労組とは何か?国鉄からJRへ②

労組とは何か?国鉄からJRへ
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 オオケタデ?図鑑で調べたが葉の形が違う。
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 いかにもススキらしい薄





 労組とは何か?国鉄からJRへ②


 昨日に続き、日経新聞10月14日、JR東海名誉会長・葛西 敬之かさい・よしゆき)さんの「私の履歴書」から抜粋してご紹介します。



 ■激戦地の仙台


 働かぬ分は賃金カット
 国労に妥協せず悪慣行廃止


 人事や管理権への介入は許さない。静岡鉄道管理局の総務部長として、私は一切の妥協をせず、労働組合と向き合った

 「激戦地」は仙台だった。全国的には国鉄労働組合(国労)が組合員全体の7割程度を占める中、仙台鉄道管理局では鉄道労働組合(鉄労)と国労の勢力が拮抗していた。このため仙台の国労は、組織を全国並みにしようとやっきになっていた。

 そこで国労鉄労に圧力をかけるとともに、列車の運行を人質にとって、現場で業務の妨害を繰り返す。何とか事態を収めたい駅の助役らは、国労側の理不尽な要求をのんでしまう。そうやって国労は管理者を自分たちの言いなりにし、鉄労つぶしに加担させようとしていた。

 加えて3年後には東北新幹線が開業する。要員合理化など、労組と協議すべきことは山のようにあった。


 1979年3月。私はその仙台局総務部長の発令を受けた。仙台の現場はどうなっていたか――。たとえば、21人の要員がいた会津若松保線区内の支区では、1年間に行われた業務は21本の枕木の交換だけだった。ほかに何をしていたかというと、一日中点呼を繰り返していたのだ。

 朝の点呼で、助役がある地点の線路の保守を指示する。すると組合員が「指示は具体的に行う」という取り決めを盾にとって、「そこの地形はどうなっているのか」「待避するときはどこへ逃げるのか」「逃げる際にはどちらの足から逃げるのか」などと問い詰める。助役が口ごもると、「おまえは労働者が列車にひかれてもいいと思っているのだな」と糾弾が始まる――。

 支区では風呂を焚くために、専従の職員1名が配置されていた。以前はアルバイトを雇っていたのだが、あるとき作業が終わって風呂に入ろうとしたら、熱くて入れない。「外部の人間は労働者への共感が足りない」ので、それ以来職員を充てることになった。

 現場だけで結んだ協定によるこうした悪慣行は、現場長や助役を大勢で取り囲んで威嚇し、強引に認めさせたものだ。法的な効果などない。そこで私はその一つ一つを数え上げ、「あしたからないものとする」と通告した。組合側は「労使が話し合って決めたものを一方的に破棄するつもりか」と激しく反発した。

 「破棄ではない。はじめから無効なんだ」と蹴とばした

 それから、あちこちで起きる反乱を鎮圧して回る日々が始まった。「正当に働くように」と指示すると、組合員が「そのような命令には従わない」と無断欠勤したり、仕事をさぼったりする。これに対して私は、「働いていない分は払わない」と片っ端から賃金をカットしていった。


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(感想・意見など)

 バランスのとれた労働組合は必要である。しかし、上記のような組合のあり方は、社会に害悪を与えるばかりでなく、肝心の労働者を破壊する。

 一日中点呼ばかり繰り返したり、無断欠勤したり、仕事をさぼったりすることは、ひとの本来の性質に反する。そんなことが楽しいわけがない。労組の傘の下を離れたら、世間で全く使い物にならない欠陥人間を量産しているだけ。

 今の自分の力量より少し高い目標に挑戦し、それをやり遂げることによって、ひとは成長を実感しハッピーになる。自分のやっていることが正しく、何かに・誰かに貢献していることを実感してこそ、充実感を味わえる。社会や組織や労働者を腐らせる、官公労などおかしな組合が多過ぎる。


以上



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プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

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