もう一つの東京都問題を忘れるな!

もう一つの東京都問題を忘れるな!
 朝日新聞16年11月30日
 現在東京五輪の問題ばかり報道されているが、もう一つの東京都の問題を忘れてもらっては困る。
もう一つの東京都問題を忘れるな!
 サンデー毎日16年11月13日号
 青木理(おさむ)さんとは意見が異なることも多いが、石原慎太郎氏の問題では同感する。
もう一つの東京都問題を忘れるな!
 現在、学校は試験中らしい。このマックの1階はガラガラだが、2階は勉強する生徒・学生で満杯。
もう一つの東京都問題を忘れるな!
 この岩の上で夏に時々見かけたアオサギ君を、久しぶりに見かけた。亀もよく日向ぼっこしている。アオサギと亀が共存しているところは見たことがない。





 もう一つの東京都問題を忘れるな!


 現在、東京五輪の問題ばかり報道されているが、もう一つの東京都の問題を忘れてもらっては困る。豊洲新市場問題をきっかけとして表出した石原都政の悪行三昧である。

 サンデー毎日11月13日号青木理さんの「抵抗の拠点から」を抜粋してご紹介します。


.......... ..........


  因果応報


 都知事時代の石原慎太郎氏の放埓ぶりは、舛添要一氏の比ではなかった豪華外遊にせよ、高額接待にせよ、公私混同にせよ、巨悪と小悪と評せるほどの差があった。なのに小悪ばかり叩かれ、巨悪はたいして叩かれなかったのは、小悪のセコさが庶民感情に突き刺さったこともあるだろうが、巨悪の方にはメディア特有のさまざまな利害関係が絡みついていたからである。

 石原氏が都知事時代、ケタ外れの豪華外遊や高額接待をそれなりに追及したのは一部の新聞、雑誌、『しんぶん赤旗』くらいだった。わたしもいまはなき『月刊現代』の連載ルポで批判したが、大半の雑誌やテレビは沈黙した。

 それが多少なりとも打ち破られ、当時は沈黙した週刊誌やテレビが石原氏を批判的に取り上げている。かつてないほど都政が関心を集めているのに加え、高齢になった石原氏の゛威光〟が減じ、いわゆる〝作家タブー〟が弱まったこともあるのだろう。


 この件をめぐって先日、都庁の元最高幹部の一人と久々に話した。私が『月刊現代』で連載ルポを書いた際、密かに協力してくれていた人物である。

 当時から彼は「石原知事には『公』がない」と言って批判的だった。さまざまな政策を派手に打ちあげても、それは基本的に石原氏が目立ちたいから。公共心などなく、だから行政に継続性もない。

 しかも側近や身内を平気で公職に据えた。副知事になった浜渦武生(はまうず・たけお)氏は典型だが、その他にも特別秘書などに側近を多数就任させ、果ては自称芸術家の四男までを都政に関わらせた。

 「戦後の歴代知事にもさまざま功罪はあるが、石原さんほど身内を公職に就けた人はいない」と彼はいまも憤る。

 そればかりでない。当初から採算が疑問視された「新銀行東京」を強引にぶち上げ、なんと1000億円を超える都税をドブに捨てた尖閣を都が買うと言いだしたのも目立ちたがりゆえだが、これによって日中関係は一挙にぶち壊されてしまった

 豊洲問題で「聞いていない」「記憶にない」「知らない」と言い張るのも、常識的に考えてありえない。だが、もしそうだとしても、すべては自業自得。なにしろ週に2日ほどしか登庁せず、浜渦氏らに職務を丸投げしていたことの証左なのだから。

 悪事は身にかえるという。因果応報ともいう。80歳を超えた石原氏は、この事態をどう尻拭いするのか。メディアはどこまで本気で追及できるのか。「石原さんは一生に一度くらい、きちんと責任を取られた方がいい」とも彼は言った。私もまったく同感である。


以上


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teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

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