空想…20年後の車社会①

空想…20年後の車社会①
 朝日新聞16年7月15日
空想…20年後の車社会①
 日経新聞16年7月18日
 日本の乗用車7社の2016年度の研究開発費は、環境規制の強化対応、自動運転開発などで過去最高の2兆8千億円の見通し。投資余力のない中堅メーカーは大手の傘下に入らざるを得なくなる可能性が高い。
空想…20年後の車社会①
讀賣新聞16年7月20日
空想…20年後の車社会①
 近頃クマゼミがかしましい。幻聴か深夜の今も耳の中でセミが鳴いている。昼間庭に出ると数十匹のクマゼミが飛び立つ。短い命を懸命に燃やしている。写真は数十年ぶりに見たニイニイゼミ?3㎝もない。アブラゼミもめったに見ない。
空想…20年後の車社会
 押しボタン式信号機が青に変わるわずかな時間も、暑さを避けるため電柱の影で待つ。
空想…20年後の車社会①
 香東川中州の鳥たち。カモメ、カワウ、中サギなど。





 空想…20年後の車社会①


 近頃、完全自動運転が実現するであろう20年後の社会のことをよく考える。社会がガラリと変わることは間違いない。そういう意味でソフトバンクの孫社長が英半導体設計大手のアームホールディングス(ARM)を3.3兆円で買収しようとしているのは理解できる。大バクチには違いないが、現在の地にとどまることもバクチである。それにしても創業者ならではの決断。サラリーマン社長ができることではない。

 あまり問題を拡げても手にあまるので完全自動運転に絞りたい。朝日新聞7月15日千葉大学教授・神里達博(かみさと・たつひろ)さんのコラムの一部を抜粋してご紹介します。


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 自動運転車の未来


 仮にレベル4の(完全)自動運転が実現したとしよう。まず、運転を生業とする人たちの雇用が失われる。これ自身、重大な社会問題だが、それすら問題の一部である。

 事故が起きなくなれば、自動車保険は不要になる。また、電気自動車の割合も増え、ガソリン関連産業も縮小するだろう。何よりも、自動運転の世界で覇権を握るのが、現在競争力を維持している自動車メーカーである保証は、どこにもない。これは特に日本にとって深刻な事態だ。

 インターネット検索大手の「Google」が、自動運転に積極的な投資を続けていることは有名だが、それは、自動運転の本質が、社会インフラのIT化であると理解しているからであろう。

 特定のIT企業が中心となって社会システム全体を丸ごとAI(人工知能)で管理し、自動車メーカーはそのいわば下請けとなる、といった可能性も否定できない。

 それは、通信の主戦場がスマートフォンに移行する際に、日本のメーカーの競争力が急速に失われていった時と似た状況が、「自動車」を舞台に、より広範囲で起こることを意味する。



以上


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プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

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