国家崩壊が最悪

国家崩壊が最悪
 朝日新聞16年9月13日
国家崩壊が最悪
 ここ数日敬老会関連で忙しく、新聞が溜まったので、マックに読みに行った。
 マックのプレイランドで女の子が踊っていた。対面には親がいると思われる。
国家崩壊が最悪
 大きいほうの2人が左の金網に上ったり、メッチャ自由。女の子が元気。日本は平和である。





 国家崩壊が最悪


 1991年1月イラク軍がクウェートを侵略して、アメリカを中心とする多国籍軍がイラク軍を打ち破った。いわゆる湾岸戦争である。私はこの時、無条件に多国籍軍を支持した。

 2001年9月アメリカで同時多発テロが起きた。2003年2月アメリカはイラクに大量破壊兵器が隠されているとして、3月イラク戦争に踏み切った。4月フセイン政権は崩壊、12月フセイン元大統領を拘束、裁判にかけ06年12月フセインを処刑した。私はこの動きに疑問を持った。欧米的な人権には問題があったが、それなりに統治していた。あの地ではそうせざるを得ないのかもしれない。

 アメリカは2011年12月まで米軍を駐留させ、治安回復に努めた。日本占領期の成功の経験があったことも大きかった。しかし、それは違う。日本は曲がりなりにも民主主義の経験があった。受け入れる素地があった。中東やアフリカなどは民主主義の経験がない。部族主義とでもいうべきもの。アメリカは治安の維持に失敗し、無責任にも手を引いたあとは無政府状態である。軍閥が跋扈、「イスラム国」(IS)が台頭し、治安は極端に悪化した。人権もくそもない。


 2010年から2011年にかけて北アフリカチュニジアでジャスミン革命(民主化運動)が起きた。それは、エジプト、リビア、シリア、イエメン、ヨルダンなどに飛び火した。インターネットの普及のおかげであっという間である。欧米や日本の新聞などは「アラブの春」と讃え、民主化の動きを歓迎したが、私はこの辺りは民主主義の土壌がなく、無政府状態になるのではないかと恐れた。案の定である。難民が続出し、欧州を揺るがし続けている。諸国民の不幸はむしろ増した。


 朝日新聞9月13日の記事を抜粋してご紹介します。


........... ..........


 フセイン時代 懐古の声
 イラク戦争から13年 テロ・汚職「今はルールない」
 IS拡大 治安悪化


 イラクで旧フセイン政権時代を懐かしむ声が広がっている。テロの危険や宗派の分断が広がり、国際的な支援は行き届かない。米ブッシュ政権が、2001年9月11日の同時多発テロ後の「テロとの戦い」で始めたイラク戦争から13年。市民は希望を失いつつある。


 ●バクダッド中心部のバイク修理店主、カドゥム・ジャブリさん(60)の話

 イラク戦争は、24年間続いたフセイン政権を倒した。誰かが星条旗を掲げるのをみて、フセイン政権の恐怖が終わると喜んだ。

 しかし、期待は失望に変わった。テロや武力衝突が続き、街はすさんだ。経済が一向に良くならないのは、政治家の汚職のせいだと感じる。

 「サダム(・フセイン)はいなくなった。でも今は代わりに千人のサダムがいる」


 ●バクダッド市内で肉の路上販売をしているアメル・ジャサム・ハマドさん(42)の話

 日常的に緊張と不安にさいなまれている。
 
 「いつどこで爆発が起きるかもしれない。歩いていたら誘拐されたり逮捕されたりするかもしれない」

 「サダム時代は独裁だったが、夜でも家族と自由に出歩けた。今の政府には何も期待しない。ただ平穏に、安全に暮らしたい」


 ●薬剤師の男性(22)

 「サダム時代にはルールさえ守れば安全だった。でも今はルールすらない」


以上


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teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

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