『大世界史』★★★★★④

『大世界史』★★★★★④
 (文春新書) 896円 いい本です。
『大世界史』★★★★★④
 (NHK出版新書) 842円 まだ半分しか読んでいないが、明らかにいい本です。
『大世界史』★★★★★④
 讀賣16年1月24日 〈ヤマザキマリさん〉
 「社会主義の国が次々に崩壊し始めていた頃、私は仲間数名と経済制裁で困窮状態に陥っていたキューバへ行き、サトウキビ刈りのボランティア等に参加しながら、自分に出せる限りのエネルギーを理想的だと信じる社会のために費やしていた」「しかし、実際自分がやる気満々で赴いたサトウキビ畑では、労働者達はやる気の無い表情でだらだらと立ち話ばかりしていて、私が想像していたような誇り高く勤勉な人間の姿は見当たらなかった」
『大世界史』★★★★★④
 (ちくま文芸文庫) 1836円 
 自国民を、中国は6500万人、ソ連は2000万人、北朝鮮、カンボジアは各200万人、アフリカ170万人、アフガニスタン150万人、東欧、ヴェトナム各100万人等、計1億人以上大量虐殺したという。
『大世界史』★★★★★④
 旧東ドイツの国民車「トラバント」。30数年間ほとんどモデルチェンジなしの「進歩」とは無縁の車。走行性能、安全性、環境性能など西側基準で見るとひどいものであった。それでも東ドイツでは注文してから入手までに10年以上かかっていたが、東西統一後、あっという間に駆逐された。
『大世界史』★★★★★④
 讀賣16年3月30日
 前々から教員の世界はおかしいと思っていたが、やはりヘン。大阪市の例であるが、資格は、校長、教頭、首席・指導教諭、教諭(2級)の4段階しかなく、基本給は資格と勤続年数などで決まり、基本給の上限は、教諭約42万円、校長は約47万円だという。ほとんど差がない。民間ではあり得ない。自治会活動を始めて改めて思ったが、有能な人は普通の人の何倍も仕事をする。的確でしかも早い。
崩壊後の世界
 (日本文芸社) 1620円
『大世界史』★★★★★④





 『大世界史』★★★★★④


 世界のことがよく分かります。いい本です。抜粋してご紹介します。


 ■ソ連が唯一実現した理想

佐藤 ギリシャ人の働き方というのは、精神的に近い民族であるところのロシア人の働き方と極めて近い。

 ソビエト社会主義に関して忘れられていることがあります。それは、ソ連が社会主義の理想を一つだけ実現した、ということです。つまり、「労働時間の短縮」です。

 たとえば、ロシアの出版社の始業時間が10時だとします。すると、編集者は、10時に家を出る。そして地下鉄で会社に行く。比較的に職住近接ですから、10時半に着く。ロッカーの前で身繕いして、お茶を飲んで、前日のテレビ番組の話を皆でして、大体12時になる。すると、12時から午後2時までは昼休みです。その間に買物もする。その後、あちこちに連絡して面会の約束などを取って、仕事が終わるのは5時。それも、5時には守衛以外誰一人いない状態になるから、実質4時にはみんな店じまいしている。

 そうすると、実質労働時間は、1日に3時間程度。そして年に2カ月の休みを取る。こういう形で、労働時間の短縮という意味においては、社会主義の理想がかなり生かされた。今のロシアになっても、大きくは変わりません。6、7時間働くのが限度です。ギリシャも、だらだらと会社にいる時間は長くても、お茶を飲んで、お喋りをして、生産性は低い、ということでしょう。

池上 明らかにそうです。これに対し、ドイツの生産性は、日本より遥かに高い。
 まず早くから会社に着いて、始業時間きっかりにパソコンの電源を入れる。集中して仕事し、12時きっかりにやめる。お昼を食べに行き、1時にはまた机に座って5時まで仕事に集中。5時になるやいなやパッとやめて「はい、さようなら」。機械的に正確です。

佐藤 ドイツでは日中テレビ放送が始まったのは、この10年くらいのことですね。昼間は皆働いていて、テレビを見る人がいない、というので、放送自体がなかった。

池上 そこにドイツの強さの源泉がありますね。


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(蛇足)

 佐藤さんの「ロシア(ソ連)人は年に2カ月の休みを取る」、でヘンな話を思い出した。これも佐藤さんの話で、前にもご紹介した副島隆彦さんとの対談本『崩れゆく世界 生き延びる知恵』に載っていた。抜粋してご紹介します。

佐藤 ロシアでは、夏休みが2カ月あります。これはソ連時代にできた慣習です。6月から10月までの間に、夫婦で別々の時期に休暇を取るのです。それで、それぞれが一人でクリミアのリゾート地に行って、思い切りセックスをして、充電してくるのです。「川を3つ越えたら秘密は何もない」と、ロシア人は言います。

 ロシア人の女性というのは、10代の頃はほんとに女優さんみたいな人が多い。ところが30代を超えると、体重も3桁になってしまいます。

 そうなると、夫婦で毎日、セックスをする気にならないわけですよ。それで、リゾート地に行って、「はーい」という感じで、バカンスに来た男女が誘いあう。


以上
 

 

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teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

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