『 漂うままに島に着き 』

『 漂うままに島に着き 』
(朝日新聞出版) 1620円
 島とは、うどん県小豆島。
『 漂うままに島に着き 』
 (本の雑誌社) 720円
 気になる記事がある号は買っている。
『 漂うままに島に着き 』
 四国新聞16年8月27日
 高松市出身、長い下積みで中年になってから人気が出てきた、などで陰ながら応援している人。息子に日ごろから「(問題を起こして)私から仕事を取り上げないで」と言っていたこと、「私は…一つの商品です」など、人生に対する覚悟が感じられる。私のモットー「人生一寸先は闇」にあまりにも合致してしまった。ため息が出る。
『 漂うままに島に着き 』
 この本には2人の「普通」ではない人が出てくる。この本を読んでから、なるほど世の中にはこういう人もいるのだなと納得がいった。一例であるが、雇って何年もしてから「定時に出社するのが耐えられない。何故そうしなければいけなのか分からない」と言って辞めていった人がいる。彼にしてみれば「普通」と折り合いをつけるために頑張ったのだろうが、「普通でない思い」がふつふつと沸き起こって耐えられなかったのだろう。「北に向かって放浪したい」とか言い出す。
 高畑祐太容疑者(22)もそうだったのだろう。20歳前後の若者の性欲は水爆を抱えているようなものである。しかし、相手をどれだけ傷つけるか、自分の将来がどうなるか、周りにどれだけ迷惑をかけるかを考えて、思いとどまるのが「普通」である。バカ息子。愚かというほかない。
『 漂うままに島に着き 』
 四国新聞16年8月27日
 関東大学バレーボール連盟が、秋季リーグの11日間中6日間を非公開とし、観客を入れない異例の措置を取るという。恐らく女性ファンがキャアキャア言って試合が成立しない恐れがあるのだろう。贔屓の引き倒しである。




 『 漂うままに島に着き 』


 『世界屠畜紀行』(解放出版社、角川文庫、11年6月29日ブログに書いた)以来の内澤旬子姐(じゅんこねえ)さんのファンである。12年2月20日のブログでは『おやじがき』(講談社文庫)を取り上げた。

 旬子姐さんの消息は『本の雑誌』である程度つかんでいる。毎月、「着せ替え手帖」という欄を読んでいる。また、この雑誌の最後のほうに「今月書いた人」という欄があり、消息が知れる。この欄は原稿到着順であり、旬子姐さんはいつも青山南さんと最後を競っているので見つけやすい。

 旬子姐さんが瀬戸内海の香川県小豆島(しょうどしま)に居を定めたことを知ったのも「今月書いた人」欄だったか、新聞の文芸欄だったか。とにかく驚くと同時に嬉しかった。東京にしろ、小豆島にしろ、高松にしろ、ある程度土地勘はある。そして、その経緯を書いた本が出るのを待っていた。

 『本の雑誌』2016年9月号の「今月書いた人」欄にこの本が出たことを書いていたので、早速いつもの宮脇書店に注文して入手した。気になったのは同欄に、「真夏のさなかにヤギを連れて島内引っ越しで、ネット、冷房、風呂すべてないところで生きています」とあったこと。

 旬子姐が島でヤギを飼ったり、鹿を猟っているのは驚きでもなんでもない。彼女なら当然そうあるべきである。

 心配なのは、この本の「あとがき」で、「女一人暮らしにして多少なりともメディアに顔を出さねばならない(この出版不況では出さねば生きていけない)身の上としては、セキュリティを考え直さねばならない出来事が起きてしまった」、とあったこと。これはいけません。


 実は、私の91歳になる母親は、1945(昭和20)年、20歳のころ小豆島の小学校の教員をしていた。その母から昔聞いたのは、小豆島には夜這いの風習が残っていて、下宿の「家の瓦がミシミシいって怖かった」とのこと(念のため…70年前の話)。そういうことでなければいいのだが…。


 旬子姐には、できるだけ長く、快適に、小豆島で暮らしていただきたい。週に1度ほど高松にも来ているそうなので、その内お目にかかる機会があるかも。その場合も、「ファンです。本、読んでます」程度にとどめておきたい。それがファンの生きる道。


以上


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プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

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