15年6月20日号
『日韓対立の真相』
 讀賣15年6月22日
『日韓対立の真相』
 産経15年6月22日
『日韓対立の真相』
 週刊文春14年2月27日号
『日韓対立の真相』
 高松市檀紙町 田植は7割方完了





 『日韓対立の真相』


 著者の武藤 正敏さんは、2010年~2012年駐韓大使を務めた。それ以前にもなにかと韓国とかかわってきた。それだけに韓国に対する愛着もひとしお。友人も多い。本を書く気はなかったが、日本に帰ってきて、聞いていた以上に日本の「嫌韓感情」がひどくなっていることに驚いたという。そして「私は本書をむしろ韓国の方に読んでいただきたい」と言う。

 私は、主として李氏朝鮮以降のコリア関係の本を20年以上前から150冊程度は読んできた。そして、ユーラシア大陸に連なる半島国家の過酷さはある程度は理解しているつもりである。しかし、それにしても異様である。客観的事実ではなく、かくありたいという心情で、かくあった筈だ、で自国の歴史を捏造し、信じこむ。そうでないのは日本が悪いからだとなる。

 この本の中で、私がよく引用する筑波大学の古田博司教授の話に触れている。

 2度開催された『日韓歴史共同研究』で、「意見が対立したとき、日本は〝資料をご覧になってください〟と言う。これに対し韓国側は、〝韓国に対する愛情はないのか〟と言う。韓国側は〝民族感情を満足させる〟がまずあって、それに都合のいい資料を貼りつけてくるだけなので、それ以外のさまざまな資料を検討していくと、矛盾、欠落、誤読がいっぱい出てくる。ようするに、自分が正しいとしか言わないのである」

 学者でさえ、客観的事実より民族的感情を優先する。裁判官など司法関係者、政治家もそうである。日韓関係をめちゃくちゃにし従北政策を取り続けた。盧 武鉉大統領ノ・ムヒョン:退任後、不正献金疑惑の捜査中に自殺)は、韓国併合時代に親日派であったという理由で国民の財産をとり上げたりした。彼は、判事、弁護士から政界に転身した。法律不遡及の原則に反する行為であり、法律家であった彼が知らない筈はない。本当に変わった国である。近代国家ではない。

 彼を含めほとんどの歴代大統領は、就任時には「未来志向の日韓関係」を謳い、「これ以降過去の問題を持ち出さない」と約束し、日本から資金や技術協力を引き出しながら、政権末期に支持率が落ちたら反日カードを切る、の繰り返しであった。約束は守らない


 武藤さんは、さすが政府内にいただけあって、従来の本が書けなかった情報も開陳している(勿論、すべてではない)。しかし、私から言わせると、なお韓国に同情的・楽観的である。私は、「もうほっとこ。日本はたいして困らへん」「中国と心中したらええがな」、ただ、国際的にはきちんと事実は説明する必要がある、という立場である(このところ澤田ふじ子さんの「公事宿事件書留帳」を3冊ほど読み続けたのでヘンな京都弁になっている)。

 
 ただ、教えられることも多い。

 「(慰安婦問題で)『狭義の強制性はなかった』という主張はけっしてしないことです」

 「日本は、国際社会が理解できる論理で対抗するべきなのです」「日本が『アジア女性基金』を設立して真摯に取り組んだこと。韓国政府も当初はそれを評価していたこと。韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)が元慰安婦に『償い金』(@500万円)の受け取りを拒否させ、すでに受け取った元慰安婦にはさまざまな嫌がらせを行ったが、その後54人の元慰安婦が総理からの書簡とともに受け取ったこと。日本の『アジア女性基金』は『償い金』を受け取った女性が挺対協によっていじめられるのを避けるため、その事実を公表しなかったこと。…(後略)など、これまでの日本の取り組みの真実をしっかりアピールするのです」

 「自国の正当性だけを信じ込み、米国をはじめとする国際社会に訴えて日本にプレッシャーをかける韓国のやり方に、日本は国際的な感覚で対応するのが賢明な方法です。今後、日本は韓国と安易に妥協するのではなく、言うべきことは言い、発信するときは国際的なスタンダードで理解を得られる内容とすることが肝要です」

 「韓国でこのような議論が出てくるのは、日本が国交正常化以降、韓国に対して行った協力をあえて無視し、隠ぺいしてきたためだと、私は考えます」 (感想:本当にその通り!色々学んできた私でさえ、ここ1・2年で知った事実が多い。陰徳はかえって有害。後々のためにも大々的にアピールすべき)



 ■ 産経新聞6月22日「産経抄」から抜粋


 なぜ、両国の関係がこれほどこじれてしまったのか。武藤さんの近著『日韓対立の真相』を読むと、よく分かる。

 そもそも、韓国側が固執する慰安婦問題は、50年前の交渉の際には一切提示されなかった。政治課題となるのは、92年1月の宮沢喜一首相の訪韓直前、朝日新聞に事実と異なる記事が出てからだ。

 武藤さんによれば、「挺対協」こそ、両国の関係修復を妨害する存在である。在韓日本大使館前の路上に元慰安婦を象徴する碑を建立するなど、過激に反日活動を続けている。この組織の主張に根拠を与えてきたのも、朝日新聞だった。

 武藤さんは、一民間団体に引きずられて、まともな対日政策がとれない韓国政府も強く批判している。


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(感想・意見など)

 14年2月26日ブログ「慰安婦像を作ったのは北朝鮮シンパの過激派だった!」を見て下さい。週刊文春14年2月27日号を元に書いている。

 北朝鮮は、数十年にわたり、南に対して色々な攻撃・謀略を仕掛けてきている。本や新聞は裏付けのきちんと取れない情報はなかなか書けないが、「挺対協」が北朝鮮のシンパだというのは十分考えられること。彼らの目的は「可哀そうなおばあさんを助ける」ことではなく、韓・日・米・中などを離間させ、韓国内を混乱させること。現在のところ、彼らは成功している。


 朝日新聞は、97年に済州島に記者を派遣して、吉田清治の言うようなことがなかったことは確認している。その際、吉田証言を訂正することも考えたが、結局頬かむりすることにした。「行政」という社内連絡文書で「以降、吉田証言は紙面で使わないように」と通達している。

 本当にクソ新聞である!!


以上


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teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

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