英 EU離脱の衝撃

英 EU離脱の衝撃
英 EU離脱の衝撃
 毎日新聞16年6月25日
英 EU離脱の衝撃
 四国新聞16年6月23日
 柴犬はおとなしくて賢いので世界的にも人気があるらしい。




 英 EU離脱の衝撃


 昨日今日と、「英 EU離脱」のことしか考えられない。テレビで若い英国人女性がインタビューに答えていた。「私の人生で二度とない大事な投票だと思う。真剣に考えて投票したい」と。

 今朝の主要新聞はすべて読んだ。毎日新聞6月25日4面の一部を抜粋してご紹介します。


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  存在感大きく

 現在28カ国が加盟するEUの中で英国の存在感は大きい。人口や国内総生産(GDP)が大きい「ビッグ4(独仏英伊)の一角で、欧州統合の枢軸である独仏とは一線を画しながらも、米国とのパイプとしての役割を果たす。

 経済的には非ユーロ圏だが、ポンドは事実上の欧州代の国際通貨だ。軍事面では北大西洋条約機構(NATO)の中核の一つで、国連では仏とともに安保理常任理事国として、EUの共通安保外交政策にも深く関わってきた。


 国を二分 修復に課題

 ウィリアム ホースリー (元BBC記者)


 国民投票の結果に衝撃を受けている。EUからの離脱の決定は、英国にとって経済や安全保障、これまで築いてきた外交関係においてとても大きな打撃となる。日本で例えるなら、日米安全保障条約を破棄するようなものだ。国が繁栄してきた基盤となる環境が変わってしまう影響は計り知れない。英国の先行きは不透明だと言わざるを得ない。


 離脱派が勝利した要因は、有権者の「怒り」だと考えている。2004年にポーランドなど東欧諸国がEUに加盟し、それらの国から、より豊かな暮らしを求めて英国に渡る移民が急激に増えた。その総数は300万人(注)にも上っている。かつてこの国の歴史において、これほどまで多くの移民が短期間に押し寄せた例はない。

 ボリス・ジョンソン前ロンドン市長ら離脱派は、移民が「職を奪っている」「社会保障費を増やしている」などと主張し、低所得者層を中心に市民の怒りや危機感をあおることに成功した。そして、「テーク・バック・コントロール(EUから支配を取り戻す)」という、「強い英国」を連想させる言葉を使い、有権者の心をつかんだ。

 一方、キャメロン首相は国民投票の運動を通じて、EUから離脱した際の危険性を強調してきた。とりわけ、経済、貿易、安全保障の観点からEUを離脱すべきでないと説いてきた。「残留できる」という慢心もあったのかもしれない。結果は予期せぬものとなった。多くの有権者が、EUの役割をきちんと理解していなかったのかもしれない。


 すでに離脱の影響は出初めている。株価は急落し、ポンドも大きく下落している。EUでも英国の離脱が決まったことで、イタリア、アイルランド、ポルトガル、ハンガリーに加え、フランスでさえも離脱を主張するかもしれない。英国だけでなく、EUにとっても「ギリシャ危機」と「難民危機」に次ぐ、新たな危機が訪れる可能性があるのだ。

 加えて、課題になるのが、分断された英国社会をどう修復していくかということだ。スコットランドでは、投票結果の判明後、有力政治家が独立を再び目指す意向を表明した。政党でも、与党の保守党が真っ二つに割れた市民社会においても、運動を通して、離脱派と残留派の人々の間で分断が進んだ。我々は、こうした分断をできるだけ早急に修復しなければならない。国民投票が我々に残した課題はあまりにも大きい。  【聞き手・松井聡さん】


(引用者注)日本の人口はちょうど英国の倍くらい。日本に600万人もの移民がやってきたらそりゃーみんな怒るわな。中国が崩壊したりしたらあり得ないことではない。


以上


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teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

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