丹羽さんに異議あり!!

丹羽さんに異議あり!
 毎日15年12月10日
丹羽さんに異議あり!
 日経15年12月4日
 伊藤忠商事はタイのチャロン・ポカパン(CP)グループと組んで中国企業に1兆円以上を投資する(投資総額の3分の2が中国)。アメリカ企業や日本企業は撤退しているのに逆張りである(すり寄っているのは独、英、韓くらい)。少数ならそういう勝負をする企業があってもいい。
丹羽さんに異議あり!
 朝日15年12月5日
 アメリカ人は戦前から中国に対して夢を抱いてきた。パンダハガー(パンダを抱く人)=親中派がドラゴンスレイヤー(竜を殺す人)=対中強硬派より多かった。しかし最近は、「パンダ派」が、「経済成長すれば民主化する」という夢が破れ、「ドラゴン派」に変わってきているという。習主席の頑なな態度、南シナ海問題やサイバーテロなどで急速に風向きが変わってきた。
丹羽さんに異議あり!
 朝日15年12月5日
 朝日新聞は毛沢東の大躍進政策や文化大革命を賛美してきた。これらの記事を見て、変われば変わるもんだなぁと感慨深い(内容については本文で触れる)。
丹羽さんに異議あり!
 北京大学版とあるから恐らく司馬遷以来の中国伝統の「正史」だろう。「正史」は前の王朝を倒した次の王朝が書くので改竄・捏造のオンパレード。元(モンゴル族)の歴史を明(漢族)がまともに書くわけがない。明の歴史を清(満洲族)が正しく書くわけがない。丹羽宇一郎さんが言っているのはこのデタラメ「正史」のこと。
丹羽さんに異議あり!
 岡田英弘さんの著作集と古田博司さんの「歴史通」1月号掲載論文(内容については本文で触れる)





 丹羽さんに異議あり!!


 毎日新聞12月10日「経済観測」欄に日中友好協会会長(元伊藤忠商事会長、元中国大使)の丹羽 宇一郎さんが書いている。さすが「親中派」「媚中派」と言われるだけあるが、最近これだけ手放しの中国礼賛を読んだことがない。

 丹羽さんは、「将来は大中華圏の時代がくる」「日本は中国の属国として生きて行けばいい」と言っているそうである。ゾッとする。大中華圏も御免だが、崩壊して何百万人もの難民が押し寄せてきても困る。厄介な隣人である。

 丹羽さんのコラムを抜粋してご紹介します。


 中華民族の夢


 国際通貨基金(IMF)の特別引き出し権(SDR)の構成通貨に、中国の人民元が来年10月から組み込まれることになった。人民元が国際的な通貨としてのお墨付きを得たことになり、世界第2位の存在感は増すばかりである。

 歴史を振り返ると、紀元前221年に初めて中国統一を成し遂げた秦の始皇帝以来、15以上の王朝が盛衰を繰り返したが、ほとんどが漢民族による支配だった。異民族の王朝は元と清のみで、今や漢民族は約13億人の中国の全人口の92%を占めている。


 習国家主席が「中華民族の夢」と言う場合、中国に近く訪れる2つの100周年を視野に入れていると思われる。それは、2021年の中国共産党設立100周年と、49年の中華人民共和国建国100周年である。中華民族の夢とはすなわち、漢民族の夢であり、米国をしのぐ世界一の大国を目指し、2つの100周年に向けて、動き出している。


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 尊敬する東京外国語大学名誉教授・岡田英弘さんの説を筑波大学教授の古田博司(ひろし)さんが簡潔にまとめている。引用します。

 「中国史では、隋・唐・宋・元・明・清と、実にきれいに並んだ中華正統史を習う。だが、隋・唐は鮮卑族、元はモンゴル族、清は満州族の王朝で、漢民族の王朝など宋と明の2つしかない。おまけに各王朝の間は、異民族入り乱れる乱立王朝の時代で、結局のところ、中国の歴史というものは異民族だらけの歴史的事実の羅列にすぎないのである」


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 朝日新聞12月5日中国総局長・古谷浩一さんの記事を抜粋してご紹介します。


 古新聞から消された事実


 中国のネットオークションで、古新聞を買った。1982年9月13日付の人民日報だ。

 1面には大きな赤字で、中国共産党の中央委員会全体会議の開催を伝える記事が載っている。当時の党最高指導部の6人の顔写真が掲載され、なかには後に総書記になる趙紫陽氏の写真もある。


 ところが、先日、中国国営の中央テレビが放送した番組で映し出された同じ日の人民日報の紙面は、これとは違うものだった。趙氏の名前だけが消え、その写真も別の人物と取り換えられていた

 趙氏は、89年の天安門事件で民主化を求めた学生らに理解を示して失脚した。その名誉回復は進んでいない。
 自らに都合の悪い事実は消してしまえ、という安易な歴史の捏造である。


 20世紀初頭、清朝を倒した辛亥革命後に中華民国の大総統となった袁世凱(えんせいがい)の話。袁は日本が中国で発行した新聞「順天時報」を愛読していたという。

 その論調は袁政権に厳しかった。袁の息子は父親を喜ばせようと、多額の資金と権力を使って偽の順天時報をつくった。好意的な論調に変わった偽新聞を読み続けた袁は、後に捏造の事実を知り、それが自らの政治判断に影響を与えたことに気づいた「国を誤らせた」と息子をしかり、許さなかったそうだ。


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 高知新聞1面コラム「地軸」12月5日の載っていた話。


 15年前の秋、中国・北京の西にある山西省を訪れたときの景色が忘れられない。過去の戦乱や過剰な森林伐採で、木々がまばらな山間部を車で進むと、鮮やかな緑色した異様な山が目に飛び込んできた。

 ガイドに聞くと地元の役人が山肌にペンキを塗ったのだという。政府は地球温暖化対策のため「1人1本植樹」の政策を掲げた。だが木が成長すると、住民が燃料用に切って緑化が進まない。政府が植林の進み具合を視察に来るというので、「緑の山」に仕立てた


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(感想・意見など)

 中国のこの種の話は無数にある。高速鉄道の事故があるとすぐ埋めてしまったり。毛沢東の大躍進時代の地方視察時の話も面白いが、長くなるのでまたにする。だいいち、中国の朱鎔基元首相李克強首相でさえ「ウソ、ウソ、ウソばかり、中国の統計は信用できない」と公言している。「上に政策あれば下に対策あり」が蔓延している。

 習近平主席は恥も外聞もなく、外国要人に「虎もハエも狐も叩くので協力してくれ」と要請している。国中、汚職まみれ少数民族に対する迫害も酷い。数千年来の伝統はすぐには治らない。

 アメリカなども強欲で油断ならないが、それでも表向き「民主主義、人権、法治」という価値を共有している。丹羽さん、中国に何があると言うのか?金儲けだけ?丹羽さんが中国に入れ込むのは勝手である。しかし、ヨタ話を広めるのは勘弁してほしい。とりあえず、ファミマを利用するのは止めておこうか。


以上


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teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

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