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民主主義の敵、記者クラブ

民主主義の敵、記者クラブ
 記者クラブに対する当局側のレクチャー風景。記者会見。
民主主義の敵、記者クラブ
 軍事ジャーナリスト・清谷信一(きよたに・しんいち)さん
民主主義の敵、記者クラブ
 先日竣工した高松市防災合同庁舎(危機管理センター)。元の市民会館跡。右は高松市役所庁舎。左は同時にできた駐車場。南海トラフ大地震などに備えている。
民主主義の敵、記者クラブ
 向かいの香川国際交流会館(アイパル香川)。外国人がよく出入りしている。元は県立図書館(芦原義信設計:ソニービル、東京芸術劇場などの設計者でもある)。浪人時代大変お世話になった。
民主主義の敵、記者クラブ
 市役所対面の高松市中央公園(セントラルパーク)。地下は駐車場。ゴールデンウイークに何か催し物があるのか、たくさんのテントを張り、警官が警備していた。元は野球場、体育館、消防署などがあった。
民主主義の敵、記者クラブ
 ツツジもそろそろ散り出した。





  民主主義の敵、記者クラブ


 私はかねがね日本の自衛隊の装備に疑問を持っている。万一戦争になった時、自衛隊は真に役立つ装備を持っているのだろうか?と。戦後70年以上も実際の戦争をしていないし、武器輸出もできない。そのため、アメリカや防衛官僚や族議員、防衛産業・商社などに都合のいいものになっているのではないか?という疑念が消えない。そのとき役立つのが、軍事ジャーナリスト・清谷信一(きよたに・しんいち)さんの意見である。

 その清谷さんが、先の財務次官のセクハラ問題に関連して「記者クラブの問題」を発信している。まったく同感である。ほとんどそのまま転載いたします。


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民主主義の敵、記者クラブ

2018年04月30日 06:00 清谷 信一


財務次官のセクハラ問題について以下の記事を書きました。

清谷信一
@skiyotani
セクハラ醜聞で露呈する「記者クラブ」の腐臭 違う話のように見えるが実は繋がっている | メディア業界 - 東洋経済オンライン https://toyokeizai.net/articles/-/218547 … @Toyokeizaiより

  記者クラブは国民の知る権利から当局を守る防波堤です。

 11:01 - 2018年4月28日


 セクハラ醜聞で露呈した「記者クラブ」の腐臭 | メディア業界

 財務省の福田淳一事務次官が恒常的にセクハラを行ったとして「週刊新潮」が被害者と福田次官のやりとりを報じ、福田次官は4月18日にセクハラを完全否定しながらも辞任を表明した。そして、24日に閣議でその辞任が…

 この問題はセクハラではなく、記者クラブの存在とその体質です。
 クラブ以外のメディアやジャーナリストを排除して役所と癒着して情報を取る、あるいは下賜されるのを仕事としている記者クラブの閉鎖的かつ、当局の意向を忖度する姿勢がこういうセクハラを招いたわけです。

 まあ、ざっくり言えば、ジャーナリストがセクハラされたよりもキャバ嬢がセクハラされたようなものです。

 何しろいくら専門知識があって、実績がある美人のフリーランスの記者ならば次官と「親しく」なって取材するなんてことは普通できませんから。

 フリーランスであればそもそもセクハラ以前、取材機会すらありません。

 こういう記者クラブが、官僚が忖度しているのだと連日報道しているのはセルフパロディみたいなものですが、自覚がないようです。

 だったら自分たちも、役所や政治に対する忖度の元凶となっている記者クラブを改革するなり、解散すれば宜しいのですが、楽に情報がとれるシステムを手放したくない。

 まあ、こういってはなんですが、シャブ中が覚醒剤止められないと同じです。

 もうひとつ問題なのが、記者クラブの番記者は専門性が無い人が殆どです。そもそも興味がなくても会社に派遣されるわけです。それで我々専門記者を排除している。例えば東洋経済のようなビジネス誌の記者も財務省、国交省、経産省などの記者会見やレクチャーにはでられません。

 で、記者会見に出ているのは専門知識のない番記者ばかりです。

 新聞、テレビは読者視聴者に広く、浅く伝えるメディアであり、専門誌は狭く深い読者に伝えるメディアです。

 極論言えば、テレビ、新聞に専門的な視点は必要ありません。

 記者クラブに専門記者が入れれば、テレビや新聞も報道する、しないは別として、専門記者との交流によって別な視点、深い知識を得ることができます

 また権力の監視という視点でもはるかにマトモになります

 はっきり言って、ただの民間の任意団体が当局の取材機会を独占していることに、何の法的な根拠はありません

 また国や役所が記者クラブを民間の報道機関あるいはジャーナリストの代表として、彼らだけと付き合うという法的根拠もこれまたありません

 つまり国と記者クラブは法的な根拠がないのに、他の報道機関、ジャーナリストを排除しています

 これでは法治国家とはいえず、中国や北朝鮮を笑えません


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(感想・意見など)

 私は、浪人時代1年間、地方新聞社でアルバイトした。メインの仕事は、市役所、県庁、県警などの記者クラブに行って、記者が書いた原稿や写真のネガなどを受け取ってくること。また、各地に支局があり、支局員が書いた原稿や写真のネガは契約しているバス会社の運転手に預けているので、最終地の高松築港駅前のバス停で待ち、該当バスの運転手からバックを受け取って、新聞社に持ち帰るなどもしていた。

 そういうわけで、市役所や県庁、県警の記者クラブには毎日出入りしていた。守衛室の前を「○○新聞でーす」と挨拶して中に入れてもらった。たばこの煙がもうもうとした記者クラブには新聞記者や放送局の記者10数人がいた。そこで記者たち(全員男性)は何をしているかというと、大抵ヒマそうにしていた。中には、他社の記者と麻雀をしたり碁を打ったりもしていた。

 まれには全員出払っている時があって、庶務の女性に聞くと、「いま記者会見をしています」との返事があった。


 1年して大学にいくためアルバイトをやめるとき挨拶にいくと、当時の副編集長から、「大学を出てこちらで就職するようだったら、私を訪ねて来なさい」と言ってもらった。私は新聞には大変興味がある。しかし、日頃の記者たちを見ていたら魅力ある仕事とは思えず、その途はとらなかった。


 「ボク、ボク」と呼ばれていたが、今はインターネットの時代であり、「ボク」の仕事はなくなったはずである。原稿であれ写真であれ、ネットでピッと送ればそれで終わりである。

 当時その地方新聞社には、整理部や校正部を含め、記者は20人前後いたはずである。女性は学芸部長の鬼瓦のような女史1人だけであった。


 ここ何年かで2度高松市役所(上から3枚目の写真の右の建物)の記者クラブを訪れることがあったが、10数人の記者の半分ほどが女性であった。いろいろ言われるが、女性の社会進出は目覚ましい。また、各人の机の上には必ずパソコンが置かれていたのも昔と異なる風景である。たばこ臭い匂いもしなかった。庶務の女性らしき人も見かけなかった。昔は男性記者が「○○ちゃん、お茶ぁー」と頼んでいたが、庶務の女性は役所の人(人件費役所持ち)だったに違いない。

 昔は、県庁だと20坪ほどあったと記憶しているが、賃借料は各社に請求していなかったはずである。今はどうなのだろう?記者クラブが費用を人数按分して近くの雑居ビルの一室を借りるか、近くに適当なところがなければ役所に周辺民間ビル並みの賃借料を払うべきだと思うが、どうしているのだろう?水道光熱費なども当然払うべきである。

 清谷さんも書いているが、「国や役所が記者クラブを民間の報道機関あるいはジャーナリスの代表として、彼らだけと付き合うという法的根拠はありません」。私も常々おかしいと思ってきた。


 また、森友学園問題で8億円の値引きを問題にしているが、朝日、讀賣、毎日、産経、日経の本社ビルは国有地を安く払い下げられたと言われている。そうする理由など何もない。事実を明らかにしてもらいたい

 2019年10月には消費税は10%になると言われている。その際、軽減税率制度を設けて、新聞社の猛烈な運動により軽減税率が適用されるとも言われている。新聞を特別扱いしなければならない理由など全くない。やめてほしい。

 政府が放送法を改正したいと言い出した途端、讀賣新聞などは反政府キャンペーンを始めたように思える。衣(ころも)の下から鎧(よろい)がチラリか、自分たちに少しでも不利と思えるよなことがあれば、すぐ「新聞ゴロ」の地(じ)が出てくる。

 朝日新聞は何十年も慰安婦問題で間違った報道をしてきた。そのせいで世界中に慰安婦像が建てられている。朝日は世界の誤解を解く責任があるのに知らん顔。無責任にもほどがある。

 朝日新聞、毎日新聞、テレビ朝日、TBSなどは偏向報道、印象操作がひどい。例えば、加計問題で、この件に最も深く関わってきた加戸(かと)守行前愛媛県知事の証言を事実上無視し続けている。前川喜平前文科省次官の罪を不問にし、持ち上げるばかり。安倍内閣打倒の目的のためである。「新聞・放送に大義は不要。事実がすべて」を貫いてほしい。



以上


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プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子、足立康史、竜崎伸也ほか多数。

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