微差が重要

微差が重要
 毎日新聞16年9月2日
 洒落た制服、劇場のキャスト意識、現場提案の採用、幹部登用、などで、従業員のやる気を高め、生産性を向上させた。
微差が重要
 日刊工業新聞16年9月6日
 コモディティ(日用品)化した商品でも、まだまだ改良の余地があるものだと感心させられる。2割高くても売れそう。今年の冬は、顔がスッキリ見える、小顔に見えるなど、「マスク美人」が増えそうである。
微差が重要
 殺風景な事務棟でも赤い線を入れるだけで洒落て見える。
微差が重要
 マズローの欲求5段階説。これらの欲求にどう応えられるかが勝負。





 
 
 微差が重要


 少しの人間心理への配慮、少しの工夫、ちょっと角度を変えて考えてみる、今まで当たり前だと思っていたことを根本から考え直してみる、などが、大きな差をもたらすことがある。


 毎日新聞9月2日の記事をご紹介します。


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 【ワシントン清水憲司さん】手際のよい新幹線清掃で知られるJR東日本のグループ会社が、米ハーバード大経営大学院(ハーバード・ビジネス・スクール=HBS)の必修教材として採用される。短時間で清掃を終える姿がメディアで「奇跡の7分間」と話題になり、HBSも「経営者のあるべき姿を示した事例」と評価、次世代のビジネスリーダーに学んでもらうことにした。


 「奇跡の清掃」 
 世界の教材
 新幹線の事業 ハーバードで必修化


 取り上げられるのはJR東日本テクノハートTESSEI(テッセイ)。JR東日本が運営する新幹線の清掃作業を請け負っている。JR東の新幹線は、折り返しの東京駅で12分間停車するが、乗客の乗降時間を除くと、清掃に充てられるのは7分間。この間に従業員はテーブルや床、トイレの清掃、座席の方向転換などの作業を終える。

 テキパキと作業する姿を米CNNなどが取り上げ、海外でも話題になった。

 同社は約10年前まで苦情が多く、従業員の士気も上がらないなど問題を抱える企業だった。「きつい」「汚い」「危険」の3K職場で離職率が高く、上司は𠮟責で現場を押さえつけるばかりで、従業員が委縮する悪循環に陥っていた。

 それを立て直したのが、2005年にJR東から経営企画部長として送り込まれた矢部輝夫さん(69)だった。矢部さんは旧国鉄に入社後、約40年間にわたり運行の安全対策を担当。着任すると「現場が『自分たちはダメだ』と思い込んでいる」ことが分かった。

 制服をレストラン風のデザインに変えたり、車両を従業員が清掃の技量を見せる「新幹線劇場」と呼んだりして職場の雰囲気を一新することから始めた。

 「夏はアロハシャツを制服に」「帽子に花飾りをつけたい」と、現場で相談した提案には「ノー」を言わず、仲間のよいところを報告してもらい、幹部登用にも道を開くことで士気を高めた。一方、遅刻を重ねるとボーナス減額など信賞必罰も徹底した。


 HBSは、テッセイの事例を、管理強化だけでなく、従業員の意欲を高めて生産性を向上させたと評価。昨年5月から選択教材として扱ったが、学生の反響が大きく必修化が決まった。今秋から約900人の学生がテッセイの事例を研究しながら企業経営のあり方を吸収していく。

 教材には、担当教官のイーサン・バーンスタイン助教授(40)が従業員から直接聞き取った生の声も盛り込んだ。バーンスタイン氏は「学生の中には、リーダーシップとはコントロールすることであり、金銭的な動機付けでほとんどの組織の問題は解消できると考える者もいる。学生は多くのことを学ぶだろう」と期待している。


以上


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teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

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