「戦後賠償を果たした独、果たしていない日本」の大嘘

「戦後賠償を果たした独、果たしていない日本」の大嘘
 (祥伝社新書)
 世界に抽象的、無色透明、人畜無害の国・民族などない。それぞれの歴史、国民性、民族性を知ることが重要。
「戦後賠償を果たした独、果たしていない日本」の大嘘
 ドイツ・ワイゼッカー元大統領
 韓国、朝日新聞などが高く評価するワイゼッカー演説は、巧妙にドイツ人という集団の罪を忌避している。
「戦後賠償を果たした独、果たしていない日本」の大嘘
 15年11月号から年間購読することにした。新聞、TV、一般雑誌に載っていない情報が魅力。
 年間12冊12000円。
「戦後賠償を果たした独、果たしていない日本」の大嘘
 京都の「琳派展」や鷹峯に行きたいが、我慢、我慢。
「戦後賠償を果たした独、果たしていない日本」の大嘘




 


 『日韓 悲劇の深層』(西尾幹二さん、呉善花さん)から抜粋、一部編集してご紹介します。


 『日韓 悲劇の深層』★★★★★②
 「戦後賠償を果たしたドイツ、果たしていない日本」の大嘘


  韓国が日本を非難するとき、しばしばドイツを引き合いに出します。つまり「ドイツは誠実に戦後責任を果たしたが、日本は十分に果たしていない」というわけです。(朝日新聞など)日本国内にもこうした主張が少なからず見られます。そのあたりのことをお話いただきたいのですが。

 西尾 韓国の主張には、とても大きな誤解があります

 第一に、ドイツは侵略戦争に対して、いかなる謝罪もしていない、ということです。ヨーロッパは、絶え間なく侵略しあっていた地域ですから、戦後のドイツにしてみれば、なぜ我々だけが謝罪しなければならないのか、ということになります。ですからドイツは、侵略戦争についてはまったく謝罪しないのです。

 ドイツは何に対応したかというと、ホロコーストです。組織的な大量虐殺ですが、600万人のユダヤ人虐殺、2~300万人のポーランド人、ウクライナ人等の虐殺、50万人のロマ(ジプシー)の虐殺などがあります。

 人数ははっきりしませんが、近隣諸国の国民とドイツ国民に対する生体手術、人種改造、避妊手術です。数多くの身障者や器質疾患者の虐殺、安楽死対策で、ドイツは何十万人も殺しています。

 また、20万人と言われるポーランドやウクライナの美少年・儀少女をさらってきて、それをドイツ人に仕立て、元を消すために親を殺害する、という大よそ世界の他の民族が思いも及ばないこともやってのけています。これは人種改造、優秀民族を残すための政策です。

 まだ他にもいろいろあるのですが、とにかく考えられないような政策をドイツはとったのですね。このことに対してドイツ人は、「あれはナチスがやったのだから我々には関係ない」と言いたいのです。


 
  ドイツが行った大量虐殺などの政策は、日本が朝鮮統治下にとったとはまったく次元が異なるものです。韓国は同じことだと言っていますが、日本は根本的に違うということを、韓国に対してきちんと主張してきたのでしょうか?

 西尾 この問題で日本政府が韓国政府と、本格的に議論したことは一度もないと思います。

 第二に、ドイツはいかなる国とも、いまだに講和を結んでいない、ということです。

 どこの国も、ドイツから賠償金を受け取っていません。ドイツは、個人賠償をしたけれど、国家賠償は一切していないのです。日本は、国家賠償の責任を完全に果たしています。サンフランシスコ講和条約で講和を結び、これによって発生した国家賠償をすべて果たしました。ですから、日本の国際的な責任は完全に終わっているのです。
 オランダは個人補償を要求し、日本はオランダにだけ個人補償を行っています。

 第三に、ドイツは国家賠償をせずに、ホロコーストなどの被害者に対する個人補償を行ったのはなぜか、という問題です。ドイツの大統領ワイゼッカーは「罪というのはすべて個人の罪であって、集団の罪はない」と言いました。これはドイツの哲学者カール・ヤスパースが『責罪論』のなかで言った言葉を継承したものです。

 ヤスパースは、罪というものは宗教的なものであって、個人のものである。集団の罪はない、しかし集団に責任はあると言ったのです。この責任というのは罪を含まない概念です。

 ドイツはそういう意味で個人補償をしたわけで、ドイツ人という集団の罪を認めたわけではありません。その人が亡くなっていれば補償することはない。

 第四に、ドイツはなぜ集団の罪を認めないのか、です。集団の罪を認めたらドイツ民族は絶滅させられても仕方ないからです。それで、民族として罪はないけれども民族の責任はあるとした。だから金を払う。実にでたらめなロジックで、虚偽と言ってもいいものです。

 戦後のドイツ憲法は、はっきりと、西ドイツ社会はナチスから解放されたと書いています自分たちもナチスの被害者であり犠牲者だと言っている。自分たちとナチスは別だと主張している。

 第五には、なぜヨーロッパの近隣諸国は寛大なのか、ということです。ホロコースト、ユダヤ人の迫害に関しては、すべてのヨーロッパ人に責任があるからです。フランスもスイスも迫害しました。東欧諸国も皆殺し政策を行っていたし、ロシアも行っていました。ユダヤ人の迫害に関しては、ヨーロッパのどの国も脛(すね)に傷持つ身なんです。

 だからドイツ人は、高を括っているんです。腹の中では「お前らだってやったじゃないか」と思っている。けれども、それは言わずに「申し訳ありませんでした」と言う。それが独仏和解という大芝居です。戦争当時のフランス政府はビシー政権、ナチスに協力したファシスト政権だった。ですからフランスは、戦勝国ではありません。それでドイツに強く言えないのです。


 
  韓国は、日本が韓国に対して行ったことは、ナチス・ドイツが行ったことに等しいと主張しています。また諸国に対して、しきりにそう訴えかけています。

 西尾 日本はナチスのようなことは、まったく行っていないではありませんか。日本が絶滅収容所を作って韓国人を放り込みましたか?

  日本はそれに等しい反人類的な犯罪をした、と言っているんです。韓国の教科書は、日本の戦争期の政策を、日帝による「民族抹殺計画」と表現しています。

 西尾 そんなばかなことはありえないじゃないですか。それほど幼稚でばかげていることを教科書に書く国とは、国交を断絶すべきだと言いたいですね。
 併合で同じ日本人になった人たちのために、日本は出来る限りのことを、精一杯尽くしてきました。そういうことを台湾が言いますか?

 最近のドイツは調子に乗って、韓国や中国と手を結んで日本をいじめにかかっていますね。これは第六の問題かもしれません。現代ドイツの心理としては共犯者を増やしたいわけです。悪いのはドイツだけではない。日本もそうじゃないか、となることが望ましい。それで日本の悪口を言われるとうれしくなる。日本が謝罪していないとなれば、ドイツの優位につながるからです。


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(感想・意見など)

 韓国北朝鮮にしろ、中国にしろ、国民にデタラメな教育をしていると、長い目でみると、国民が正しくものごとを見られなくなるのだから、結局、自国に撥ね返ってくる。大丈夫か?

 「山川草木悉皆成仏」の日本人としては、ユダヤ人問題は全く理解できない。何の理由で、なぜあれだけ酷いことができるのか
 
 先日もEテレ(*)で、ユダヤ人大量虐殺に先立つ身障者などの抹殺問題をやっていた。工業的に20万人以上を殺戮したという。

 ナチスは、死体から金歯を抜き、髪で毛布を作り、皮膚でランプシェードを作り、人間の脂で石鹸を作った。人間をほぼ獣か家畜なみに見なしている。信じられないが、実際に起きたことである。どうしたらあのようなことができるのか…。


 (*)11月7日、「それはホロコーストのリハーサルだった」


以上



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プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

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