死刑制度はやむを得ない

死刑制度はやむを得ない
 読売新聞16年9月25日
 日弁連は死刑制度を廃止しようとしているが、世論調査では8割以上が「死刑制度はやむを得ない」。
死刑制度はやむを得ない
 四国新聞16年10月8日
死刑制度はやむを得ない
 週刊新潮9月22日号
 お馴染み高山正之さんの「変見自在」
死刑制度はやむを得ない
 ザ・ススキ!
死刑制度はやむを得ない
 このところ天気が悪くてヤーちゃんに会えていなかったが、今朝ガラスと網戸の間に挟まっていたので逃がしてやった。悪さをしないのは知っているので逃げない。むしろ家の中に入ってこようとするので世話が焼ける。
死刑制度はやむを得ない
 読売新聞16年9月7日 『高松港の赤灯台』
 今日10月8日から11月6日まで瀬戸内国際芸術祭・秋会期が始まった。高松港も舞台のひとつ。ぜひお越し下さい。





 死刑制度はやむを得ない


 1989年の女子高生コンクリート詰め殺人事件は世の中を震撼させた。犯人の少年の両親も知っていて何の手も打とうとしなかったのにも驚いた。主犯格は当然死刑になったものと思っていたが、どうやらそうではなかったようである。

 2001年の付属池田小学校事件では、宅間守が小学生8人を刺殺し15人を負傷させた。週刊誌情報では、彼は草むらに女性を引き込んで多数の強姦もしていたようである(親告罪なので表面化し難い)。数多の犯罪を犯し、最期には本人も、自分で自分がどうにもならず、早期の死刑を望んでいたようである。

 日本の裁判にはあるパターンがうかがえる。①1人殺しただけでは死刑にしない②判決は検察求刑の8掛け③少年ならうんと減刑し、「更生して罪を償うように」と付け加える、などである。

 冤罪はあってはならないことである。「疑わしきは被告人の利益に」は当然である。

 しかし、例えば上の2つの事件で、被害者の無念はもちろん、女子高生や池田小学生の家族の立場を慮(おもんばか)ることも非常に大切である。犯罪被害者の家族も被害者である。一生癒せぬ傷が残っているのは間違いない。

 実際に、死刑反対からコペルニクス的転換をした人がいる。昨日テレビでニュースを見ていると、今回の日弁連の動きに対して抗議していた。元日弁連副会長で、全国犯罪被害者の会代表幹事だった(現在は顧問)岡村勲(いさお)弁護士である。彼のような人たちには想像力が欠如しているのか?立場が変わればコロッと変わる。勝手といえば勝手な人たちである。


 週刊新潮9月22日号高山正之さんの「変見自在」を抜粋してご紹介します。


.......... ..........


 ほとぼりは20年


 人権にとても厚い岡村勲弁護士は平成の御代になる少し前に日弁連の副会長に就任した。なってすぐに支那で大事故が起きた。

 高知県は共産党系が教育委員会を握る。だから高校生の修学旅行は支那、別けても南京大虐殺記念館が半ば義務付けられていた。

 高知学芸高校の生徒も上海から蘇州経由の汽車で杭州に向かった
 正面衝突して生徒27人と教師1人が死んだ(88年3月24日)。

 高知出身で、日支友好にも厚い岡村勲が日本側弁護団長として交渉に当たった。
 高知学芸高は知られた進学校だ。将来の逸失利益を含め1人5000万円が提示された。対して支那は同110万円を示した。

 日中友好の岡村は「それを呑もうとした」(当時の運輸相、石原慎太郎)から遺族は怒った。

 すると李鵬が出てきて竹下登に擦り寄って日支友好を繰り返した。おかげで岡村は400万円という超低額でサインできた。
 因みに李鵬はその5年後に「日本はあと20年で消えてなくなる」と豪州で語っている。


 同じころ、東京・若洲の埋め立て地に放置されたドラム缶からコンクリート詰めされた埼玉県立八潮南高校の女子高生(17歳)の遺体が見つかった(89年1月)。

 犯人は足立区の共産党員夫婦の息子、湊某(当時16歳)ら不良仲間5人で、88年11月末、帰宅途中の女子高生の自転車を湊がけり倒して逃げ、そのあと仲間が転んだ彼女を助けるふりをして車で拉致した。

 その日から40余日間、湊の自宅2階に女子高生を監禁し、仲間でかわるがわる輪姦した。この間、湊の父母は何回も彼女の存在に気づきながら放置した。

 彼女が電話で警察に助けを求めようとしたのを機に少年らはライターで手足をあぶり、局所にバットを突っ込むなど虐待をエスカレートさせ、年が明けて間もなく死に至らしめた。

 まるで野獣の犯行に世間は驚愕した。少年たちの弁護には岡村配下の東京弁護士会が当たり、日弁連の理想である少年の更生、共産党への理解を第一にした弁護を進めた。残忍な人殺しでも死刑などもってのほか、将来ある少年には社会復帰を前提に、刑期は短い方が望ましい

 その結果、主犯格を除いて湊某らは5年の刑で娑婆に戻った。うち何人かは婦女暴行やら振り込め詐欺やらで再度捕まった。日弁連は新たな被害が出てもそこまで責任は持たない。


 犯罪者への思いやり一筋に生きた岡村勲は副会長職を退任後、山一證券顧問弁護士に納まった。

 そんなある日、株で損した男が彼の留守宅を訪れて応対に出た夫人(63歳)を刺殺して捕まった(97年10月)

 岡村はその瞬間、日弁連で語ってきた犯罪者への思いやりも死刑反対もすべて投げ捨てた

 彼は東京地裁に妻の遺影を持ち込ませろ、犯人を法廷で面罵させろと要求した。裁判官には死刑を判決しろとせっついた。

 でもそれはあなた方日弁連が「被告の人権を侵害するから」とつい昨日まで認めなかったじゃないか。
 死刑もそう。日弁連は何人殺しても死刑はなし。それで最高裁が「2人殺せば死刑」で妥協してきた。日弁連はそれにも反対したのに今度は1人でも死刑という。裁判官も当惑した。

 しかしほかならぬ同じ法曹仲間だ。いわば身内。検察も裁判所も譲歩して控訴審では遺影持ち込みも被告に語る機会も与えた。

 ただ事件はかっとなってやった故殺ケースだから懲役8年がいいところ。死刑は難しい。結局、最大限の身内配慮で無期懲役に引き上げで勘弁してもらった。


 その日弁連がこの秋の集会で「何人殺しても死刑にしない宣言を出す方針」(朝日新聞)を固めた
 
 日弁連が密かに「1人でも死刑」を支持してから20年経つ。もうほとぼりは冷めたと思ったか

 それとも身内が被害者の場合は死刑ありの補足を付けるつもりか。


以上


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プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

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