メディアの不思議


  メディアの不思議


 記者たちは、昔、「羽織ゴロ」と呼ばれた。「羽織を着たゴロつき」の意味である。私は、いまでも、多かれ少なかれそういう部分はあると思っている。羽織ならぬ「背広ゴロ」である。

  彼らは森友学園の国有地8億円値引きを云々(うんぬん)するが、朝日新聞、讀賣新聞、毎日新聞、日経新聞、産経新聞の本社ビル用地は、都心の一等地(築地、大手町、一ツ橋)の国有地を、有力政治家等に働きかけて、大幅に安く払い下げてもらったものである(正しくは、大幅に安く払い下げさせた、と書くべきかもしれない)。

 来年の10月には現在8%の消費税が10%になると思われるが、新聞代は、彼らの政治家への猛烈な働きかけにより軽減税率(すなわち8%に据え置き)が適用されると言われている。非常に身勝手。私は新聞が大好きで1日6紙以上読んでいるが、それとこれとは別。新聞を優遇すべき理由など全くない!

 また、新聞社は系列のテレビ・ラジオ局を持っていることが多いが、これが利権のかたまり。先日も、安部政権が放送法を改正しようとすると、政権寄りと見られている讀賣新聞でさえ新聞を何ページも割いて反対の論陣を張った。

 こういうことがが極端になると総会屋になる。会社(組織)の不祥事を掘り起こして、「これを表に出したくなかったら金を払え」、あるいは「この新聞(情報)を買え」「お車代を出せ」「われわれを優遇しろ」ということになる。恐喝屋の一面を持っている。


メディアの不思議
 週刊新潮18年6月14日号 藤原正彦さんの「管見妄語」

メディアの不思議
 アメリカンフットボール日大対関学大戦。

テレ朝、TBSは共産党御用達?
 讀賣新聞17年8月22日 意見広告

 「加計問題」国会閉会中審査における放送時間の格差
 「行政が歪められた」という前川喜平・前エロ文科次官証言に6局計2時間33分(153分)、「歪められた行政が正された」という加戸守行(かと・もりゆき)・前愛媛県知事証言は6局計わずか6分。国家戦略特区ワーキンググループの原英史(えいじ)・民間委員にいたってはたったの2分半日本のテレビ局はデタラメ!!放送法に完全に違反している。

テレ朝、TBSは共産党御用達?

 上記の加戸守行・前愛媛県知事の証言を、朝日新聞と毎日新聞では一般記事では全く載せなかった。0行。保険の約款(やっかん)のような細かい字の詳報にわずかに載せただけ。意図は明らか。

テレ朝、TBSは共産党御用達?
 (WAC) 994円
 朝日53年の長谷川煕(ひろし)さんと36年の永栄(ながえ)さんの対談。朝日新聞は「マルクス主義結社」であることが書かれている。

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 週刊ポスト18年6月22日号
 テレビ朝日女性記者に対する財務省事務次官のセクハラ事件後、テレ朝の労働組合が社員にアンケート調査をした。テレ朝女性社員のセクハラ被害は、一般企業の約2倍。その過半は身内(社内)によるものだったという。社外に向かってワアワア言うよりもまず自ら襟(えり)を正すべきではないか。

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 週刊文春18年5月31日号
 朝日新聞も同様。そういえば、AERAの副編集長だったかで、契約社員の任期延長を匂わして次々関係を迫った卑劣漢がいたなぁ。

メディアの不思議
 週刊文春18年6月14日号
 毎日新聞も同様。4月下旬労組が全組合員に対してアンケート調査を行った。やはり、セクハラを受けた相手で一番多いのが、社内の先輩や上司だった。「衝撃的な結果でした。関係者を処分したら、上層部が大量にいなくなるんじゃないか、といわれています」(毎日新聞中堅社員)。

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 朝日新聞デジタル18年5月18日
 2015年2月に死亡したテレビ朝日54歳のプロデューサーの死因が過労死と認められた。2018年4月には子会社の49歳のディレクターが過労死した。
 テレビ朝日は、2014年~2017年の間に違法残業で3回も労働基準監督署から是正勧告を受けている。電通のときはあれだけ騒いだのにメディア同士だと騒がない

メディアの不思議
 讀賣新聞18年4月12日
 東京労働局長は記者会見であまりにも率直過ぎたもの言いのため記者たちに叩かれた。厚労省は「不適切発言」として減給・降格処分。減給10分の1(3か月)、部長級から課長級に降格

メディアの不思議
 このところ寝る前に缶チューハイを1本飲んでいる。実にいろいろな種類がある。3種類くらいに絞りたいのだが、まだ定番が決まらない。




 週刊新潮18年6月14日号、お馴染みの藤原正彦さんの「管見妄語」を抜粋してご紹介します。


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  反則タックル


 私がアメリカンフットボールにとりつかれたのは20代の末、アメリカにいた頃である。ミシガン大学は全米チャンピオンに何度かなった強豪で、人口11万の大学町に11万人収容の全米最大のスタジアムを有していた。翌年移ったコロラド大学も全米チャンピオンになったことがあり、5万人収容のスタジアムを持っていた。

 先日の日大対関学大のフットボール試合で、日大選手が関学大のQB(パスをなげたりする攻撃の要)に反則タックルをかけ入院となるケガをさせた。パスを投げ終え無防備となったQBの背後から猛烈なタックルをしかけたのだ。全治3週間ですんだからよかったが、一生寝たきりになりかねなかった。投げたのを見てから10メートル余りも走ってのタックルは見たことも聞いたこともない。

 監督やコーチに「QBを潰せ」と指示された、と騒ぐ人もいるようだが的外れだ。これ位は他のスポーツでも試合前にしばしば言われていることだ。「ぶっ潰して来い」などはいつも聞く言葉で、それを文字通りに受け取る選手など世界中に1人もいない。

 日大の選手が文字通りに受け取ったのは、練習に出さなかったり「学生選抜を辞退しろ」と圧力をかけた上で、「1プレー目で潰して来い」「潰せないと意味ないよ」「QBがケガすれば秋の関学大定期戦は楽だろう」などと陰険かつ執拗に追い詰めたからに違いない。

 この事件は内田監督とコーチが誠実に謝罪し辞任すれば一件落着となったはずだ。ところが監督が保身を図ったことでメディアが飛びついた。監督が日大の常務理事、すなわちナンバー2と知って湧き立った。さらには関東学生アメフト連盟が選手達の事情聴取などにより、監督と当該コーチを除名処分にしたのに、人事権をもつ理事会は第三者委員会で調査の後に判断を下すとした。

 第三者委員会のインチキぶりはよく知られている。第三者委は通常、不祥事のあった企業や組織によって作られ、委員はそこから報酬を受け取る。正当な判断などできる訳がないのだ。第三者委とは内部委員会なのだ。


 それにしても日大理事会の行動は不思議だ。小さな問題をできるだけ大きくし、メディアに叩かれるため必死に努力しているようだ。日大のほとんど全ての真面目な学生や教職員が可哀想だ。

 メディアはさらに不思議だ。ここ1年余り、モリカケ不倫日大と、国家国民にとってほとんど重要性のない問題に血道(ちみち)を上げているアメリカの無謀で自己中心的な貿易政策、中国の南シナ海東シナ海における狼藉、EU瓦解の兆候、米朝首脳会談の危険な本質、といった重大事から、国民の目を逸らしたくてたまらないようだ


以上



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プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

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