戦争を総括できた敗戦国なんてない。

戦争を総括できた敗戦国なんてない。
 テレビ朝日15年7月25日「池上彰そうだったのか戦争とはSP」
 極東国際軍事裁判(東京裁判)
戦争を総括できた敗戦国なんてない。
 これは空襲・原爆投下で日本人を何十万人も虐殺した米カーチス・ルメイ将軍の言葉
 自分たちの行為が戦争犯罪であることを自覚していた。
 戦後、日本政府は勲一等旭日大綬章を授与。これには理性的になれない。
戦争を総括できた敗戦国なんてない。
 徳島15年8月1日
戦争を総括できた敗戦国なんてない。
 法律不遡及はイロハのイ
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 日本を弁護したアメリカ人弁護人
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 インドのパール判事 数少ないまともな裁判官
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戦争を総括できた敗戦国なんてない。
 朝日15年7月21日





 戦争を総括できた敗戦国なんてない。


 私のライフワークのひとつは、「日本はなぜあの馬鹿げた戦争を始めたのか」を究明することである。

 また、冷戦が終わって世界は少しは平和に近づくかと思われたが、ソ連が崩壊したことによって重しが取れ、かえって民族・部族・宗教紛争などが多発し、もう一方の資本主義も遠慮がなくなり暴走しだした。

 時代を理解するために新聞・テレビなどは有益である。しかし、ともすれば表面的なことに終始しがちである。複雑な現代を理解するためにはソムリエ的な人が必要である。

 『「殺しあう」世界の読み方』は、田原総一朗さんの質問に佐藤 優さんと宮崎 学さんが答える形をとっている。対談形式なので四捨五入とは言わぬまでも三捨六入的なところはあるが、やはりその道のプロなので新聞・テレビとは違った本当のところが書かれている。昨日、一気読みしてしまった。

 かねてから疑問であった、日本の左翼の「講座派」と「労農派」の違いや、沖縄の人たちが何に怒っているのか、ISの実態などがよく分かった。また、死刑をほぼ廃止したヨーロッパで、何故テロリストを現場で超法規的に射殺してしまうかも分かった。

 「日本がとりうる有効な選択肢はおカネを出すことしかない」や「戦後の体制をくつがえす『ちゃぶ台返し』は、やってはいけない」「対米従属というが、アメリカに従属しない国がどこにある」もなるほどと思った。対米従属を批判する人は多いが、では具体的にどうすべきかは言わない。軍事予算を現在の3倍くらいにする?CIAやMI6、モサドのような強力な諜報機関を作る?

 佐藤さんの「戦争を完全に総括できた敗戦国なんて一つもない」に慰められた。ドイツも朝日新聞や韓国がよく言うように立派なものではない。嘘も方便の類。互いに国際関係を円滑に進めるためにフィクションも必要ということである。


 私はかねてから連合国は彼らの言うような立派なものではなく五十歩百歩だと思っている。彼らが対有色人種、植民地でどれだけ非道なことをしてきたか。枢軸国はナチスによるユダヤ人虐殺で印象を悪くしている。日本も愚かであったが、東京裁判もおかしな裁判であった。今日のテレビ朝日「池上彰そうだったのかそもそも戦争とはSP」を見て再認識した。


 しかし、宮崎さんの「戦争の問題を考え、処理していくとき、議論をもう一度ゼロの時点に戻すようなことは、もはや、やめたほうがいい」、佐藤さんの「いいたいことはいろいろあるけど、そこは腹六分目、七分目くらいで収めたほうがいい。そういうことは、とくに敗戦国の場合に多いと思う」が取るべき態度だろうと思う。「堪え難きを堪え、忍び難きを忍び……」。


以上


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teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

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