愛媛新聞は加計問題をどう報じたか?

愛媛新聞は加計問題をどう報じたか?
 愛媛新聞17年7月11日1面
 10日の衆参両院の閉会中審査の模様を報じている。1面右の記事は松本尚也記者、左は高田未来記者。いずれも愛媛新聞の記者が書いている(愛媛新聞・報道部に電話にて確認済み)。加戸前知事の証言を1面できちんと紹介している。
愛媛新聞は加計問題をどう報じたか?
 愛媛新聞17年7月11日3面 
 3面で今治市長、中村現愛媛県知事、市民団体代表などの意見を紹介、前川前文科省次官、加戸前愛媛県知事、原特区WG委員の主張も分かりやすくまとめられている(亀井咲希記者、石見楨浩記者、中田佐知子記者)。さすがは県紙。
愛媛新聞は加計問題をどう報じたか?
 愛媛新聞17年7月12日17面
 報道内容を検証する第三者機関の会議の模様を紹介している。
愛媛新聞は加計問題をどう報じたか?
 愛媛新聞17年7月13日3面
 中村時広・現愛媛県知事の定例会見の模様を紹介(中田佐知子記者)。
 「愛媛の現実伝達、加戸氏に感謝」
愛媛新聞は加計問題をどう報じたか?
 愛媛新聞17年7月25日2面
 24日の衆院閉会中審査の模様を紹介。右の記事は高田未来記者が加戸前知事の証言内容を、左は松本尚也記者が全体をまとめている。下に山岡雄大記者が今治市長の会見内容を紹介。「地元の声代弁、来春開学に意欲」。
愛媛新聞は加計問題をどう報じたか?
 愛媛新聞17年7月26日2面
 25日の参院閉会中審査の模様を紹介。右の記事は高田未来記者が与党質問、左は松本尚也記者が野党質問の模様をまとめている。さすがに県紙だけあって、加戸前知事の発言内容も紹介している。
愛媛新聞は加計問題をどう報じたか?
 今日台風5号下の「ゆめタウン高松」駐車場はガラガラ。フィットネスクラブもお客様は通常の5分の1くらい。台風時のクラブは大好き。
 愛媛新聞は加計問題をどう報じたか?
 台風5号下のマック。ガラガラ。




 愛媛新聞は加計問題をどう報じたか?


 私は2回にわたって計10数年間松山市に住んだ。その間、全国紙とともに愛媛新聞も読んでいた。脱サラして高松に帰ってきてからは、県立図書館で勉強していたこともあって、全国紙とともに、四国(香川)、愛媛、高知、徳島、山陽(岡山)の地方紙も読んでいた。

 浪人時代1年間地方新聞社でアルバイトしていたこともあって、地方新聞の作り方はある程度知っている。地方紙は通常、県内の要所に自社の記者を配置し、全国ニュースや外国のニュースは共同通信や時事通信から配信を受け、編集して新聞を作る(だから、地方紙の全国ニュース・外国ニュースには、一つ一つの記事の長短、配置の違いはあれ、同じようなニュースがよく見られる)。

 時事通信のことはほとんど知らないが、共同通信はやや左寄りである(この2社は元は同盟通信として1社であったが、戦後GHQによって分けられた)。左寄りではあるが、朝日ほどではない(東京新聞はもっとひどいらしいが、東京生活3年にもかかわらず読んだことがないので何とも言えない。残念!)。

 それでも何年間か、四国(香川)、愛媛、高知、徳島、山陽(岡山)の5つの地方紙を読み比べた結果、愛媛新聞はなんとなく左寄りだとの印象がある。それでもさすがに愛媛県あるいは今治市の問題とあって、今回の加計問題には相当力を入れていることが伺える。共同通信や時事通信(この区別がつかないのは問題)まかせではない自社の記者も大勢投入している。


 【もう一度まとめる】

●一つの流れ

 1975(昭和50)年今治市学園都市構想を打ち出した。敷地は用意、松山大や東海大の名が挙がったが、結果的に誘致できず。2005(平成17)年正月、今治市選出の本宮勇県会議員は小学校から高校まで同級生だった加計学園事務局長と再会。以来何度も誘致を働きかけ、説得し、「人気があり、競争率の高い獣医学部だったら考えてもいい」との答えを得た。

●もう一つの流れ

 加戸守行は1999(平成11)年に愛媛県知事となった。そのころ鳥インフルエンザなどの家畜伝染病が相次いだ。公務員獣医師確保に悩まされていた。2009(平成22)年には宮崎県で口蹄疫が発生、公務員獣医師の定年を延長し、四国4県の公務員獣医師、県内のペット獣医師をかき集め、なんとか四国への侵入を水際で阻止した。そんな中、本宮県議の話がもたらされ、加戸知事は「地域活性化と公務員獣医師確保ができ、一石二鳥」だと飛びついた

 その後愛媛県と今治市はタッグを組み、12年間で15回も獣医学部の設置を申請したが、日本獣医師会、獣医師大学、農水省、文科省などの厚い岩盤規制に跳ね返され続けた。この間、日本の獣医学は世界水準から遅れ続けた


 それでも諦めないことに業を煮やしたのか、日本獣医師会顧問で元衆院議員の北村直人は2016(平成22)年春、獣医師界の権威で日大総長の酒井建夫とともに愛媛県庁に乗り込んできた。

 酒井は「加計学園が獣医学部を作っても、どうせろくな教育はできっこない」と言い放った。

 加戸は「こっちは別に加計学園でなくてもいいんだ。じゃあ、あなたのところ(日大)で愛媛に第2獣医学部を作ってくれるか?」

 酒井と北村は押し黙ったままだった。


 獣医師会会長で自民党福岡県連会長の蔵内勇夫らは、2016(平成28)年12月8日、地方創生担当相の山本幸三に直談判し、どうしても新設するなら、「新設は1カ所1校」とするよう求めた。やむなく山本も受け入れた。これにより新設は実質的に加計学園に絞られた

 京都産業大学の副学長・黒坂光、京都府の山田啓二知事は7月14日の記者会見でこう語った。
 「愛媛県は10年間訴え続けたのに、こちらは1年。努力が足りなかった。練れていなかった

 京産大は、獣医学部を断念し、再来年「生命科学(ライフサイエンス)部」を開設する予定だという。


 朝日新聞、毎日新聞、テレビ朝日、TBS(恐らくNHKも)などは、本筋の加戸前知事や原特区WG委員の話をほとんど無視している。自分らのストーリーに都合の悪い話は報道しない。恐らく安倍内閣倒閣のためである。報道機関というよりも政治運動体の機関紙である。これらしか読まない人、見ない人は、簡単に洗脳される。あな恐ろしや!!


以上


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プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

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