南シナ海中国の横暴

これぞ中国
 朝日新聞16年7月13日
南シナ海中国の横暴
 毎日新聞16年7月13日
南シナ海中国の横暴
 同上「余録」 数日前ブログで触れたマリア・ルス号の件が書かれている。
南シナ海中国の横暴
 国連常任理事国の一国ロシアがクリミア半島を奪取し、もう一国の中国は勝手にこのようなことをしている。
南シナ海中国の横暴
南シナ海中国の横暴
 ニューズウィーク日本版16年7月19日号 
南シナ海中国の横暴
 高松市飯田町のイチゴ農家




 南シナ海中国の横暴


 国内で治安が保たれているのは、警察力、最後には自衛隊という暴力装置があるからである。世界的には、第二次大戦以後はアメリカが世界の警察官の役割を果たしてきた。そのアメリカの力が相対的には弱まり、「世界の警察官ではない」と言い出して、世界は騒然としてきた。日本国憲法前文にある「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持」できる状態からますます遠ざかりつつある。

 なにせ国連常任理事国5か国(すべて核保有国でもある)の内、ロシアと中国がヤクザまがいの違法を犯している。しかし、それを糺す物理的力をわれわれは持っていない。攻め込まれないだけの自衛力は必要であるが、戦争だけは何としてでも避けたい。ジレンマである。


 19世紀からわれわれは進歩しているのか?毎日新聞7月13日の「余録」をご紹介します。


.......... ...........


 日本が初めて経験した国際裁判は明治初めのマリア・ルス号事件だった。横浜に停泊していたペルーの貨物船で奴隷として監禁されていた清国人への虐待が発覚、日本政府が解放したところ、ペルー政府が国際法違反だと抗議したのだ。

 紛争はロシア皇帝・アレクサンドル2世を判事とする仲裁裁判に付され、1875年に日本側勝訴となる。奴隷だった230人余はすでに清国政府が用意した船で帰国していた。世界的にも国際裁判の黎明期の成果だった。

 19世紀末のハーグ平和会議では常設の仲裁裁判所の設置が決まり、20世紀には国際司法裁判所も設けられる。もちろん大国の身勝手によりしばしば踏みにじられてきた国際法だが、国際紛争を国際法によって公正に、平和的に処理するのは人類全体の悲願といえよう。


 これは冗談かと初めて地図を見る人をあぜんとさせる「九段線」である。中国が歴史的権利を主張する南シナ海のほぼ全域を点線で示したもので、周辺諸国をなめる「舌」の形だ。それを国連海洋法条約違反とするフイリピンの提訴をめぐる仲裁裁判所の判決が出た

 そんな歴史的権利を主張する法的根拠はない、そうはっきりと断定したこの判決である。中国が造成した人工島は海洋権益を設ける条件を備えていないとも判定した。これに対し中国政府はかねて表明していた通り、裁判は受け入れられないと強い反発を示している。

 19世紀から人類が積み重ねてきた国際法による紛争解決の努力に背を向ける国が、21世紀の世界で尊敬される地位を占められるのか。お得意の「核心的利益」の所在を見誤ってはならない中国指導部だ。


以上


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teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

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