三菱重工業は大丈夫か?

三菱重工業は大丈夫か?
 日経ビジネス17年2月13日
三菱重工業は大丈夫か?
 讀賣新聞16年12月25日
 宮永社長「2400億円もの大赤字を出した欧州向け大型客船事業。その背景には、自社の恥ずべき古い体質がある」
三菱重工業は大丈夫か?
 四国新聞17年1月24日
 国産初のジェット旅客機MRJ初納入5度目の延期。当初1000億円強とみられた開発費は4000億円程度に膨らみそう。
三菱重工業は大丈夫か?
 日経新聞17年2月3日
 MRJ開発の三菱航空機は2008年以降、5人目の社長となる。これでダメなら米・ボーイングあたりから社長を招くしかない。
三菱重工業は大丈夫か?
 朝日新聞17年2月27日
 私が皮膚感覚で、なんとなく外国人労働者が増えているようだと感じ、ブログにも書いてきたが、香川労働局によると、この1年間で外国人労働者は実際に3割増えているという。
三菱重工業は大丈夫か?





 三菱重工業は大丈夫か?


 私は、10年以上前から、事故や火災が多い三菱重工は大丈夫か?と思ってきた。また、このブログにも書いてきたが、三菱自動車の件もある。高校生のときから、それほど規模の大きくない三菱が軽自動車からバス・トラックまで作って大丈夫かと思ってきた。しかも、デボネアなどという三菱財閥系の幹部しか乗らないような社用車まで作っている(三菱自動車は三菱重工から分かれた)。全く合理的ではない、おかしな社風の会社だと思ってきた。

 案の定、三菱自動車はおかしくなり、日産とともに、フランスのルノー傘下に入った。

 三菱重工はある意味特別な会社である。約130年の歴史があり、政商と言われた土佐の岩崎弥太郎が創業。戦前には名戦闘機の零戦戦艦武蔵を作った。戦後も一貫して国策に密着した企業であり、国防上最も重要な会社。それだけの会社でありながら年商がわずか4兆円。米GEや独シーメンスなどをみれば、10兆円ほどあってもおかしくないはず。何か変なプライドが邪魔をしているのか?重工にも経営企画部門がある筈なのに何をしているのか?


 日経ビジネス2月13日号の記事を抜粋してご紹介します。


.......... ..........


 MRJだけではない「ブラックホール」
 三菱重工、同時に迫る4つの苦境

 5度目の納入延期を決めた「MRJ]は、社長直轄とする異例の体制に転換。
 加えて米原発関連の訴訟や日立製作所への巨額請求などの損失リスクも残ったまま。
 2013年の就任以来、事業の選択と集中を推進してきた宮永俊一社長の改革は正念場を迎える。


 「カネとヒトを吸い込むブラックホールのようだとの声が現場からあがっている」。国産ジェット旅客機「MRJ」について三菱重工関係者はこう話す。

 MRJは本来、2013年に納入開始予定だった。設計変更などで納入延期を繰り返し、1月中旬に発表した直近の計画では2020年半ばを見込む。当初1000億円強とみられた開発費は4000億円程度に膨らみそう。遅れるほど販路開拓に向けた競合との差異化が難しくなる。

 業を煮やした宮永俊一社長は、完成機の開発経験が豊富な米国人技術者を集めて主導権を与え、MRJを含む「航空・防衛・宇宙」事業を社長直轄とする異例の決定を下した。2月2日に三菱航空機の社長交代も発表。今後は総力戦の色彩が強まる。


 数千億単位の損失を招きかねない「ブラックホール」はあと3つある建造が難航した豪華客船米国での原発関連の訴訟(注:7千億円の損害賠償請求)、そして三菱日立パワーシステムズ(MHPS)の発足前に日立製作所が南アフリカで受注した発電所の費用負担を巡る日立とのトラブルだ。

 ほぼ収束の目途が立ちつつある客船問題では既に2400億円超の特別損失を計上。原発関連の訴訟は今年度中に何らかの方向性が出る可能性がある。

 三菱重工の自己資本比率は約3割あり、収益力なども考慮すれば一定のリスク耐性を備えている。4つのリスクが最大規模で顕在化する可能性は限られるとはいえ、それぞれ金額が大きいだけに万一の場合は財務健全性を損ねかねない。


 事業構造改革のための生みの苦しみを三菱重工は乗り越えられるのか、従来以上にスピード感のある経営がもとめられている。  (寺井 伸太郎さん)


以上



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teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

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