中国にとっての北朝鮮問題

中国にとっての北朝鮮問題
 産経新聞17年5月18日
中国にとっての北朝鮮問題
 産経新聞17年5月19日
 ロシアは北朝鮮制裁をする気はない。今後、1週間ごとに北朝鮮の港とウラジオストク港の間を「万景峰(マンギョンボン)」号で人と物資が往来する。ロシアは数万人の北朝鮮労働者を受け入れている(賃金は約9割を北朝鮮政府が搾取する)。
中国にとっての北朝鮮問題
 ニューズウィーク日本版17年6月6日号
 「中国が北朝鮮問題を何とかしてくれるというトランプの思い込みに助けられ、習近平は日本を含む域内諸国に不安を与えるような行動を事実上不問に付されてきた」
中国にとっての北朝鮮問題
 同上
 「日本や韓国など、アジアにおけるアメリカの同盟国は頭が痛い。国内では愛国精神をあおり続ける習政権が、外交においてはトランプ政権を御しやすい相手と見なしている限り、域内の緊張が緩むことはまずあり得ない」
中国にとっての北朝鮮問題
 同上
 「アメリカの存在感が薄れ、経済的影響力も弱まる一方、中国は着々と地歩を固め、経済を牛耳る存在に」
中国にとっての北朝鮮問題
 庭の草が伸びてぼうぼうのため、草刈り機を買いにホームセンターに行った。電動式(コード式、充電電池式)はほぼ無数に近くある(写真はごく一部)。メーカーも大変!!
中国にとっての北朝鮮問題
 猫の額のような狭い庭なので、手動式にした。手動式で思っていたようなのはこの1種のみ。
中国にとっての北朝鮮問題
 刃の角度も変えられるし値段も7480円と手ごろ。





 中国にとっての北朝鮮問題


 北朝鮮人2500万人のうち、どのくらいの人が幸せなのだろう?金王朝のごく一部だろう。0.01%で2500人。側近でもいつ粛清されるか分からない。ナンバー2であった張成沢(チャン・ソンテク)氏は猛犬をけしかけられ、高射機関銃で射殺され、遺体は火炎放射器で跡形なく焼かれた。金正男(キム・ジョンナム)氏は暗殺された。家族も無事では済まない。

 北朝鮮問題を色々考えてきて、客観的にみて、最も利益を得ているのは中国ではないかと思うようになった。

 産経新聞5月13日石 平(せき・へい)さんのコラムを抜粋してご紹介します。


.......... ..........


 米トランプ政権が問題解決へ向けて中国の役割を大いに期待していることは周知の通りだ。ならば中国は果たして、期待されるような働きをしてくれるのだろうか。中国にとって北朝鮮、あるいは北朝鮮問題とは何か、を見てみよう。

 北朝鮮は以前から、中国にとって「話を聞かない厄介な弟分」という面は確かにある。しかしその一方で、中国からすれば北朝鮮は、さまざまな利用価値のある「貴重な存在」でもある。

 例えば、鄧小平時代以来の中国の歴代政権が最も重要視している対米外交において、北朝鮮は時々、中国にとって有効なカードの1枚になるのである。北朝鮮が何らかの際どいことをやって暴れ出すと、アメリカは必ず中国に頭を下げて協力を求めてくるから、その分、中国のアメリカに対する立場が強くなる

 今の米中関係はまさにそうである。ある意味では、北朝鮮危機のおかげで習主席は、本来なら中国に向けられたはずのトランプ政権の矛先をうまくかわすことができた。

 世界に脅威を与えている北朝鮮の核保有も、中国の目からすれば別の意味を持つものとなる。北朝鮮の核が世界にとって脅威であれば、あるほど、その脅威が現実的なものとなれば、なるほど、アジアや世界に対する中国の軍事的脅威は影を薄め、忘れられてしまうからである。

 実際、今年に入って北朝鮮危機が高まって以来、中国が南シナ海で何をしているかは、もはやアメリカやアジア諸国の関心の焦点では無くなっている。そういう意味で北朝鮮の核の脅威は、中国が自らの覇権主義戦略をひそかに推進していくための「隠れみの」にもなっている。

 北朝鮮の存在と脅威が中国にとってそれほど有用なものであるなら、習近平政権は決して、北朝鮮問題の完全解決に本腰を入れようとしないであろう。

 中国の王毅外相に至っては、「解決の鍵は中国の手にはない」「北朝鮮危機が制御不能となる可能性がある」と、傍観者であるかのような振る舞いに徹している。

 つまり中国は、本気で北朝鮮問題を何とかしようとは考えていない北朝鮮が「問題」であって「脅威」であるからこそ、中国にとって利用価値があるからである

 北朝鮮問題が完全解決された暁には、中国は一気に、対米外交における最も有力なカードと、自らの拡大戦略推進の「隠れみの」を失うのである。したがって習近平政権は、トランプ大統領の協力する素ぶりで「努力」しているかのように見せているが、石油供給の完全停止など、思い切った北朝鮮制御の「必殺の剣」は決して抜かない


以上


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プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

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