イギりスがビルマでやったこと

イギりスがビルマでやったこと
 週刊新潮15年11月26日
イギりスがビルマでやったこと
 ニューズウィーク日本版15年11月24日
イギりスがビルマでやったこと
 マックのお客様は土・日は平常日の5倍ほど。
イギりスがビルマでやったこと
 マックに限らずこの土・日はどこのショッピングセンターもお客様でいっぱいだった。
 年末商戦第一弾か。
イギりスがビルマでやったこと
 マック・アイスクリーニングウッドストック。スヌーピー関連のおもちゃは売り切れた。






 イギりスがビルマでやったこと


 イギリス、フランスなど旧植民地宗主国のやったことは何十年も後の現在の旧植民地に色濃い影を残している。週刊新潮11月26日号と12月10日号の「変見自在」欄に高山 正之さんがビルマ(現在のミャンマー)に関するコラムを書いているので、抜粋・編集してご紹介いたします。


 傾国のスーチー


 英国は19世紀末、ビルマを征服するとインド人支那人をどしどし送り込み、英植民地政府の下で金融やビジネスを仕切らせた。

 モン、カチンなど山岳民族を山から下ろして軍と警察を任せた。彼らが取り締まるのは最下層に落とされたこの国の本来の主人ビルマ人たちだった。

 「英国は仏教徒ビルマ族の国を一瞬にして多民族多宗教国家に作り変えた」と英国の歴史家ファーニバルが的確に表現している。

 この植民地支配に抵抗し、ビルマ人の国を再興しようとしたのがアウンサンだった。ビルマの英軍を追っ払った日本軍は彼の夢を実現させた。植民地政府からインド人を追い出し、ビルマ人官吏を育てた

 山岳民族が仕切ってきた警察と治安部隊を解体し、ビルマ人の国軍を創って独立させた


 よちよち歩き始めたアウンサンの「ビルマ国」は、すぐ連合国の反攻という壁にぶち当たる。日本軍と行動を共にすれば潰される。

 その辺を英側資料で見ると「アウンサンは英国の手先インド人を憎み、日本軍のインド解放戦(インパール作戦)への協力を拒んだ」(マウントバッテン卿『戦後処理』)。

 「日本軍の敗勢が濃くなるとアウンサンはヒュー・シーグリム英軍少佐と通じてビルマ独立の保証と引き換えに日本軍を裏切ることを約束した」(ルイス・アレン『日本軍が銃を置いた日』)。

 小国が生き残るための知恵だった。日本側もそれは理解し、彼の寝返りを特に咎めたことはなかった。

 戦後、ビルマ独立を認めた英国は「英国植民地統治に楯突いたアウンサン」だけは許さず、抹殺した(イギリスは、アウンサンの政敵ビルマ前首相のウ・ソーにアウンサンを暗殺させ、立派にこなすと、そのかどで処刑した)。

 英国はまたビルマを多民族国家化した後始末もしなかったビルマ経済は華僑とインド人に握られたまま山に戻らない山岳民族も不満分子として居残った


 アウンサンの遺志を継いで、〝異邦人〟の処理に当たったのがネ・ウインとそれに連なる軍事政権だった。
 彼が執った鎖国政策も経済活動を停滞させることで華僑が出ていくことを期待したものだった。
 彼は新札発行と徳政令も頻繁に行った。高利貸インド人が嫌になって出ていくと思ってのことだ。

 しかし成果はなく、異邦人は居残り、国は貧乏になっただけ。「民族復興」を叫んできたビルマ人の間にも不満が噴出していった。


 そんな不満分子の先頭に立ったのが皮肉なことに民族主義者アウンサンの愛娘スーチーだった。
 今度の総選挙で勝った彼女は大統領より偉い最高指導者になると言っている

 しかし彼女は父が英国に殺されたことも知らない。政治も外交も知らない。
 そんな女に国民は国の舵取りを任せる。

 一度どこかの植民地にされると国も人もここまで錯乱してしまう。


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(感想・意見など)

 現在の国同士、民族同士の憎しみの元の多くは、旧植民地宗主国が作った。彼らの基本政策は分割統治

 ビルマの例で言うと、インド人や中国人を呼びこみ金融やビジネスを仕切らせ、少数山岳民族に軍や警察権を与え、ビルマ人を弾圧お互いにいがみ合うように仕向け利益を吸い上げ、憎しみの矛先が宗主国であるイギリスに向かわないように仕向けた

 インドなど、世界中でそのようなことを行った。

 
 現在の中東の混乱の原因の多くはイギリスが作った。イギリスは第一次世界大戦中に、アラブ、フランス、ユダヤ相手に3つの協定(サイクス・ピコ協定など)を結んだ。イギリスの三枚舌外交である。

 これにより、現在のパレスチナ問題クルド人問題など、多くの問題が生じた。


  いい悪いは別にして、これが世界の現実である。


以上


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プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

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