第4次産業革命点描

第4次産業革命点描
 四国16年4月21日
第4次産業革命点描
 四国16年4月28日
第4次産業革命点描
 日経16年4月24日
第4次産業革命点描
 高松サンフラワー通りは、ハナミズキはすっかり終わり、ツツジの天下。
第4次産業革命点描





 第4次産業革命点描


● 四国新聞4月21日 投資ストラテジスト 武者 陵司さんのコラムから抜粋します。

 「知恵」が価値生む時代

 人類は農業革命産業革命と過去2回の産業革命を経験し、生活水準を飛躍的に高めてきた。農業革命は食料の生産量を大きく増加させ、人類を飢餓から救った。土地に根付いた経済のあり方だった。

 次いで起こった産業革命は、機械の発明により、資本の生産性を著しく高め、人々の生活水準を劇的に向上させた。

 世界は今、第3の変革期に来ていると考えられる。資本よりも大事になってきているのが「知恵」。知恵がなければ、資本もただの紙くずになってしまう。同じ資本や労働力であっても、知恵が決定的に重要な役割を持つようになった。

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● 四国新聞4月28日の記事を抜粋します。

 人工知能で低成長克服
 経産省が新ビジョン
 GDP846兆円見込む

 経済産業省は27日、人工知能(AI)やロボットといった最新技術を経済成長につなげるための「新産業構造ビジョン」の中間整理案を公表した。

 現状のままでは国内産業は海外企業の下請け状態となり、2030年度に15年度比で735万人の雇用が失われると試算。技術革新が実現すれば、人口減少による低成長を克服し、名目国内総生産(GDP)は846兆円に達すると見込んだ。

 成長シナリオでも産業や就業の形態が大きく変わることに伴い、雇用は30年度に161万人減少するが、所得は向上する。日本は変革か、停滞かの分かれ目に立っていると強調した。

 ビジョンはAIの他、インターネットを介しさまざまな機器を管理する技術(IOT)や膨大な情報(ビッグデータ)、ロボットの活用を第4次産業革命と位置付けた。

 こうした技術を核に、金融や医療、教育やエネルギー、物流、ものづくりなど広い範囲で新しいサービスや事業を生み出す可能性があると指摘。

 実現に向け、データ活用に向けたルール整備や、教育・労働制度の見直し企業の枠を超えた技術開発と産業再編を求めた。


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 第4次産業革命は社会の隅々まで変革を迫る可能性がある。ほんの一例であるが、現に野球が変わりつつあるという。あらゆるスポーツが変わるだろう。ビッグデータで、スポーツだけでなく、あらゆることが変わっていくだろう。


● 日本経済新聞4月24日読書欄から『ビッグデータ・ベースボール』(トラヴィス・ソーチック著)紹介欄(早稲田大学教授・平田 竹男さん)を抜粋します。


 米球団に劇的な変化もたらす

 データ野球が進化し、もはや以前のデータ野球は陳腐化した。カメラの解像度、センサーの高度化と情報通信技術(ICT)の組み合わせにより、データの質と量が大きく変化した

 例えば、投球。外角低めのカーブ。かつてはスピード止まりであったが、今は高低差やスピード差まで全ての軌跡がデータ化される。それまでの投手別野手別の打率、ヒット数、出塁率、四死球、三振数などにとどまらず、投球の正確な軌跡やスピード、そしてリリースポイントのデータ、打球の正確な軌跡データと、打撃の瞬間からの守備選手の動きをすべてトラックするというビッグデータ野球で2013年に〝革命〟が起きる

 以前はワールドシリーズ制覇5回を誇る名門チームであったピッツバーグ・パイレーツは、1993年から2012年まで、20シーズン連続負け越しという不名誉な記録を作った。それに伴い観客動員数も全米最低水準。ところが、パーレーツは13年から3年連続でポストシーズンに進出したのだ。

 本書で書かれているのはこの間の劇的な変化の詳細である。

 ピッツバーグの躍進は左打者への独特の守備シフトからであった。1960年代日本の「王シフト」を連想させるが、本書の醍醐味はここから。ゴロを打たせるためツーシームボールの内角攻めを多用するよう投手を指導する。審判の判定分析にもデータを使い捕手の受け方にもコツが。ビッグデータを視覚的に用い、選手一人一人を説得する。こうしたことによりパーレーツは、抜群の守備力を誇り躍進する。

 投手の鑑定にも、以前のスピード、球種、制球という要素から落差や幅という要素が重要視され、無名選手がオールスターへ。肩の予防にもビッグデータを用いる。

 フロントが効率的な選手獲得にデータを駆使した「マネーボール」の時代とは隔世の感があり、現場の戦略的差配に直結する。これがパイレーツに始まるビッグデータ革命である。


以上

 
 

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teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

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