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改革のスピードアップを!!

改革のスピードアップを!
 毎日新聞18年4月6日
改革のスピードアップを!

 峰山トンネル(道としては2キロ余。トンネル部分は502メートル)
 この道は7月2日に開通する予定。構想としては50年くらい前からあった。このトンネルも何年も前に完成していた。手前の道(当時は山)の所有者が買収に応じなかったため市が強制収用した。私が自治会長をしていた時、「ここまで来たら早く通すことがみんなの利益である。地権者にはそれなりの対価を支払って強制執行でも何でもして早く通すべきである。この道ができることによって1日に1万人以上の人が利益を得ることができる」と、市会議員2人の尻を叩いてきた。
 中国なら、計画を決めたら1~2年でできる。

改革のスピードアップを!
 マック1階。高校生が多い。勉強している。聞いてみると期末試験だという。われわれの時代より夏休みが早まっているようである。
 マック、県立図書館、市立図書館で70代くらいのご婦人を見かけることがある。3人。ひとりで一生懸命鉛筆で何かを書いている。どうもクロスワードパズルとか数独をやっているらしい。たまたまなのか、流行っているのか?





 改革のスピードアップを!!


 時代はどんどんスピードアップしている。中国などはある意味独裁国家なので、方針さえ決めればどんどん物事を前に進めることができる。モリ・カケなどしょーもないことを延々とやっている場合ではない。日本が1進む間に、向こうは5も10も進んでいる。

 毎日新聞18年4月6日「時代の伝言」欄に一橋大学名誉教授・野口悠紀雄(ゆきお)さんが平成時代について語っている。ご紹介します。


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 成功体験 遅れた改革


 平成は日本にとって失敗の時代だった。1990年代以降の国内総生産(GDP)の伸びは、大きく躍進した中国やアメリカの伸びを下回った。株価や地価、企業の売上高は減少を始め、企業の設備投資も頭打ちとなった

 90年代初めに数々の経済指標が変調を知らせていたが、多くの人は日本経済が崩壊したとの危機感を持たなかった。80年代のバブルに酔いしれて日本全体が弛緩しきっていたためだ。90年代末に銀行の不良債権問題が顕在化し、金融機関の破綻が相次いで、ようやく問題の深刻さに気付いた。

 銀行が不良債権を抱え貸し渋りによる信用収縮が起きたことが、経済の停滞の要因だったと説明されることが多い。しかし、90年代前半に長期金利は低下した。貸し渋りで貸し出しが抑制されれば、長期金利は上昇するはずだ。つまり、企業が設備投資意欲を失って資金需要が減少したために長期金利は低下したのだ。

 では設備投資が減少した理由は何か。新興国の工業化で、日本企業が国際市場でシェアを失ったことが大きい。韓国や台湾、香港といったアジアの新興国・地域が台頭し、中国も工業化したためだ。中国が膨大な労働力で安価な製品を大量生産できるようになり、製造業の国際的な競争環境は一変して日本企業の存在感は大きく低下した


 それにもかかわらず日本の金融機関は80年代に、手軽に利益を上げることが可能だった不動産投資にのめり込み、不良債権を抱えたのだ。

 ITや家電の領域では新しい企業の成長が顕著となった。電機メーカーなどから電子機器の製造を請け負うサービス(EMS)を展開する企業が代表例だ。米アップルは、これを利用し、自社で国内生産する方式を転換して、工場を持たず海外で生産するという国際的な水平分業化を図った

 だが、日本企業は対照的な動きをしたシャープが2004年に三重県亀山市に完成させた巨大な液晶パネル工場が典型例だ。海外への技術流出を防ぎ、効率のよい生産方式とされたが、シャープは鴻海(ホンハイ)にのみ込まれ、アップルは時価総額で世界一の企業に成長した。

  
 日本企業は、高度経済成長期から続いたモノ作り経済から脱却し、アップルのようなビジネスモデルへの転換を図るべきだった。しかし、高度経済成長期の成功体験に縛られ、工場閉鎖のような痛みを伴う改革ができず、結局変わることができなかった。国際競争はより厳しさを増している。平成の時代の失敗の本質に向き合う時である。

 【聞き手 大阪経済部編集委員・工藤昭久さん】


以上

 

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プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子、足立康史、竜崎伸也ほか多数。

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