コーピングとしての読書

コーピングとしての読書
 讀賣新聞16年6月28日
コーピングとしての読書
 庄野潤三全集(講談社) 巻末の解説は阪田寛夫さん。大学生時代苦学生(本人は苦ではなかった)であったが、こういう全集を買っていた。
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 朝日新聞16年7月1日  「あぁ大阪」
 庄野潤三さんは、大阪住吉区の人であるが、父は初代帝塚山学院長、兄も学院長で児童文学者の英二さん、弟も織田作之助賞をもらった至さん。大阪のええしのボン。良質な大阪もある。
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 テロップは同級生の女の子のこと。テレビ東京系・鶴瓶の「巷の噺(ちまたのはなし)」より。
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 マックで隣に座っていた小5くらいの男の子2人女の子2人。食べたり、飲んだり、しゃべったり、ゲームをしたり、勉強したり。女の子2人は、男の子の頭を叩いたり、手を洗ってきた水をかけたり、しつこく靴紐を引っ張ったり、次々ちょっかいを仕掛けている。男の子は慣れている様子。面白い。
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 コーピングとしての読書


 完全に個人の趣味の話であるが、先日の讀賣新聞に懐かしい名前が出ていた。作家の庄野潤三さん。学生時代家族に病人が多かったので欝々とすることが多かった。先日のNHKスペシャル『キラーストレス』で、ストレスの対処法として①運動、②コーピング(自分なりのストレス対処法、リラックス法)、③マインドフルネス(瞑想)が挙げられていた。

 ①と②は経験的に自然にやっていた。②のコーピングの1つとして読書をしていた。中でも庄野潤三さんの本が好きである。『ゆうべの雲』『ザボンの花』『ガンビア滞在記』などは繰り返し読んだ。


 讀賣新聞6月28日「間奏曲」欄を抜粋してご紹介します。


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 勤務先退社「無謀極まる」
 庄野潤三 阪田寛夫に翻意促す


 大阪市住吉区に生まれ育った芥川賞作家、庄野潤三阪田寛夫(さかた・ひろお:「サッちゃん」「ねこふんじゃった」などの作詞で有名)の半世紀にわたる書簡群を取材する機会に最近、恵まれた。

 日付は1962年5月1日。勤務先の朝日放送を辞めようとする36歳の阪田に、41歳の庄野〈君は思ひ切ったことをやるので心配です。(略)客観的に云って無謀極まるものです〉と翻意を促す内容だ。切羽詰まった調子に驚かされる。

 庄野もかつて同じ会社に在籍したが、芥川賞を受賞して退社した。専業作家の大変さをよく知っていたのだろう。〈朝日放送でもらってゐるだけの月給をいったいどこがくれますか〉とたたみかける。

 元文藝春秋編集者の高橋一清さん(71)は「2人の間には、兄弟愛を思わせる深い絆があった」と振り返る。

 この証言通り、書簡には、弟に向けるような生々しいくだりもある。〈文壇で生きていくには、厚顔無恥で、下品で、いやらしくないと駄目なのです。(略)さうでない人は草むらのコホロギみたいにかぼそく、みじめにすがりついてやっとイキしてゐるだけです〉

 「第三の新人」として脚光を浴び、文壇の裏側にも接した庄野の実感は、かくも厳しいものだった。

 引き留めにもかかわらず、阪田は翌年退社。10年後に芥川賞を受賞し、児童文学や評伝でも活躍した。今となっては、専業作家になった選択を「無謀」と思う人はいないが、成功の陰に、親身になって助言し、見守り続けた庄野の存在があった。  (中さん)


以上


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プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

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