世界は逆行を始めた

世界は逆行を始めた
 週刊文春18年2月18日「池上彰のそこからですか!?」
世界は逆行を始めた
 日経新聞18年2月14日
世界は逆行を始めた
 朝日新聞18年2月11日
世界は逆行を始めた
 四国新聞18年2月7日
 私はサイモン&ガーファンクルのファン。初めて買った音楽媒体がS&Gのカセットテープ。確か京都・四条烏丸の十字屋。寺町通りの電気屋でソニーのテープレコーダーとタイマーを買い、新聞配達をしていたので朝S&Gの音楽で起きていた。「サウンド・オブ・サイレンス」「明日に架ける橋」「コンドルは飛んで行く」「スカボロー・フェア」……。
世界は逆行を始めた
 十字屋で貰ったS&Gのポスター。50年近く共にある(四隅を押しピンで止めて10カ所ほど異動したので、一回り小さくなっている)。10年ほど前か、S&Gの日本公演に名古屋ドームまで行ったこともある。幸いにも、サイモンさんは「不定期の音楽活動は続ける」とか。
世界は逆行を始めた
 近くの神社に参拝に行ったら、馴染みになった猫がさい銭箱に乗ってきた。





 世界は逆行を始めた


 私が一般庶民だからだろうが、中国にしろ、ロシアにしろ、北朝鮮にしろ、その他の国にしろ、他国を侵略するエネルギーがあるのなら、なぜそれを自国民の生活向上のために使わないのか不思議でしょうがない。専守防衛はやむを得ない。それを上回る部分(軍事費)は自国民の福利増進に使うべきであると思うが…(北朝鮮などは核・ミサイル開発のために百万人単位の餓死者を出している)


 そうはいっても、力の空白地帯を見つけると、躊躇することなく簒奪(さんだつ)する国が現にあることも厳然たる事実世界は逆行を始めた備えておくべきである。


 週刊文春2月15日号「池上彰のそこからですか!?」を抜粋、一部編集してご紹介します。


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 スウェーデン、戦争に備え徴兵制


 いまヨーロッパでは、徴兵制復活の動きが始まっています

 フランスでは、2015年に起きたパリ同時多発テロ以降、テロ対策に警察だけでなく軍隊も動員されています。主要施設の警備には人手がかかり、兵士の疲労も蓄積しています。

 こういう状況を見た一般国民の中からも徴兵制復活を求める声が出てきたのです。

 徴兵制復活についてマクロン大統領は「若者に国に対する奉仕を経験させる」と説明しています。

 ただし、兵役の期間は一カ月。18歳から21歳までの男女約60万人が対象です。兵士になっても武装はさせず、正規軍兵士の補助的な業務に当たります。軍の人手不足対策と、若者たちに危機意識を持ってもらおうというのが目的です。


 このところヨーロッパでは、ロシアの脅威に対抗するために徴兵制を復活する動きが目立っています。たとえばスウェーデンは、今年1月から徴兵制を復活させました。北欧諸国はフィンランド、ノルウェー、デンマークも徴兵制がありますが、スウェーデンだけは2010年に廃止していました。

 近隣の軍事大国ロシアがウクライナのクリミア半島を占領したり、ウクライナの東部の武装勢力を支援したり、エストニアやラトビア、リトアニアのバルト三国への軍事的圧力を高めたりしていることは、もはや看過できないというわけです。

 兵役の期間は11カ月ですが、今回の徴兵制では初めて女性にも適用されます。


 ロシアへの恐怖高まる

 スウェーデンの対応はこれだけではありません。この春には、戦争など有事に対する備えを呼びかけるパンフレットを470万の全世帯に配布します。自宅に食料と水を備蓄し、自治体に対しては、かつての東西冷戦時代に作った防空壕を再整備するように求めています。

 スウェーデンにとっては、目と鼻の先のバルト三国の情勢が緊迫化しているからなのです。

 もともとバルト三国は、ロシア帝国に支配されていましたが、独立志向が強く、1917年のロシア革命に乗じて翌年に独立を達成しました。しかしロシアがソ連になってもバルト三国を我が物にしたいという欲求に変化はありませんでした。バルト海への出口として重要な位置を占めていたからです。

 その結果、1940年にソ連に併合されてしまいます。しかし1941年、ドイツがソ連を侵略。バルト三国を占領します。さらに1944年から45年にかけてソ連が再び占領。バルト三国は、ソ連とドイツによって翻弄されたのです。

 1980年代後半になってソ連が弱体化すると、バルト三国の独立熱は再燃。1991年9月に揃って独立を達成しました。これが大きなきっかけになり、同じ年の12月、ソ連は崩壊します。

 かつての「偉大なロシア」復興の野望に燃えるロシアのウラジミール・プーチン大統領は、旧ソ連時代の領土を回復したいという欲望を隠そうとはしないのです。ロシアがウクライナのクリミア半島を占領したのも、かつての領土回復の動きの一環なのです。


 こうしたロシアの領土拡張の野心がスウェーデンには脅威です。もしロシアがバルト三国へ軍事侵攻する際には、スウェーデンも巻き添えになる恐れがあるからです。心配するだけの根拠もあります。それは、2013年3月にロシアがスウェーデンのストックホルム群島の東端で軍事演習をした際、これがスウェーデンへの核攻撃を想定したものだったというのです。

 この演習では、スウェーデン領空の境界付近までロシア空軍の爆撃機と戦闘機が急速に接近。これに危機感を覚えたスウェーデン政府は、NATO(北大西洋条約機構)に加盟していないのに、NATOに戦闘機の覇権を要請。NATO加盟のデンマーク空軍の戦闘機2機が現場に急行しています。

 これを受けてスウェーデンは、隣国フィンランドやデンマークと軍事協定を結んでいます。北欧諸国はどこも人口が少なく、ロシア軍が押し寄せたらひとたまりもないからです。


 東西冷戦が終わって、世界は軍縮の方向に動き出していたのに、現在ではこのありさま。世界は逆行を始めたようです。


以上


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プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

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