『経済大国・日本』

経済大国・日本
 毎日新聞17年3月29日
『経済大国・日本』
 毎日新聞17年4月21日
 東芝に続き日本郵政海外M&Aで何千億円もの損失を出した。NTTドコモ、第一三共、LIXIL、丸紅、キリンなど数多くの日本企業が海外M&Aの失敗で巨額の損失を計上している。日本電産などは手堅くやっている。なぜ失敗から学べないのか?経営者の問題である。
経済大国・日本
 庭ではフリージアが咲き誇っている。この花は世話をしなくても毎年咲いてくれる。
経済大国・日本
 河川敷などにいっぱい咲いているこの花の名前が判明した。
経済大国・日本
 恐らく、「セイヨウアブラナ」
経済大国・日本
 『散歩で出会う花』(久保田修さん:新潮文庫)より





  『経済大国・日本』


 毎日新聞3月29日「経済観測」欄、お馴染み川村 隆さんのコラムをご紹介します。


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 「経済大国」日本を守るには


 世界の中で日本の存在感を示すには何が必要か。資源量や人口、あるいは軍事力などでそれを示せない我が国としては、経済力で存在意義を示すしかあるまい。

 その経済力は、国内総生産(GDP)などで近似計測される。2015年現在、GDPで日本は中国に次ぐ第3位国民1人当たりGDPでは26位で、米国の6位や英国の14位とは差がある。今後、人口が減少する中で総額3位を守り、1人当たりで米英両国に追いつくことが経済大国日本に必須だが、どうやって達成するか。

 GDPは、日本の全企業が社会に還元した付加価値の総計である。企業が創造した付加価値は、企業の利益と相関が強いから、各企業の利益水準を上げることが経済力を上げることにつながる

 ところが肝心の利益水準で、日本企業は、欧米企業に後れをとっている。欧米企業の半分くらいしかない業種も多く、改善が必須だ。原因の一つは企業文化であり、もう一つはヒトの問題であろう。

 まず一つ、現状維持・課題の先送りなど本来の起業家魂とは逆のことが内部にはびこっている。リスクを取って未来を切り開く意欲が足りない。経営専門職ともいうべきトップ群を育成し、人材市場で流通させ、企業文化を刷新する対策が要る

 もう一つは、人的資本の最適活用が日本全体としておこなわれていない問題である。大企業も中小中堅企業も、内部にヒトを滞留させていることが実は多い。不採算部門を抱え続ける会社、実質的な赤字の会社が数多く存在し得ることがその証拠だ。

 年功序列・終身雇用制はこの悪い傾向を助長してきた。我が国全体の生産性向上のためには、これら労働市場改革により雇用の流動性を確保する必要がある。この後で、日本の看板「経済大国」が保たれる可能性が出てくる。


以上


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teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

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