「せめて3代は住んでんと…」

「せめて3代は住んでんと…」
 産経15年7月6日
「せめて3代は住んでんと…」
 京都府庁
「せめて3代は住んでんと…」
 蜷川虎三元京都府知事
「せめて3代は住んでんと…」
 澤田ふじ子さん(母)・京都もの
「せめて3代は住んでんと…」
 澤田瞳子さん(娘)・京都もの





 「せめて3代は住んでんと…」


 産経新聞7月6日の記事を見て学生時代のあることを思い出した。

 記事を抜粋します。

 京都・祇園祭の前祭(さきまつり)の山鉾巡行やまぼこじゅんこう)で先頭を行く長刀鉾(なぎなたぼこ)の神事始め「吉符(きっぷ)入り」が5日、京都市下京区の町会所で行われた。

 今年の稚児ちご)の内藤○○君(9)が巡航時に鉾上で舞う稚児舞を披露。稚児は巡行の際に「太平の舞」と呼ばれる稚児舞で道を清め疫病の退散を祈る。


.......... ..........


 私は学生時代に20種類くらいのアルバイトをしたが、そのひとつに飲食店の出前のアルバイトがあった。店は京都府庁舎の近くで、府庁の南にあった。当時の知事は蜷川虎三にながわとらぞう)さん。蜷川さんに直接お目にかかったことはないが、知事室にうどんや丼物を届けたことはある。

 あるとき中京区の仕舞屋(しもたや)に出前を届けたが、相手は70代後半のおじいさん。初対面のおじいさんに突然ぼやかれた。「わしは京都に来て何十年にもなるのにいまだに京都の人やと認めてもらえへん…」。

 私はびっくりした。つい1週間ほど前に同じような話を読んだからである。確か週刊朝日の対談記事。ゲストは蜷川虎三京都府知事。蜷川さんはぼやいた。「私は学生時代から50年以上京都に住んでいるのに、いまだに京都の人から蜷川はんはええ人やけど唯一欠点は京都の人ではないことやと言われる」(実家は東京深川の材木商)。


 その話を私が家庭教師をしている先のお父さん(下京区の呉服屋さん)に話したら、「それは本当です。私も京都府ではあるけど●●(綾部か亀岡)の出なんで、いつもそういう壁のようなものは感じてます。例えば祇園祭のお稚児さんになるには、最低でも三代は鉾町(ほこまち)に住んでなかったらなれません。なんぼ商売で成功して金持ちになっても息子をお稚児さんにはできません」。

 その話を京都市紫野(北区)の実家から通っている大学の同級生に話したら、「確かに京都はそういうところがあるなぁ…」とのこと。


 このところ、澤田ふじ子さん、瞳子(とうこ)さん母娘の京都ものを立て続けに読んでいるが、2人の作品の中にもそれらしきことが書かれている。お母さんのふじ子さんは愛知県生まれ、娘さんの瞳子さんは京都府生まれ、同志社大学・院卒である。まだ完全な京都人ではない?


 「せめて3代は住んでんと…」


以上

 

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プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

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