中国の脅威「チベットに学べ」

中国の脅威「チベットに学べ」
 産経新聞17年3月7日
 チベット亡命政府ロブサン・センゲ首相(48)のインタビュー記事。
 1949年以降の中国の侵略により120万人のチベット人が殺された。
中国の脅威「チベットに学べ」
中国の脅威「チベットに学べ」
 朝日新聞17年1月4日
 「非武装中立」など寝言。日本をチベットやウイグルやネパールや内モンゴルのようにする訳にはいかない。





 産経新聞17年3月7日のインタビュー記事を抜粋してご紹介します。
 

 中国の脅威「チベットに学べ」
 日本の支え 弾圧に苦しむ人々の希望


 チベットの悲劇は現在も続いています。2009年以降、145人のチベット人が焼身自殺で命を落としました。
 チベットでは伝統建造物も次々と破壊されています。中国政府は現在「ラルンガル」と呼ばれる東チベット最大の仏教僧院の解体を進めています。1万2千人ほどいる僧侶や尼僧を追放し、5千人ほどに減らす計画です。

 「アチュンガル」でも寺院の破壊、僧侶たちの追放、宗教活動の禁止が日常的に起きており、追放される者は、この地に二度と戻らないという誓約書に署名させられます。

 08年の北京オリンピック以前は、1年間で最大5千人のチベット人がインドに亡命していました。亡命が増える季節は国境警備が手薄になる冬です。極寒のヒマラヤ山脈を越えるには2~5週間かかります。

 ただ、最近は亡命者が減少しています。中国政府がネパール政府に圧力をかけ、国境警備を強化しているからです。ネパールは中国の〝衛星国〟と化してしまいました。中国政府は「投資のおかげで、チベット人はみな幸せに暮らしている」と宣伝しているので、何千人も亡命者が出ると不都合なのでしょうね。
 
 亡命者は捕まれば、刑務所に入れられ拷問を受けます。極寒の部屋に閉じ込められたり、電気棒で殴打されたり…。ダライ・ラマ14世の写真を所持するだけで問題視され、少人数でもデモを起こせば連行されます。刑務所の中で死亡する人は多く、出所できても五体満足ではありません。何年もかけて拷問で殺されるよりも、自分自身を焼き、一瞬で死を迎える方がいいと考えてしまいます。


 日本は同じ仏教国で、世界に強い影響力を持つ偉大な国です。チベットの現状への理解と支援を目的とする「日本チベット国会議員連盟」の取り組みは国際社会に前向きなメッセージを発信します。「日本はチベットとともにある」というメッセージは、弾圧に苦しむチベット人たちの希望になっています。

 チベット問題は、われわれだけの問題ではありません。どこの国でも同じことが起こりえます。約60年前、中国がチベットを侵攻したとき誰も関心を示しませんでした。

 中国が近年、尖閣諸島やスプラトリー(中国名・南沙)諸島、東シナ海に進出すると、周辺諸国はようやく危機感を持つようになりました。中国の手法はチベットへのやり方と同じです。中国に備えるのであれば「チベットに学べ」。これがわれわれからのメッセージです。

 私はチベットの自治を非暴力で求める「中道政策」を通じ、チベット問題を解決できると信じています。南アフリカのネルソン・マンデラ元大統領は27年間も投獄されていましたが、民主主義の礎を築きました。ベルリンの壁が崩壊すると予想した専門家は当時1人でもいたでしょうか。ミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相も数年前までは自宅軟禁状態だったのです。

 与えられないのであれば、つかみ取るしかありません。だから私たちはいつもこう言っているのです。「次は私たちの番だ」と。


以上


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teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

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