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中国・朝鮮の宿痾(再)

中国・朝鮮の宿痾(再)
 毎日新聞18年2月1日 吉井理記さんの記事。
 リード 「中国や韓国を批判し、罵倒する「嫌中・嫌韓本」はもはや珍しくないが、最近はその論拠に「儒教」を使うのが流行らしい。…この国は「おもてなし」が自慢のはずだが、こんなことでいいのか」と、アホなことを書いている。
 フリージャーナリストの青木理(おさむ)さんもサンデー毎日だかに同じようなことを書いていた。
 私は事実を知りたいだけである。吉井記者が例に挙げている彼らの言う「嫌中・嫌韓本」の半分以上を読んでいるが、なるほどと教えられることが多い。毎日新聞の吉井記者の経歴は知らないが、朝日新聞の箱田哲也さん、元共同通信記者の青木理さんは、韓国の大学に留学し、ソウル特派員だったこともあるはずである。しかし、彼らが書くコリアに関する記事でなるほどと思わされたことは皆無。何を遠慮しているのか知らないが、表面を撫でただけで、事実を書いていない。読むだけ時間のムダ。★★

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 2014年2月6日のブログ「中国・韓国の宿痾 〝王朝は私〟」を再録します。


中国・朝鮮の宿痾〝王朝は私〟
 産経13年4月24日
中国・朝鮮の宿痾〝王朝は私〟
 産経14年1月23日
中国・朝鮮の宿痾〝王朝は私〟
 (扶桑社新書) ★★★★★
中国・朝鮮の宿痾〝王朝は私〟
 (講談社学術文庫) ★★★★★
中国・朝鮮の宿痾〝王朝は私〟
『困った隣人 韓国の急所』井沢元彦さん/呉善花さん(祥伝社新書)の帯より 歴代韓国大統領の宿命。
 ★★★★★

(その後、朴槿恵、李明博も逮捕された)
 

 中国・朝鮮の宿痾〝王朝は私〟

 
 産経新聞14年1月23日の記事によると、中国共産党の幹部や富豪、国有企業幹部(親族含む)などがカリブ海にある英領バージン諸島などの租税回避地(タックスヘイブン)を利用し中国から流出させた資産総額は、2000年以降でも1兆~4兆ドル(104兆円~417兆円)にのぼるという。

 

 韓国の歴代大統領はロクな終わり方をしていない。北朝鮮の金王朝はいわずもがな。人民の幸せなど頭の片隅にもない。人民が何十万、何百万人餓死しても平気の平左。北朝鮮では1990年代核・ミサイルの開発を優先したため、200万人もの人民が餓死したと言われている。中国・朝鮮の宿痾ともいうべき腐敗ぶりは数千年に及ぶ。私(し)があって公がない国である。
 
 
 司馬遼太郎さんの『風塵抄』から抜粋して引用します。


 天下を得た毛沢東もまた、その晩年、〝王朝は私〟という伝統の病気からまぬがれなかった

 
 歴代の中国の皇帝は、私()であった。その存在も権力も公ではなかった。
 その私を儒教が裏打ちしてきた。

 中国史ではその教えをなんと二千年以上も国教にしつづけてきたのである。このため社会は多様性を失い、文明そのものが停滞した。

 1911年の辛亥革命で清朝が倒れた。翌年元旦、アジアで最初の共和国である中華民国が成立したが、しかし、二千年来の思想的習俗は一朝で消えるものではなかった。

 辛亥革命の相続者である蒋介石の国民党政府は、ほどなく腐敗した。末期には正規軍120万、民兵220万という大軍を擁しつつも、在野の共産軍に連敗したのは、〝官軍〟(王朝軍)のほうが、まるごと私欲の装置だったからである。
 幹部は給料をピンハネし、兵士は掠奪をした。二千年来の官軍の型を、国民党軍は踏襲し、民衆から見放された。

 天下を得た毛沢東もまた、その晩年、〝王朝は私〟という伝統の病気からまぬがれなかった

 現状のすべてが自分に気に入らぬとして、文化大革命という、中国のさまざまを玉石ともに砕くという巨大な政治的ヒステリーをおこした。


 (引用者注:毛沢東の起こした大躍進政策と文化大革命の餓死者・撲殺者・負傷者などは1億人を下らないと言われている)


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 ■ 1930年頃の中国について。倉山 満(くらやま・みつる)さんの『嘘だらけの日中近現代史』(扶桑社新書)から抜粋してご紹介します。


 当時の中国は、各省ごとに軍閥が割拠し、中央政府が存在しない状態主権国家の体をなしていなかった

 当時の満州は無主の地。まともな統治を行う政府が存在しなかった。軍閥の張学良の支配は、およそ統治と呼べるような代物ではなかった。百年先の税金まで取り立てたかと思うと、翌年もさらに百年後の税金を取り立てたり、女子校が張学良の愛人養成所だったりと、やりたい放題。


 ■ 同書から、中国王朝没落の最終段階(中国史のパターン7段階中の第6段階目)について

 第6段階。秘密結社の乱立と農民反乱の全国化

 秘密結社の流行と農民反乱の頻発で統治のタガが緩む。皇帝の権力が弱まると地方官は言うことを聞かなくなる。中央に税金を送らずに着服するようになる。人民の生活は困窮の極みに。精神的な救いを求め、宗教などに走る。

 中国には「政治的言動は即死刑」という伝統があるが、庶民は最低限度の生活ができないと悟るや武器を持って立ち上がる。反乱に参加する農民が一定数を超えれば「」のようになる。「波」は食料を求めて、途中の村々を略奪と虐殺によって消滅させながら都を目指す。襲われた農民が殺されない方法はただ一つ。自分もその「波」に入り、加害者側に回ること。こうして「波」は大きくなり続ける。

 何年か何十年間かのこうした戦いを勝ち抜いた親玉が、新王朝を立ち上げる。


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 韓国・朝鮮も同じ毒に侵されている


 イザベラ・バード女史の『朝鮮紀行』(講談社学術文庫)から抜粋してご紹介します。


 開国の10年前に朝鮮国王は宗主国であるの皇帝に対し「教育ある者は孔子と文王の教えを守り実践している」と書き送っているが、このことこそ朝鮮を正しく評価するための鍵である。政治、法律、教育、礼儀、社交、道徳における清の影響は大きい。これらすべての面において朝鮮はその強力な隣国の貧弱な反映にすぎない。


 1895(明治28)年、(日清戦争で)勝利を得た日本は、戦前清に協力を要請していた国政改革を朝鮮に強要する態勢にあった。
 
 官吏階級は改革で「搾取」や不正利得がもはやできなくなると見ており、ごまんといる役所の居候や取り巻きとともに、全員が私利私欲という最強の動機で結ばれ、改革には反対していた。

 政治腐敗はソウルが本拠地であるものの、どの地方でも、首都と同質の不正がはびこっており、勤勉実直な階層をしいたげて私腹を肥やす悪徳官吏が跋扈していた。

 このように堕落しきった朝鮮の官僚制度の浄化に日本は着手したのであるが、これは困難きわまりなかった。公正な官吏の規範は存在しない。日本が改革に着手したとき、朝鮮には階層が二つしかなかった盗む側と盗まれる側である。そして盗む側には官界をなす膨大な数の人間が含まれる。


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 現在の中国でも、人民の暴動は年間20万件にものぼる。法輪功に対する凄まじい弾圧も記憶に新しい(法輪功の信者の何万人かが生きたまま臓器を摘出され売られたという話もある。もちろんその信者は死ぬ)。当局は200万人もの人員で徹底的にネット監視しているといわれる。中国製のICT機器にはスパイチップが組み込まれていて、情報を密かに吸い上げたり、遠隔操作できるようになっているという。


以上


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プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子、足立康史、竜崎伸也ほか多数。

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