「学び直し」時代がやってくる

「学び直し」時代がやってくる
 週刊東洋経済16年1月16日号
「学び直し」時代がやってくる
 日経16年1月12月
「学び直し」時代がやってくる
 日経16年1月13日
「学び直し」時代がやってくる
 サンデー毎日16年1月17日号
 日馬富士関の絵は玄人はだし。モンゴルで美術学校に通っていたという。しこ名のとおり富士山が好きらしい。
 驚いたのは、法政大学の大学院生でもあるということ。横綱で、絵は玄人はだし、政策創造研究科に在籍する大学院生でもある。
「学び直し」時代がやってくる
 ロウバイが咲きだした。




 大学生時代、下宿に医学校生が2人いた。その2人は若さゆえの生意気さもあったのだろうが、町医者を馬鹿にしていた。町医者は、20年も30年も場合によっては40年も前に習った医学しか知らない、それに比べてわれわれは最新の医学を学んでいる…。

 何年か前、町内会の役員をしたことがある。それまでなんとかかんとか役員個人のPCで資料を作っていたので、役員会で町内としてPCを購入するよう提案した。しかし、70歳台以上のおばあさんに一斉に反対され否決された(出席者の7割はおばあさん)。PCなんてとんでもない、というアレルギー反応にビックリした。

 考えてみれば、PC(パーソナルコンピューター)にしろ携帯電話にしろ、一般化したのは1995年ごろ(WIN95)からである。20年前。そのころから全国の主要都市にNTTdocomoののっぽビルがにょきにょき建ちだした。おばあさんたちは、専業主婦か、働いていたとしてもPCとは無縁だった。

 現在、また、新しい動きがある。人工知能(AI)が急速に発達して10年、20年先には人々の仕事を奪うのではないかという懸念が広まりつつある。自動運転も20年先には実現しそうである。社会が大きく変わる。

 週刊東洋経済16年1月16日号東大大学院教授・柳川 範之(やながわ・のりゆき)さんのコラムを抜粋してご紹介します。


 「学び直し」時代がやってくる


 情報技術(IT)人工知能(AI)の発達などによって、今後必要になる能力や人材が今までとは大きく異なってくる

 問題なのは、その動きがかなり急速なことだ。必要とされる能力が急ピッチに変化するならば、その変化に応じた能力開発も一人ひとりが急ピッチで行っていく必要がある。

 さもないと、各個人が十分に働くことができないばかりでなく、経済全体の生産性も大きく下がってしまう
 そのためには、もちろん学校教育の内容を大きく変革していかなければならないだろう。しかし、それだけでは不十分だ。

 必要な能力が急速に変化していくとすれば、すでに社会人として働いている現役世代であっても、それに対応した能力開発は避けられない。寿命は延び、働く期間も長くなっている。

 かつては、会社に任せておけば必要な能力開発が行われると期待できたかもしれない。しかし、もはやそのような時代ではない。国際競争にさらされ、ほとんどの会社にそんな余裕がなくなっている。また、そもそも社内教育で対応できる範囲を超えた能力開発が必要になってきている面も大きい。

 よって、各個人が主体的に行動を起こす必要がある。大人の「学び直し」が必要なのだ。


 「学び直し」といっても、まったく新しいことを一から学ぶ必要意がある人は、おそらく少数だろう。大部分の人は、今までの経験を新しい時代に合わせる形で、バージョンアップさせるタイプの能力開発になるだろう。あるいは、今までの経験に加えて関連分野の知識を身に付けることも、仕事の幅を広げるうえで有効かもしれない。

 いくつになっても「学び直し」を行い、できる範囲で新たな能力開発をしていくことは、いまや必要条件なのだ。


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 日経新聞16年1月12日の「経済教室」はオックスフォード大学准教授・M・オズボーンさんと同大フェローのC・フレイさん。抜粋して一部をご紹介します。


 人工知能は職を奪うか
 日本、生産性向上の好機に
 労働者の再教育カギ
 起業を促す改革も不可欠


 日本で労働の自動化が進む可能性は極めて高い。近年の機械学習やロボット技術の進歩により、10~20年以内に現在の仕事の約49%が自動化可能だ。

 日本で最も自動化の可能性が高い職業は、鉄道の運転士、会計・経理事務職、税理士、郵便窓口、タクシー運転手、受付などである。


 必要なのは、労働者が自動化される可能性の低い職業に転換できるよう、再教育に力を入れることだ。
 そうした職業には創造性やコミュニケーション能力といった社会的スキルを要するという共通点がある。

 ソフトウェア開発者、判事、看護師、高校教師、歯科医、大学講師などが該当する。
 ただ、これらの職業は自動化されにくいとはいえ、技術の変化と無縁ではない。


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 日経新聞16年1月13日の「経済教室」は東大大学院教授・柳川 範之(やながわ・のりゆき)さん。抜粋して一部をご紹介します。


 人工知能は職を奪うか
 意思疎通能力、一層重要に


 例えば、弁護士という仕事。書類を整理したり過去の関連判例を探したりする作業は、AIに任せたほうが、効率的にできる面も多い。一方、相手方との交渉を完全にAIに任せるのは難しいかもしれない。多くの産業で起きるのは、このように一つの仕事・職業が、代替される業務と代替されない業務に分かれていく変化だ。

 AIの導き出した結果を活用しつつ、そうした有利性を生かして新たな付加価値を追加するような業務は代替されにくいし、そのための能力が求められよう

 必要とされるもう一つの能力は、人と人をつなぐコミュニケーション能力である。AIに代替されにくいのは、人間観のコミュニケーション能力やチームワークなどの社会技能であり、実証的にもそれを必要とする仕事が増えているという。

 今後必要とされるのは、企業の枠を超えたコミュニケーション能力であり、企業外の人とうまくコミュニケーションをとる能力が一層求められる。


以上


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プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

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