現下の国際情勢

現下の国際情勢
 毎日新聞16年9月14日
現下の国際情勢
 今日の香東川。20日の昼ごろ台風16号が土佐沖を通過、大雨をもたらした。香川県には恵みの雨となった。潜水橋は明日から渡れそう。
現下の国際情勢
 彼岸花とはよく言ったもの。どんぴしゃり。





 現下の国際情勢


 毎日新聞9月14日の「経済観測」欄に、リコー経済社会研究所 常任参与の稲葉 延雄さんが、現下の国際情勢について上手にまとめている。抜粋してご紹介します。


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 むなしい国際会議の議論


 G20サミットは5日、世界経済の成長のため「金融、財政および構造改革を個別または総合的に活用」することを宣言して閉会した。しかし、何のための成長か、はっきりしない宣言でもあった。

 実際、世界経済が現在直面している問題は個別的であり複雑であり、経済の成長で簡単に解決できるようなものでもない。


 例えば、米国経済はまずまず良好で金利再引き上げを探っているが、社会的格差の拡大が構造的な問題として関心を集めている。建国以来のアメリカンドリームの実現期待に陰りが見られ、大統領選挙の争点にもなっている。

 欧州では、ヒト、モノ、カネの自由な移動を前提に域内経済の発展を図ろうとする理念自体が、テロの頻発や難民の大量流入、英国の離脱問題などで揺らいでいる。

 中国では、鉄、セメント、化学などの重化学工業分野が過剰設備、過剰在庫、過剰債務に苦しんでいる。設備廃棄や生産調整の必要性は認識されているが、真剣味はあまり感じられない。

 日本はほぼ完全雇用状態にあり、良好な経済を維持しているが、社会の成熟化に伴い、人々が感じる豊かさが変化している。単に物質的な豊かさだけでなく、健康寿命の延伸を含む長生きリスクへの備え、育児や高齢者介護の過度な負担の軽減、災害に強い住まいの確保などが、真の豊かさの程度を規定する要素として一層意識され、一部は政治問題にもなっている。


 このように世界経済の課題は多様であるが、もちろん、共通のリスクも存在する。例えば、最近のテロのまん延、領土拡張行為や兵器開発に触発された地域紛争の激化懸念などである。

 これらの抑止のための国際協調や監視体制強化こそが、本当はもっと深く議論されるべきであった


以上


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teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

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