よく行く喫茶店が経営縮小

よく行く喫茶店が経営縮小
喫茶・F (3時過ぎには仕舞っていた)
よく行く喫茶店が経営縮小
 Fのモーニング 550円。コーヒーのみは400円。
よく行く喫茶店が経営縮小
 Fの日替わりランチ(飲み物付き) 850円
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 よく行く喫茶店が経営縮小


 ちょっとショックだった。よく行く喫茶店Fが、最近営業時間を短縮したり、メニューを削減したりしていた。この店は35歳くらいの子持ちの娘さんと65歳くらいのお父さんお母さんの3人で切り盛りしている。最近娘さんが見えないのでどうしたのか聞いてみた。月曜から金曜までよそで勤めているという。土曜・祝日のみ喫茶店を手伝っているとか。ショック!

 営業時間は朝7時~夜6時(11時間営業)までだったが、昼3時まで(8時間営業)に。メニューは半分くらいになった。定休日は日曜日。
 立地は住宅街で、片側2車線ずつの県道に面している。近くにスーパーやコンビニもある。

 
 残念ながら、15年7月31日のブログ「個人経営のカフェ・喫茶店の経営」が悪い意味で当たっていた。むしろ、お客様数を80人と過大に見積もっていた。今日思い切って聞いたところ、従来は50数人だったが、時間を短縮して45人くらいになった、お客様はモーニングとランチが多く、2時以降はあまり来ないという。

 従事者が3人から2人になって、モーニングは何とかなるが、ランチはいっときであり、しかも何人かで連れ立って来られることが多いので厳しいとのこと。



 あらためて、客単価700円、来店客50人、月25日営業、従事者2人、原価率35%で見積もってみよう

・収入 @700円×50人×25日=月875000円

・支出 飲食物原価 875000×35%=306000円
     
           家賃・駐車場代(10台) 200000円

           電気・水道・ガス代・雑費 50000円

           新聞・雑誌代        40000円

           消費税            20000円

           支出計          月616000円

収入-支出=月259000円(×12カ月=3108000円)2人+αの所得

 娘さんが外に働きに出るのも分かる
 
 
 飲食店は開店して1年目に3分の1が潰れるという。開店費用5百万~3千万円がパーになる。店を飾り、広告を打ち、チラシを手配りし、ありとあらゆる手を打ってもお客様が一定数以上来てくれなければどうしようもない。借金をしていれば莫大な負債を抱え込む。

 起業した6割が1年以内に倒産、8割が5年以内に倒産するとも言われる。起業はそれくらい難しい。私も起業して間もなく12年、経験があるのでよく分かる。

 知人に花屋さんがいた。「よく、キレイな花を相手にしていていいですね、と言われる。とんでもない、手はいつも傷だらけだし、生きもの相手なので休めないし」と怒っていた。
 
 作家の津村 記久子さんの著作に「この世にたやすい仕事はない」(日本経済新聞社)というのがある。


 因みに高松市役所の2013年平均年収は@約643万円(退職金は約2530万円)。健康保険・厚生年金保険料などの市負担分、厚生費、退職金見積額などを計算に入れると1・4倍として@人件費は約900万円。上記自営業の喫茶店と比べて下さい。しかも、個人営業の多くは年間休日は60日くらい。

 地方公務員は、転勤もないし、共働きも容易だし、介護・看護もしやすく、一般市民と比べてどう考えても高過ぎる。しかも年間休日は125日(+20日間の有給休暇)もある。地方公務員の人件費を削減すべきである(それを子育て支援などに使えたら…)。


以上


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プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

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