憲法は道具である

憲法は道具である
 毎日新聞16年8月12日
憲法は道具である
 讀賣新聞16年8月17日
憲法は道具である
 朝日新聞16年8月17日2面
 「街頭政治 SEALDsが残したもの」。何でシールズがごときを2面で大々的に取り上げるのか?
憲法は道具である
 朝日新聞8月17日社説
 …と思っていたら、社説でも取り上げていた。地方に住んでいたらシールズなんて「そんなの関係ねぇ」
憲法は道具である
 朝日新聞16年8月18日4面
 …と思っていたら今日も取り上げていた。今後9回連載するんだと!!朝日新聞社は新聞社ではない。共産党と同様の運動体である。民進党といい朝日新聞といい、もっとまともな批判勢力がないものか。
憲法は道具である
 香東川17日早朝いっとき大雨が降ったお陰で涸れていた川がよみがえった。
憲法は道具である





 憲法は道具である


 アメリカのバイデン副大統領が「日本国憲法はわれわれが書いた」と発言し話題になっている。事実である。1946年当時、アメリカは、日本が2度と彼らに歯向かうことのないよう、アジアの三流農業国に貶(おとし)めるつもりであった(1950年朝鮮戦争勃発で考えを変えたが)。

 マッカーサーは日本側が提起したいわゆる「松本案」を蹴り、「マッカーサー3原則」を民生局のケーディスに示し、ケーディスは20数名のスタッフを集め、1週間余で日本国憲法を書き上げた。スタッフに憲法学者は1人もおらず、各国の憲法をコピー&ペーストしたお粗末なものであった(私は中学生時代から思っていたが、日本語としてもおかしいのではないか)。


 毎日新聞8月12日に東京大学名誉教授の大沼 保昭(やすあき)さんが「憲法と民主主義」について述べている。私の考えに極めて近い。抜粋してご紹介します。


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 立憲主義だけでよいのか


 およそ憲法を含む法は、国民の生存と暮らしを支える道具です。それ自体が目的・価値ではありません。なのに、安全保障法制の論議以来、野党や「リベラル」なメディアはひたすら立憲主義を唱え、すべてを憲法に帰着させようとしてきた。これは明らかにおかしい。

 9条は確かに大事な憲法規範です。9条に限らず、70年前に作られた現憲法は当然その時代の制約を受けている

 ですから、憲法を守ることを自己目的化するのは間違っています憲法は国民の幸福のための道具と割り切って考えるべきで、宗教の聖典のように扱うべきではありません。

 世界には約200の国があって、それぞれが憲法を持っている。また、歴史的に見るなら何も近代立憲主義の憲法だけが憲法ではない。自分の立場を相対化せず、日本の憲法だけを物神化する議論は独善的で危険です。

 安保法制をめぐっては、メディアも政党もひたすら9条の厳格な解釈か、柔軟な解釈か、という議論に精力を注いで、60年安保の時代の議論に逆戻りしてしまった

 安倍政権と自民党の側に問題があるのはその通りでしょう。復古主義的な憲法観を漂わせている。自民党の改憲草案にある「固有の文化」や「伝統」は、明治以降に「創られた」伝統・文化であって、学問的な根拠に乏しいものです。

 他方で、憲法を考えるのに文化的な伝統なんて考えなくていい、普遍的な平和主義と民主主義と人権さえあればいいんだという憲法観も、一面的すぎる。「立憲主義」の主張者たちは欧米中心的で近代主義的な憲法観にとらわれ過ぎて、憲法とは国民がそれぞれの歴史、文化を踏まえて示す国のあり方なのだという憲法の原点を忘れているのではないか。


 立憲主義を軽んじてよい、というのではありません。民主主義は、議論を尽くして最終的には多数決で決めることになっている。しかし、多数決で決めてはいけないことがある。それを守るのが人権であり、近代立憲主義はそのとりでです。
 いくら多数の意向を尊重すると言っても、1000人の人が999対1で1人をライオンと戦わせて楽しむようなことはやってはならない。

 立憲主義と民主主義は近代の政治法思想で常に問われてきた二つの原理です。しかし、社会を成り立たせているのは、立憲と民主の原理だけではない
 
 典型的な近代主義的なフランス人権宣言さえ、自由平等のほかに友愛をうたっています。日本が育んできた文化には謙譲の美徳があり、価値の多様性寛容という原理も、日本の将来には必須のものでしょう。そういうさまざまな価値の中での国のあり方、国のかたちを考えなければならない。


 「立憲」であれ何であれ、一つの価値だけを奉じて突き進んでいくと、対立が先鋭化して、成熟した賢慮が働かない。その意味で、安保法制以来の言論空間のあり方について、メディアは深く自省すべきではないか。 【聞き手 論説委員長 古賀攻さん】


以上


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プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

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