プラグマティズム

プラグマティズム
プラグマティズム
 朝日新聞16年5月29日
プラグマティズム
 香東川のコサギ
プラグマティズム
 香東川の亀たち(天気のいい日は多数で日向ぼっこしている)
プラグマティズム
 毎日16年5月31日





 プラグマティズム


 大学生のとき1年半ばかり大学の寮に入った。大学生になったら3つのことをしようと思っていた。①勉強②いろいろなアルバイトいろいろな人を知ること、である。③のために寮に入った。

 大学の寮には民青員(日本共産党の下部組織)が多かった。皆おおむね真面目であった。しかし、驚いたのは、18歳、19歳で共産主義を信じていたことである。そんなに早くから自分の思想を固めてどうするのかと思っていた。

 私が学生だった1970年代ならまだ共産主義に幻想を持ちえたのでまだしも、世界中の共産主義国家が破綻し苦闘している現在でも信じている人がいるのは不思議でしょうがない。共産主義ほど人類に災厄をもたらした思想はない(社会民主主義なら分かる…例えば北欧諸国)。


 私は今でも思想が固まっていないが、しいて言えば、プラグマティストである。朝日新聞5月29日の記事によると、プラグマティズムの考え方は、①唯一絶対の真理は存在しないと考える(多元主義)、②人間が抱く信念や意見は常に誤り得ると考える(可謬かびゅう主義)、③概念や知識は経験や実践により検証され、その結果が有用であれば真理と認める、である。


 朝日新聞の記事を抜粋してご紹介します。


.......... ...........


 異なる信念の共生へ 試行錯誤


 「実用主義」と訳されるプラグマティズムは、「行為」を意味するギリシャ語「プラグマ」に由来する。物事の真理は行動や経験の結果で判断できる、との立場を取る。
 1870年代の米国で、論理学者パースや哲学者ジェイムズらが集った私的な研究会から生まれた思想だ。

 当時の米国は、ダーウィンの「進化論」の影響で科学とキリスト教信仰との対立が深まるとともに、奴隷制存続を主張する南部と廃止を唱える北部が戦い、60万人以上が戦死した南北戦争が終わって間もないころ。

 「その反省から異なる思想の共生を目指し、唯一の正しさを否定するところからプラグマティズムは始まった」と大賀祐樹・聖学院大非常勤講師は言う。また、人間の知性は誤り得るとして、唯一絶対の真理を探究する伝統的な西洋哲学を批判した。


 実用主義と訳されるゆえんは、知識や概念は経験や実践により検証され、その結果が有用であれば真理とする点にある。

すべてを解決できる『唯一の正しさ』には到達できないが、その時々の問題の解決に有用な『それなりの正しさ』には到達できる。暫定的な真理を肯定し、間違いが見つかれば修正する。柔軟な多元主義なんです」と大賀さん。
 宗教上の信仰も、その人が信じることで心の平安を得るなど有益であれば、たとえ他人には非科学的で誤りと見えても、一つの真理として認める。

 20世紀に入り、プラグマティズムの適用範囲を教育や民主主義などに哲学者デューイによって、「知識は問題解決に役立つ道具」とする道具主義が確立される。問題解決への仮説を立て、実践によって検証を繰り返し、そのつど修正を加え、より良き方法を求める。知識はそのための道具という考えだ。

 大賀さんは言う。「あきらめることなく対話を継続してコミュニケーションを図り、相互理解の可能性を探るのです」

 (池田洋一郎さん)


以上


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teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

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