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『偽りの報道』★★★★★

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 お馴染み元朝日記者・長谷川煕(ひろし)さんの新著(WAC) 994円。
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 P214~ 2017年7月10日参議院の閉会中審査より―前愛媛県知事 加戸(かと)守行さんの証言。
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 P185~ 2017年7月24日衆議院予算委員会 閉会中審査における前愛媛県知事 加戸守行さんの証言。
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  P196~ 2017年7月24日参議院予算委員会 閉会中審査における前愛媛県知事 加戸守行さんの証言。
 加戸さんは国会で3回も証言しているのに新聞・テレビはほとんど報道していない日本のメディアがいかに偏向しているかが分かる国民は事実を知らされていない!!
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 加戸さんの証言は朝日新聞、毎日新聞にはほとんど無視された。私たち国民は事実を知らされていない
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 讀賣新聞17年8月22日意見広告。
 テレビ報道は、前川喜平・前文科次官証言は6局合計2時間33分(153分)加戸前愛媛県知事は合計6分。153対6でほとんど無視。私たち国民は事実を知らされていない。報道ステーション、サンデーモーニングなどは極めて偏っている。「印象操作」「報道しない自由」でメディアにいいようにされている
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 香東川(こうとうがわ)白鳥トビ
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 近くの神社の猫たち。ミャアミャア鳴きながら近づいてくるようになった。
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 本津川(ほんづがわ)の亀たち。天気がいいので日向ぼっこしている。





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 2017年7月10日参議院の閉会中審査より

 歪められた行政が正された  前愛媛県知事 加戸守行 (抜粋)


 十年前に愛媛県知事として、今治に獣医学部の誘致を、構造改革特区の名のもとにしていたのですが、当時はハナもひっかけてもらえなかった。

 当時、愛媛県知事として、たくさんの仕事を預かりながら、県民の生命・身体・財産、畜産業の振興、食品衛生、その他で、一番苦労しましたのが鳥インフルエンザ、あるいは口蹄疫の四国への上陸阻止、あるいはBSE(牛海綿状脳症)のよもやの波及の阻止。

 四国という小さな島ではありますけども、こういった感染症対策として、一番防御が可能な地域という意識もございましたし、アメリカがこの問題に狂牛病の体験を受けて、先陣を切って国策として、これからはライフサイエンスと、感染症対策をベースとした、獣医学という教育の充実ということで、大幅な獣医学部の入学者の増加、そして三つの獣医科大学の新設という形で懸命に取り組んでいる姿を横で見ながら、なんと日本は関心を持っていただけない国なんだと。

 私は少なくとも十年前に、愛媛県民と今治市民の夢と希望と関心を託して、チャレンジいたしました。厚い岩盤規制ではね返され、やっと国家戦略特区という枠の中で実現をみるようになった今、本当に喜んでおります。

 (前川氏の)先ほどの「行政が歪められた」という発言は、私に言わせますと、少なくとも獣医学部の問題で強烈な岩盤規制のために、十年間我慢させられてきた岩盤にドリルで、国家戦略特区が孔を開けていただいた。ということで「歪められた行政が正された」というのが正しい発言ではないのかなと、私は思います。

               ◆

 特区の申請をしてから何回も門前払いを食らいました。色々な方策を模索しましたが、一番強い反対は、日本獣医師会でありました。当時、直接接触がございませんでしたけれども、ホームページでは専務理事が、今治の獣医学部新設に関して、鉄壁の論陣を張っておられました。中でも、要するに要請はちゃんとするから、余分なことをするなというのが基本であります。

 当時から私が疑問に思いましたのは、獣医師の養成が、「箱根の関所から東(関東)」で八割の入学定員があり、「箱根の関所から西」には二割の入学定員しかなくて、しかも、私学は水増し入学しますから、実質的には養成された獣医師の数は「箱根の関所から東」は八十数%、場合によっては九〇%近くがそちらです。

 空白区は四国であります。獣医師が確保できない。県知事としていろいろ対応しても、たとえば、地方公務員は競争試験が原則ですけれども、獣医師は無試験でもいいから「どうぞ、どうぞ」といっても来ていただけない。

 それから新しい学部はできないと、その後、反対されながら見ていました。でも、自分たちはどうであったのかと申し上げると、大学教授の定員は、十年前と今日まで変わらないままで。アメリカは必死にやっているのに、据え置いたままで、新しいのはつくるな、つくるなと。

 今回のケースにしましても、多くの獣医学部の教官をつくって感染症対策なり、あるいはライフサイエンスなり、あるいは動物実験による創薬の研究なりと、幅広い学問をやるスタッフを揃えようと思っても、それにブレーキをかけるというのは、私には理解できない。

 それならば、自分たちでこの十年の間に、アメリカに遅れないようにスタッフを揃えないんですかと。今のままで置いておいて、今治にはつくるな、つくるなと言う。これはあまりにもひどいではないかというのが、私の思いでありました。

 私の知事の終わりのほうに、民主党政権が誕生して、「自民党ではできないわ。私たちがやる」と言って頑張ってくれました。対応不可の門前払いから、実現に向けての検討とレベルアップしました。

 「ああ、良かったね」と言って、私は次の知事にバトンタッチしました。ところが、自民党が政権に返り咲いても、何も動いていない。何もしないでいて、ただ今治だけブレーキをかける。

 それが既得権益の擁護団体かっていう悔しい思いを抱えながら、参ってきました。そして、国家戦略特区で取り上げられ、私も昔とった杵柄(きねづか)で、今、今治市の商工会議所の特別顧問という形で、応援団の一員として参加しております。

 それを眺めながら、大切なのは欧米に伍した先端サイエンス、感染症対策と封じ込め、私たち日本人の生命がかかるこの問題を、欧米に遅れないように獣医師を養成しなければならない。このことに手を加えないでおいて、今、「今治はダメ」「加計ありき」はなんでかなと思います。

 私は加計ありきではありません。加計学園がたまたま愛媛県会議員の今治選出の議員と加計学園の事務局長がお友だちであったから、この話がつながってきて、飛びつきました。

 お友だちだったらすべてダメなのか。そんな思いで眺めながら、今日やっと思いの一端をこの場をお借りして申し述べさせていただきました。

               ◆

 
 私の古巣でありますけども、やはり文科省も時代の進展、国際的な潮流を考え、これでいいのかということは常に自問自答しなければならないということは思っております。

 私自身が、今回の問題にタッチして、それがはね返され、年月が経過するたびに、当時、同時並行で、たとえば薬学部。これは医薬分業がありまして、一遍に入学定員が六千人近く増えました。大学の数も二倍近く増えました。

 でも、そのことに関して、需要はどうだ、供給はどうだ、挙証責任がどうだ、と誰も問題にされてなかったと思います。

 今、何が起きているかというと、今後何万人という薬剤師の過剰供与、それをどうするかというのが、深刻な問題になってくる。片や獣医学部はビタ一文ダメです。そして挙証責任がありますと。

 論議を聞きながら思いますのは、私が知る限り、提案した時点から東京の私学の獣医学部は、四十五人とか、五十人とか、六十数人の教授陣容のままで、時代の進展に対応しないまま、今日に来ております。

 その中で今治で計画している獣医学部は七十二人の教授陣容で、ライフサイエンスもやります、感染症対策もやりますと。

 そういう意欲を持って取り組もうとしているのに、薬学部はどんどんつくっていいけれども、獣医学部はビタ一文ダメだって。

 こんなことはこの国際化の時代に、欧米に遅れてはいけない時代にあり得るんだろうか、というのが私の思いです。

 私は霞が関で三十数年、生活してきました。省庁折衝というのはあります。自分の思いを省を代表して、激しい言葉も使い、場合によっては虎の威を借る狐のような発言もあり。でも、事柄が決着した後は、酒を酌み交わして、お互いに「あんたもきつい言葉を使ったね」と言いながら、決まったことに向かっての、次の政策に向かっていく。

 これが霞が関の文化でした。今回は霞が関の文化が感じらません。時代が変わったんでしょうか。

 少なくとも日本国民にとって時代の潮流の中で、どこが何を求めているのか、それに対応するにはどうすればいいのかを考えることが重要であって、私は本質の議論がされないままに、こんな形で獣医学部がオモチャになっていることに、はなはだ残念に思います。

               ◆

 
 六月十三日の国家戦略会議、諮問会議の、民間有識者の会議の方々が記者会見をされて、私は人知らされて、インターネットのYouTube(動画サイト)で一時間半、拝見させていただいて感激しました。

 特に今回の規制緩和に関して、心に一点の曇りなくやったということで、これが今回の大きな事件の結論だったんだろうなと、私は思いました。

 たくさん私のところに今まで取材がありましたけれども、都合のいいことはカットされて、私の申し上げたいことは取り上げていただいたメディアが極めて少なかったことを残念に思いますけど。

 あのYouTubeがすべてを語りつくしているんではないかと思います。


 (語尾など編集部で修正)


以上


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プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子、足立康史、竜崎伸也ほか多数。

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