公務員制度改革のネジを巻き直すべき

公務員制度改革のネジを巻き直すべき
 讀賣新聞17年1月21日
 事務次官から人事課長、OBまで完全に組織ぐるみ。
公務員制度改革のネジを巻き直すべき
 毎日新聞17年1月21日
 規制強化直後に骨抜き!遵法精神ゼロ。
公務員制度改革のネジを巻き直すべき
 毎日新聞17年1月25日
 想定問答集まで作り、受け入れ先の早稲田大学まで「指導」して口裏合わせ。極めて悪質。
公務員制度改革のネジを巻き直すべき
 讀賣新聞17年2月8日
 「裏人事課長」のOBは明治安田生命保険の顧問として、月2日の勤務で年間1000万円の報酬を得ていた。1日約42万円!前川前事務次官も自ら言っていたように「万死に値する」。国民を舐めきっている。刑事罰を導入するほかない。
公務員制度改革のネジを巻き直すべき
 産経新聞17年1月20日
 このコラムの筆者、若林 亜紀さんは、民間企業経験ののち、厚生労働省の労働問題研究所に10年間勤務。その間見聞きした公務員のあきれた厚遇ぶりを内部告発して退職。その後ジャーナリストとして活躍している。
公務員制度改革のネジを巻き直すべき
 マックカードで釣りだした。しかし500円で効き目があるのかな?人の問題は常について回る。





 公務員制度改革のネジを巻き直すべき


 私は会社員時代の後半は経営企画部門に所属し、組織のリストラクチャリング(再構築)が職務の一部であった。5年先の世の中を予測し、3年間の中期経営計画を立て、PDCサイクルを回していた。会社は3年ごとにガラガラ変化した。所属会社名も5回変わった。それでも、世の中の変化についていくのがやっと。改革推進のための組織があり、不断に改革を進めている民間企業でさえこうである。

 若林 亜紀さんは、確かスーパーゼネコンで働いたのち、厚労省の外郭団体に就職した。私は若林さんの本を何冊か読んだが、内部にいた者しか知りえない情報が詰まっている。国家公務員の出鱈目ぶり、厚遇ぶりに馴染めなかったようで、内部告発して退職、ジャーナリストに転じた。

 ここ5年くらいか、公務員制度改革のことがあまり言われなくなった。しかし、氷山の一角であろうこの度の文科省の天下り問題をみても、ほとんど骨抜きになっている。ネジを巻き直すべき時である。


 産経新聞1月20日の若林 亜紀さんのコラムを抜粋してご紹介します。


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 公務員だけが「バラ色の人生」送れる国


 お手盛りだの、厚遇だのと、メディアが公務員たたきに躍起になるのも無理はない。つい先日も、無断欠勤を2年続けた大阪市の元職員に1400万円もの退職金を支払っていたことが明らかになったばかり。浮世離れした公務員天国の実態にはあきれるばかりだが、「官民格差」を象徴するおいしい特権はまだまだある。



 昨年10月、人事院が勧告した国家公務員給与の引き上げを政府が承認し、3年連続の賃上げとなった。民間と違い、リストラがなく、課長までは同期横並びの年功序列で誰でも出世できる。国家公務員行政職の過半数、55%が管理職だという。なんとお気楽なことか。

 一方、国の借金である国債残高は1062兆円。国民一人当たり837万円。本年度は税収56兆円の見込みに対して新たに40兆円の国債を発行する。「(家計ならば)銀行が融資してくれる水準にない」と、財務省も認めている。

 家計ならば赤字を減らすため、倹約をする。企業ならば経費を削減する。赤字が大きければ給料を下げ、ボーナスはなし、というところも多いだろう。ところが、国は違う。赤字でも教務員の給与は上がる一方だ。給与だけではない。公務員はほかにも役得が多い。筆者自身、国の労働問題研究機関に10年勤め、課長代理で内部告発をして退職した。だから、身をもって分かる。


 至れり尽くせり

 例えば、公務員は家賃がいらないか、格安で済む。首都圏勤務の公務員ならば、東京都内で3LDK70平方㍍というのが標準的な官舎である。5年前、人気お笑いコンビ、元オセロの中島知子さんがマンションの家賃を滞納した騒動があった。そのマンションは渋谷駅から歩ける高台の高級住宅地にあり、家賃が2LDKで月65万円と報じられた。その隣に国家公務員住宅がある。3LDK、月2万7900円である。

 国家公務員は休みも多い。まず、有給休暇が初年度から20日間ある。平均取得日数は13.5日。民間では労働基準法で定められている通りの10日という企業が多く、平均取得日数は8.8日。このほかに、妻の出産への付き添い休暇や、妻が専業主婦や育児休業中であっても夫が育児参加休暇を取れるなど「イクメン押し」である。しかも、こういった特別休暇を取っても有給も給料も減らない。また、有給休暇は1時間単位で取れる。

 また、民間の場合、部長は大部屋で部下を管理するのが通例である。だが、国家公務員の場合は部長になると、テレビ付きの個室をもらえる。個室でテレビの高校野球を見、パソコンでゲームをして時間をつぶす部長たちを多く見てきた。

 さらに、退職時には多額の退職金がもらえる。世間の批判を受け、年々下がっているが、内閣人事局によれば、平成26年度に定年退職した国家公務員の平均額は2167万円であった。50代前半で定年となる自衛官の数が多いので平均は高くないが、5千万円以上は182人もいる。


 財政赤字の原因

 財政赤字の原因は、政治家の利益誘導による予算のばらまきにもある。それでも、民間なら「役員の過剰投資のために赤字決算が続くが、社員には関係ないので給与を上げ続ける」というわけにはいかない。

 国の場合、国債のツケは政治家でも公務員でもなく、国民に負わされる。国債が償還のあてなく増え続けていくと、日銀の信用が落ち、銀行預金の払い戻しや保険の支払いが額面割れを起こし、年金の支給基準が下がる。

 むろん、公務員の中には国のために懸命に働く優秀な人も少なくないであろう。だが、全体を見ると、非常識な厚遇、財政への無責任さがあることは否めない。では、われわれ国民はどうしたらよいのだろうか。少なくとも、財政が危機的状況にあることや、公務員が今も厚遇であることを知っておくこと、そして、それを改革する動きがあれば応援することが大切である。


以上


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プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

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