銀行員「大失職時代」②

銀行員「大失職時代」
 週刊現代17年6月24日号
銀行員「大失職時代」
 超低金利、優良融資先不在、フィンテック・AI導入、アパートローン・個人向けカードローン過熱、手数料ビジネス終焉、キャシュレス社会の到来など、銀行は八方ふさがり。できることはコスト削減のみ。
銀行員「大失職時代」
 詳しくは「週刊現代6月24日号」をお読みください。近い将来、起きるに違いない現実です。銀行員「大失職時代」②
 日経新聞17年6月2日
 銀行は八方ふさがりのなか、地方銀行同士が統合し間接部門をスリム化したり、支店の後方事務を事務センターに集約するなど、コスト削減に努めている。
銀行員「大失職時代」②
 農業をやめる人が増えている。稲作農家は平均年齢70歳。荒地がどんどん広がっている。
銀行員「大失職時代」②
 マックで勉強する子どもたち。この子たちが社会の中堅になったとき、どのような時代になっているか想像できない。
銀行員「大失職時代」②
銀行員「大失職時代」②
 どういう訳か、私の近くで白いアジサイは多いが、青色が極端に少ない。ピンクはある程度見るが、精彩に欠ける。





 銀行員「大失職時代」②


 昨日のつづきです。

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 銀行員「大失職時代」がやってくる


 ローンの審査もAIで


 そこで各行が目をつけたのが流行りのAIだ。
 経営コンサルタントの加谷珪一氏がこう話す。
 「銀行はこのままではジリ貧なので、できることはコスト削減しかありません。たとえば、コールセンターではAIの導入が始まりつつあります。また融資の審査に使うスコアリング(信用力の数値化)もAIで自動化されれば、時間も手間も大幅に削減できる。AIを活用すればむしろ正確さは増すでしょう」

 メガバンクはフィンテック(ファイナンスとテクノロジーを合わせた造語)の導入に積極的だ。

 メガバンクはフィンテック企業に投資することで果実を手にする戦略だが、失敗すれば、逆にIT企業に銀行が侵食される恐れもある。
 「米国ではアップルが決済機能『アップルペイ』で、個人間の送金を実現させることを発表したばかり。このサービスを利用すると、銀行を経由しなくても送金が可能になります」(SBI証券・藤本誠之氏)

 フィンテックの導入を急ぐ金融業界の中で存在感を増しているITベンチャー企業が、クラウド会計サービスを提供する「freee」だ。同社は、中小企業向けにインターネット上で経理処理できるサービスを提供する。15年12月には三菱東京UFG銀行やみずほ銀行など、11の銀行との協業を発表。freeeの持つ会計データを元にこれまで手の回らなかった中小企業や創業支援など、新たな融資先を開拓している。

 将来的には経理情報をデータ化して大量に蓄積し、AIが分析することで、その会社の経営状態がわかるようになるばかりか、どのくらいの資金需要があり、与信の程度が判断できるようになる。その判断を元に金融機関が投融資の判断を下すというのが、同社が思い描く一つのビジネスモデルだ。

 同社の木村康宏氏
 「私たちの会計サービスが浸透することで、今の銀行がしている仕事がなくなることはあると思います。ただし、うちのサービスは事務処理を省略し、これまで手の回っていなかった分野をやりきるためのツールだと思ってもらいたいですね」


 まず中間管理職が用済みに

 数多くの金融機関とタッグを組めば、多くの企業の財務データが集まっていく。融資の判断も同社の基準が元になっていく。であるならば、自分たちで手元資金を貸し付けたほうが大きく稼げるのではないか。今後、銀行の持つ融資という機能を、freeeが奪うのではないか――。木村氏に聞いた。

 「将来的に当社のおカネを融資するという選択肢はあると思います。ただ、当面は難しい。現在はどんどん作業が自動化していって、余った人員を他のやるべきことに振り分けていく状況。当然、ある程度、作業の自動化が進むとついていけない人間が出てくるでしょう。それは仕方ありません

 みずほ銀行の管理職(40代)はこう語る。
 「単純な業務に関しては人間よりもAIのほうが正確で速いに決まっている。そうなると近い将来、これまでの銀行員が行ってきた業務は大きく様変わりするでしょう。最近は店舗でも、ATMコーナーに行列ができるほど混雑することはない。現金はコンビニで引き出すことができるし、スマホなどで決済するケースも増えている。いずれ支店は半減してしまうのではないか。私自身も近い将来、どんな仕事をしているのか、想像もつきません」


 出向もできなくなる

 今後は、人間にしかできないと思われていた投資に携わる仕事もAIが取って代わる。米ゴールドマン・サックスは今年に入って、00年に600人いた株式トレーダーを2人に減らし、AIに置き換えたと明かした。日本の金融機関でも同じことが起こる。

 そもそもバブル以降、銀行員は能力が低下していて、失職しても仕方がない人材が多いと、前出の岡内氏は指摘する。
 「銀行に勤めていた私に言わせれば、不良債権処理ほど勉強になった仕事はありません。税務や法律にも詳しくなったし、修羅場の人間力も身についた。しかし、そういった人材を銀行はきちんと処遇しなかったために、能力が高い人ほど外資系金融機関など、条件がいい職場に流出した。しかも、フィンテックの進展で人材のミスマッチが発生し、時代の流れに適応できない人がますます増えます」

 これまではそういった人材を融資先や系列企業に天下りのように押し込むことができた。だが、銀行は融資額を減らし、株式の持ち合いも解消しており、これまでのように行内でダブついたベテラン行員に職をあてがうことはもはや不可能だ。

 銀行員「大失職時代」は目前に迫っている


以上


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プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

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