嗤うべし朝日旧聞、やっとJR東労組の件を…。
朝日新聞18年7月31日
やっとやっと、今頃になって…。
(講談社)
この本を書いたために著者の西岡研介さんは、JR東労組員および革マル派からどえらい目に遭わされた。
JR東労組が過激派の革マル派に支配されているというのは、JR東記者室に所属する記者ならば誰でも知っていること。それなのに日頃反体制を気どり一匹狼を自称している記者どもは触らぬ神に祟りなしを決め込み、西岡さんは孤軍奮闘を強いられた。
週刊新潮18年4月19日号
週刊新潮によると、日頃から革マル派に金銭面、選挙応援などで支援されている立憲民主党の枝野幸男さんは、この度の革マル派の苦境に手を差し伸べず、ダンマリを決め込んだとか…。
JR東労組と枝野幸男の覚え書
週刊東洋経済18年6月16日号
JR労組の問題では数週にわたり週刊東洋経済ががんばった。
エライ内情に詳しいなと思ったら、西岡研介さんが健筆をふるっていて嬉しかった。
高知新聞18年6月18日 恐らく共同通信配信記事。
日経ビジネス18年6月25日号
組合員の脱退にしたがって、運行妨害件数が増えている。革マル派の仕業と思われる。警察は刑事事件として立件すべきである。
私は会社員のとき微力ながら会社の発展に心血を注いできた。完璧な会社ではなかったが、いまでも前の会社の商品を買うし、業績好調と聞くとうれしくなる。「面従腹背」をモットーにしているなどという奴には唾を吐きかけたくなる。
脱退した労組員は、革マル派主導の「革命」とか自らの会社の商品・サービスをおとしめる行為(お客様に迷惑をかけるスト、運行妨害など)、休日の動員などに嫌気がさしていたのだろう。JR東ともなれば給与・待遇面なども世間一般よりもいい。過激なことを嫌うのは当然のことである。まともな人は、そんなことよりもお客様に喜ばれる仕事をしたい。
★★★★★ 680円
いつもながら濱 嘉之(はま・よしゆき)さんの本は面白い。いろいろな情報がぎっしり詰まっている。お陰で寝不足気味。
世間知らずのお坊ちゃま前川喜平・エロ前文科省事務次官に読ませたい。「世の中の実情はこうだよ。中国・北朝鮮の内情はこうだよ」等々と、教えてつかわしたい。
本津川岸の電線にムクドリ大のこの鳥がズラッと並んでいた。ネットで調べたが名前が分からない。
嗤うべし朝日旧聞、やっとJR東労組の件を…。
朝日新聞18年7月31日該当記事の前半部分をご紹介します。
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JR東労組7割超脱退
3.3万人 組織運営に反発か
JR東日本で最大の労働組合、東日本旅客鉄道労働組合(JR東労組)で、組合員の7割超にあたる約3万3千人が脱退したことがわかった。今年の春闘で当時の執行部が経営側にストライキ権の行使をつうこくしたのをきっかけに、同労組の運営に対する強い反発がひろがったためとみられる。
同労組は6月の定期大会で今春闘を「敗北」と総括し、執行部を大幅に刷新した。
関係者によると、同労組は2月1日時点で社員の8割にあたる4万6870人を組織していたが、7月1日時点で1万3540人に減った。わずか5カ月間で組合員の7割超が脱退する異例の事態となっている。
大量脱退の直接の引き金は、同労組の執行部が2月、経営側にストなどの争議行為に踏み切る可能性があると通告したことだった。
(以下略)
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(感想・意見など)
JR東労組崩壊は、朝日新聞としては認めたくない事実だったのだろう。①できれば「報道しない自由」を行使したかった。しかし、この場合、そういう訳にもいかない。それで7月末ぎりぎりに、嫌々ながら記事にした、というところだろう。
組合員の脱退が激しかったのは3月、4月。それをやっと今ごろ記事にした。朝日「新」聞ではなく、朝日「旧」聞。
また、②朝日らしく肝心なことを書いていない。JR東労組が過激派の革マル派に支配されていることである。
①②とも「大義がすべて、事実はどうでもいい」がモットーの朝日らしい。この度も②を書いていないが、可能であれば①も行使しかねないので注意が必要。
私は13年10月12日のブログ「新聞、TVで分からないことも多い」以来この問題に関心を持ってきた。できれば「てっちゃん 雑文集 JR東労組」で見てください。
JR東と共に、労組が過激で、社長が2人自殺し、経営的にも行き詰っているJR北海道に関心を払っていきたい。
以上