世界はポピュリズムが溢れている

世界はポピュリズムが溢れている
 毎日新聞16年11月11日
 世界は、経済の低迷や格差の拡大、エリートへの不信、移民・難民の増大、犯罪の増加などで、イラついている。アメリカのトランプ、イタリアのベルルスコーニ、フランスのルペン、ドイツのペトリー、フィリピンのドゥテルテなど、ポピュリズム(大衆迎合主義)が溢れている。課税の公平、累進課税の徹底、福祉政策などで上手にコントロールしないと、大変なことになりかねない。分断を修復する必要がある。
世界はポピュリズムが溢れている
 朝日新聞16年11月11日
 ヒラリーは敗戦の弁で「ガラスの天井」を挙げたが、それはウソに近い。女性であることで負けたとは思えない。エスタブリッシュメント(既得権益者)、腐敗(私用メール問題を含む)、オバマと代わり映えしないこと、などが主因だと思われる。
世界はポピュリズムが溢れている
 産経新聞16年11月12日
 アメリカの新聞社も98%が読み誤った。
世界はポピュリズムが溢れている
 ニューズウィーク日本版16年11月8日号(元はカラー)
 元俳優のロナルド・レーガンも大統領にはなり得ないと思われていた。しかし、「強いアメリカの再生」を主張、軟弱なジミー・カーターが国民に嫌われて、大勝した。トランプと違うのは、カリフォルニア州知事を8年務めて政治経験があったこと。周りに優秀な人を集めて偉大な大統領になった。
(レーガンのナンシー夫人が占星術に凝っていて、夫の政策に影響を及ぼしたことも判明している)
世界はポピュリズムが溢れている
 ETV16年11月12日19時~ 。
世界はポピュリズムが溢れている
 色々実験していた。①お皿に少しのエサ+飼い主と②お皿にたくさんのエサだけを置いた場合、すべてのイヌは①に行ったが、すべてのネコは②に行った。また、イヌやネコを思いっきり構って遊んでやった後に愛情ホルモンのオキシトシンの量を量ったら、イヌは57%以上アップしたのに対し、ネコは12%のアップであった。イヌの方が人に依存していることが分かる。飼い猫(ビデオとGPS付き)が、半径1.5㌔以内の10箇所近くを我が物顔で闊歩していたのが面白かった。
世界はポピュリズムが溢れている
 香川大学教育学部横の街路樹。





 世界はポピュリズムが溢れている


 ポピュリズムとは、「知恵蔵」によると、「政治に関して理性的に判断する知的な市民よりも、情緒や感情によって態度を決める大衆を重視し、その支持を求める手法、あるいはそうした大衆の基盤に立つ運動」。まさに今回のトランプ氏が採った手法。


 毎日新聞11月11日、客員編集委員の西川 恵さんのコラム「金言」を抜粋してご紹介します。


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 多くのメディアと専門家はトランプ氏の米大統領選勝利を読めなかった。その中で米国の映画監督マイケル・ムーア氏はトランプ氏勝利で一貫していた

 ガチガチの反共和党の同氏が挙げている「トランプ勝利の5つの理由」の一つ。
 「米国の77%の有権者は女性、有色人種、それに35歳以下の若者で占められる。そのいずれでもトランプ氏は過半数の票は取れないと人々は思っているが、これは最悪なことが起きることへの防衛本能にすぎない」

 人々の心の底の「こうあってほしい」という気持ちが、事実を直視することを避け、希望的観測となって表れているとムーア氏は言うのだ。
 予測を間違った私も、心の底に「クリントン氏であってほしい」という願望があったのかもしれない。

 トランプ氏勝利の背景は言い尽くされている。エリートへの反感、格差拡大への不満、大衆迎合主義(ポピュリズム)……。この流れはここ数年のことではなく、1990年代初め、冷戦終結後の欧州で顕在化し、これがジワリ勢いを増しながら世界に拡散し、今回、米国で劇的な形で表れたというのが私の見立てだ。


 94年から2011年まで断続的に4期9年イタリアの首相を務めたベルルスコーニ氏は、振り返れば欧州版トランプというべき人物だった。

 政治の経験なくして実業界の成功をバネに政界に進出すると、ベルルスコーニ氏はわずか4カ月で首相に駆け上がった(やはり政治経験のないトランプ氏は出馬表明から1年5カ月で大統領選に勝利)。

 女性や移民、同性愛者に対する差別的発言や女性とのスキャンダル、不動産業で実業界をのし上がった軌跡と、似ていない点を探す方が難しい。

 イタリア以外の欧州諸国では、エリート蔑視や大衆迎合主義のうねりは極右政党の台頭という形で表れ、現在に至っている。


 来年、欧州各国で選挙が相次ぐが、トランプ氏の勝利は欧州にどう跳ね返るだろう。トランプ氏の勝利は欧州の極右政党に追い風で、既成秩序やエリートをたたく扇動的戦術の有効性も見ているだろう。人権と民主主義の理念を掲げる米欧の混乱と内向き志向は世界にとって憂慮すべきことだ。


以上


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teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

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