銀行員「大失職時代」①

銀行員「大失職時代」
 週刊現代17年6月24日号
銀行員「大失職時代」
 超低金利、優良融資先不在、フィンテック・AI導入、アパートローン・個人向けカードローン過熱、手数料ビジネス終焉、キャシュレス社会の到来など、銀行は八方ふさがり。できることはコスト削減のみ。
銀行員「大失職時代」
 詳しくは「週刊現代6月24日号」をお読みください。近い将来、起きるに違いない現実です。
銀行員「大失職時代」
 産経新聞17年5月31日
銀行員「大失職時代」
銀行員「大失職時代」
 近くのため池周辺に咲いていた花。
銀行員「大失職時代」
 田んぼの脇に咲いている花。うちの庭にもあるが、まだネギ坊主状態。図鑑で調べたが名前は不明。田んぼには水が入れてある。田植えが終わった田んぼもある。





 銀行員「大失職時代」①


 先日カーディラーでマイカーの6カ月点検をした。その際数十年来のつき合いがある営業マンと話をした。彼曰く、「自動運転が普及するあと10年くらいまでは見通せるが、その先は全く分からない」。

 恐らく、銀行員には10年もの余裕はない。10年先、銀行員が半減していても不思議ではない。

 週刊現代6月24日号の記事をかなり端折ってご紹介します。


.......... ..........


 銀行員「大失職時代」がやってくる


 三井住友銀行の「4000人配置換え」は「銀行員にもう仕事がない」ことを証明している
 ――超低金利と「手数料目当て投信」の販売禁止で、稼ぐ方法も手談も見失って



 超優秀なAIに仕事を奪われる

 「私はこれから何をすればいいのですかね……」

 大手信託銀行に勤める職員(40代後半)はこう呟いた。彼は20年にわたって都内の支店で勤務してきた内勤のベテラン職員。営業マンが顧客からもらってきた契約書などの書類の内容に誤りがないかをチェックしてきた。このチェックを経ないと、上司に書類が渡らず、決済ができない仕組みだった。

 その仕事がなくなる。
 この信託銀行では、人の手による書類チェックが今年度から段階的に廃止されることになったからだ。

 今後は書類が電子化され、手書きの書類がなくなってしまう。営業マンは各自タブレット端末を支給され、そこに必要事項を打ち込んでいく。コンピューターが入力ミスなどを指摘して、その場で完璧な書類ができあがる。後はそれを上司に転送するだけ。これまで重要視されてきた仕事が、IT化によってあっさりと必要なくなってしまう。

 書類のチェックにあたっていた職員は全員の配置換えが決まった。

 銀行員の仕事が激変している。これまで人の手によって行われてきた仕事が、コンピューターに取って代わられていく

 今後、銀行の業務に導入されていく人工知能、AIは金融業に変革をもたらす

 予兆はすでに表れている。今年4月、三井住友銀行は銀座の新名所「ギンザシックス」内に次世代型の店舗をオープンした。この銀座支店の特徴は「ペーパーレス」で、従来の店舗にあった記帳台などは設置していない。

 三井住友銀行は今後3年間で、全店舗をペーパーレス化し、相談業務を中心とする次世代型の店舗に移行する。事務作業は事務センターに集約し、AIなどを使って作業の効率化を図ることで、約4000人を新たな事業部門に移すという。


 手数料ビジネスの終焉

 これまで銀行は顧客から預金を集め、それを運用することで儲けるビジネスモデルだった。ところが、成熟を迎えた日本経済の中で、有望な投資先など、そうあるものではない。

 メガバンクでさえ、大幅な収益減に苦しむ。
 日本銀行によるマイナス金利政策によって利ザヤはどんどん小さくなっていく。そこで、金融機関が目をつけたのが、手数料ビジネスだった。「各行は積極的に投資信託保険商品を売るようになり、それで儲けを出すようシフトしていきました。ところが、金融庁から手数料が高すぎると指摘され、手数料の開示など、様々な注文が出された。今後はますます厳しくなっていくでしょう」(大手行企画部門社員)

 もう一つ、このところの銀行が収益の核に据えてきたのが、不動産ローンだ。ディ・ディー・マイスター代表の岡内幸策氏が言う。

 「地方銀行は、住宅ローンやアパートローンを積極的に売ってきました。ただ、銀行間の金利競争が激しくなり、利益が出なくなった。そこで、アパートローンを組む顧客を建築業者に紹介する見返りに手数料を受け取っていた。金融庁はこうしたアパートローンを問題視しています」

 この数年、銀行が収益源として力を入れてきたカードローンも社会問題化しつつある。
 「超低金利下で、10%を超える金利収入はあまりに魅力的です。しかし、厳格な審査もなく、担保も取らないで年収の3分の1以上の金額を貸しこむこともあるのですから、いずれ、かつての消費者金融のような大問題になることは、銀行幹部なら誰でもわかっています」(メガバンク元幹部)

 融資でも稼げず、手数料ビジネスも早晩行き詰る可能性が高い――銀行という業態自体が袋小路に入っている。


 つづく


コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

最新記事
カレンダー
08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
最新トラックバック
リンク
カウンター