ラングーン事件の真相

ラングーン事件の真相
 産経15年10月24日
ラングーン事件の真相
 爆破されたアウン・サン廟(びよう
ラングーン事件の真相
 香東川
ラングーン事件の真相
 本津川河口近く
ラングーン事件の真相
 愛媛県西条市のだんじり。東予(とうよ:愛媛県東部)から西讃(せいさん:香川県西部)にかけて派手な秋祭りが行われる。
 



 ラングーン事件の真相


 2015年8月22日のブログ『「民主化」の言葉に騙されるな』の後半部分に以下のように書いた。

............ ..........


 主な北朝鮮のテロを以下に挙げる。


・1968年 朴正熈暗殺未遂事件 北朝鮮ゲリラ30数名が青瓦台(大統領官邸)襲撃

・1974年 文世光事件 在日韓国人の文世光が朝鮮総連にそそのかされて朴大統領を銃撃。弾はそれて夫人の陸英修が射殺された。

・1980年 光州事件 デモ隊が銃撃により200名以上死亡したとされる事件。謎の黒ずくめの集団が発砲したとされ、北朝鮮工作員の関与が疑われている。光州事件の黒幕は金大中だとも言われている。

・1983年 ラングーン事件 北朝鮮工作員によるビルマのアウンサン廟爆破事件。韓国人閣僚、ビルマ人閣僚など21名が爆死、47名負傷。全斗煥大統領は危うく難を逃れた。

・1987年 大韓航空機爆破事件 乗客・乗員115名爆殺。北朝鮮工作員の金勝一、金賢姫2名が実行犯。

・1996年 江陵(カンヌン)浸透事件 特殊小型潜航艇に乗っていた北朝鮮工作員26名が、韓国軍と銃撃戦を展開。工作員を回収しようとして失敗したと言われている。

・2010年 天安号撃沈事件 3月朝鮮半島西方の黄海上の北方限界線近くで韓国の哨戒艦が爆発・沈没した。46名が死亡・行方不明。韓・英・米・豪・スウェーデンの合同調査団は、北朝鮮の魚雷攻撃によるものと発表。

・2010年 延坪(ヨンピョン)島砲撃事件 11月23日朝鮮人民軍が韓国大延坪島に向けて砲弾約180発を発射。韓国軍は80発の対抗射撃、戦闘機8機を出撃させた。韓国側は4名死亡、19名負傷、家や山が焼けた。


 武力テロだけではない金大中キム・デジュン)、盧武鉉ノ・ムヒョン10年間の「民主」政権時代に、公務員、裁判官、マスコミ、企業などに北朝鮮のスリーパーが12万人入り込んだとも言われている。それが現在の韓国の混乱を生んでいる。


.......... ..........


 産経新聞に龍谷大教授の李 相哲さんが「秘録 金正日」を連載している。10月24日にラングーン事件の真相が書かれていた。抜粋してご紹介します。


 犯行露呈した爆破テロ
 「南朝鮮はわれわれのものに」


 外交的敗北を意味

 南アジア周辺6カ国歴訪にたった韓国大統領の全斗煥チョン・ドファン)一行は10月8日に最初の訪問国ビルマ(現ミャンマー)のラングーン(同ヤンゴン)に到着する。翌9日、独立の英雄をまつったアウン・サン廟に献花に訪れる一行を狙い、仕掛けられた爆弾が炸裂した。

 到着が遅れたは難を逃れたものの、韓国側は、副首相ら閣僚4人を含む17人が死亡し、ビルマ人も4人が死亡、多数の負傷者がでた。世界を震撼させる惨事となった。

 テロを企画したのは、ほかでもない金正日キム・ジョンイル)だった。南北朝鮮の体制競争は最終局面を迎えていた。

 驚異的な経済発展を遂げた韓国は81年9月、五輪開催を獲得して北朝鮮と友好関係にあったアフリカ諸国や社会主義圏の国々に外交攻勢を仕掛けていた。社会主義国家のビルマと韓国の接近は、北朝鮮の外交的敗北を意味した。

 現状打開のため、中国式改革の方向を模索する(父)日成に対して、正日武力統一の幻想に固執した。「統一すれば、経済問題は一気に解消できる」と常々側近らに鼓吹していたという。

 テロの実行チームは、68年の韓国大統領府襲撃作戦に加わった部隊を改編した人民武力部偵察局所属の711部隊からえりすぐった。うち主要要員である大尉のカン・ミンチョルが現地で捕らえられるという失態を犯す。ビルマで服役したカンは、テロ計画の内幕を韓国メデイアなどに暴露した。


 「消えるはずだ」

 カン・ミンチョルの証言などによると、全斗煥の6カ国歴訪の情報を、金正日が入手したのは83年9月初め。対南工作を指揮したのは一時、工作機関傘下の南朝鮮研究所に左遷されていた金仲麟キム・ジュンリン)だった。

 正日「絶対チャンスを逃してはならない。成功すれば、南朝鮮はわれわれのものになる

 正日指導の下、仲麟が計画を練った。実行を指揮したのは、シリア駐在武官補から偵察局に転属された金格植キム・ギョクシク)。後に朝鮮人民軍総参謀長も務め、2010年の韓国延坪島(ヨンビョンド)砲撃を指揮したとされる人物だ。

 テロ実行チームは1983年9月中旬、北朝鮮の港を出る。ラングーンでは、北朝鮮大使館の参事官宅に潜伏し、犯行に及んだ。

 最高人民会議議長だったファン(黄)・ジャンヨブは証言する。
 「金正日は、アウン・サン爆破は自分がやったと自慢した。自分が立てた作戦で韓国の要人多数を一度に暗殺することに成功したと宣伝した」

 一転、工作員が捕らえられ、自供したとの報告を受けるや、正日は「なぜ捕らえられたのだ。土にもぐるか、空に消えるはずではなかったのか」と仲麟を叱責した。ファンは「正日は一度も自分の過ちを認めたことのない人間だ」と断言する。


 会得した教訓

 ビルマ政府が、テロは「北朝鮮部隊による犯行だ」と発表すると、69カ国が北朝鮮を糾弾する声明を発表し、友好関係にあった発展途上国も断交に踏み切るなど、一気に風当たりが強まる。金日成は、首席宮に金日成やファン・ジャンヨブらを呼び付け、打ち明けた。
 「国際世論が悪いようだ。下の過激分子らが勝手にやったことだと認めてはどうか」

 父の話を遮るように正日が早口で言い募った。「絶対ダメです。白を切れば、済む話です」


 ラングーン事件は、北朝鮮の犯行が露呈したが、正日が会得した重要な教訓もあった。どうあがこうが、韓国は北朝鮮と一戦を交えることに二の足を踏むという事実だ。正日は事ある度に「南朝鮮のガキどもは、われわれが何をしようが、何もできない」と豪語するようになったという。  (=敬称略)


..............................................................................................................


(感想・意見など)

 このたびの安保法制論議にもみられるが、日本の大学教授、評論家、朝日新聞、岩波書店など多くの「リベラル」系言論人、メディアがおかしいことは戦後の歴史が証明している。是非、2015年8月22日のブログ『「民主化」の言葉に騙されるな』を見て下さい。


以上


コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

最新記事
カレンダー
06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
最新トラックバック
リンク
カウンター