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石破氏大善戦と玉城氏圧勝を騙る報ステの矛盾

石破氏大善戦と玉城氏圧勝を騙る報ステの矛盾
 藤原かずえ姐さん。
石破氏大善戦と玉城氏圧勝を騙る報ステの矛盾
 『報道ステーション』18年9月20日。
 テレビ朝日、TBSの報道には、朝日新聞、毎日新聞同様、偏向、ダブルスタンダードが多い

石破氏大善戦と玉城氏圧勝を騙る報ステの矛盾
 選挙に勝って踊る玉城デニー新沖縄県知事
 私はこの結果を喜んでいる。所詮自民党は地方豪族の集まり。緊張感を失くしたらロクなことをしない。
 それにしても新知事は大変だろうと思う。

石破氏大善戦と玉城氏圧勝を騙る報ステの矛盾
 近くの神社の猫たち。口笛を吹くと寄ってくる。





 日頃から私が感じているテレビ朝日やTBSの報道番組に対する違和感を、尊敬する藤原かずえ姐さんが書いてくれている。抜粋、一部編集してご紹介します。


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石破氏大善戦と玉城氏圧勝を騙る報ステの矛盾
2018年10月05日 11:30 藤原 かずえ


 2018年9月後半に自民党総裁選挙(9月20日開票)と沖縄県知事選挙(9月30日開票)という話題を集めた選挙がありました。2つの選挙に共通していることは、事実上一騎打ちであり、マスメディアが、一方の候補を「力でねじ伏せる傲慢な圧制者」のように報じ、一方の候補を「虐げられながらも圧制者に果敢に立ち向かう誠実な民衆のヒーロー」のように報じたことです。そして2つの選挙で異なることは、マスメディアが推した人物が自民党総裁選挙では落選し、沖縄県知事選挙では当選したことです。この記事では、この2つの選挙結果に関するテレビ朝日『報道ステーション』の論評を論評したいと思います。


自民党総裁選挙
2018/09/20 テレビ朝日『報道ステーション』

富川アナ:議員票は329対73、党員票は224対181、合計553票と254票で安倍総理が三選を決めた。これは石破氏が善戦したと。
後藤謙次氏:大善戦。大善戦と言っていい。この結果で見えてくるのは、安倍一強というのは、永田町だけの虚構だったということだ。
小川アナ:多くの差がついたのが議員票なわけだ。党員票を見ると石破氏は181票ということでかなり善戦した。そして議員票も、テレビ朝日の事前の聞き取り調査によると53票獲得するという見込みだったので20票ほどの隠れ石破票があった。
後藤謙次氏:やはり地方の党員の間に安倍氏に対する批判的空気が相当拡がっている。
富川アナ:後藤さんは大善戦だと。
後藤謙次氏:そう思う。特に党員票については55対45なのでほぼ拮抗に近い。

 後藤氏は、全体の票がダブルスコアを超えているにも拘らず「石破氏の大善戦」と断言し、党員票については、前日後藤氏自身が勝利ラインと示唆していた55%を超える得票を安倍氏が集めたにも拘わらず、「ほぼ拮抗に近い」と評価しました。このように自らが前日に設定した基準など無かったかのように「大善戦」「拮抗」と断じたことは、客観はもとより自分の主観をも超越している(笑)いい加減な論評であったと言えます。


沖縄県知事選挙
2018/09/24 テレビ朝日『報道ステーション』

後藤謙次氏:運動の仕方も、玉城氏はまさに弔い選挙。翁長氏の話を前面に持ち出して、知名度を背景に一般の不特定多数の有権者に対して空中戦で戦う。一方の佐喜眞氏は、自民党・公明党の強大な組織力を背景に、企業・団体を個別に撃破していく地上戦でやろうと。

  後藤氏は、沖縄の多数が無党派層であることを十分承知の上で、佐喜眞氏は特定の団体・企業、玉城氏は一般の有権者をターゲットとしているような印象操作を行っています。しかも「弔い選挙」という感情に訴える以外の何物でもない玉城氏のスローガンを何気なくアナウンスしました。また、論理的に考えれば、マスメディアから完全に悪魔化されている佐喜眞氏は、マスメディアを通じて政策を訴える「空中戦」を行えるわけがありません。
仮に自民党・公明党の組織力が強大であっても、メディアの強大な発信力に比べれば、ちっぽけな力に過ぎません。このように状況は佐喜眞氏に圧倒的に不利であるにもかかわらず、マスメディアは、佐喜眞氏を力でねじ伏せる傲慢な圧制者のように報じ、玉城氏を虐げられながらも圧制者に果敢に立ち向かう誠実な民衆のヒーローのように報じました

 その最たるものが投票日前日に放映されたTBS『報道特集』の報道です。

2018/09/29 TBS『報道特集』

日下部正樹氏:それにしても玉城・佐喜眞両陣営の選挙戦を見ていると対照的というか全く違う。
金平茂紀氏:佐喜眞陣営というのは、組織力・宣伝力・物量で玉城陣営を圧倒していたというのが正直なところだ。それに加えて、小泉進次郎議員のような、彼は三度応援に入ってその人気を最大限に活用する。そういう意味ではプロの選挙選を見せつけられた。一方の玉城陣営は、あくまでも草の根の力に頼るというか、「象と蟻」という言い方もしていたが、両陣営の戦い方の違いを見ていると、まるで本土政府と沖縄県の現在の関係の相似形というか、似姿を見たというか、取材を通じての率直な印象だ。沖縄県の有権者の皆さんは明日投票日には是非とも投票所に足を運んで自分の判断で一票を投じてもらいたいと思う。

 佐喜眞氏は、普天間基地からの移設を主張しましたが、辺野古基地への移設を言明しませんでした。マスメディアは口をそろえて佐喜眞氏が辺野古移設を言明しないことに対して大バッシングを行いました。なぜ佐喜眞氏が辺野古移設を言明しなかったといえば、言明すれば、マスメディアがそれ以上の大バッシングを始めて選挙にならないことが自明であったからです。
 一方、玉城氏は辺野古基地への移設反対を主張しましたが、普天間基地からの移設を具体的にどうするのかについてマスメディアは厳しく問い詰めることをしませんでした。その上で、有権者の【ルサンチマン】を煽りに煽る「象と蟻」のような比喩が報道されれば、情報弱者は簡単に騙されてしまします。『報道特集』の悪質なところは、視聴者に本土政府と沖縄県の関係を佐喜眞氏と玉城氏の関係と同一視させた上で、沖縄県民に「自分の判断で一票を投じてもらいたい」と呼びかけている点です。


2018/10/01 テレビ朝日『報道ステーション』

富川アナ:沖縄県知事選は、辺野古への基地移設反対の玉城デニー氏が、自民・公明など与党が推薦した佐喜眞淳氏を8万票もの大差をつけて当選した。与党は総力戦で、菅官房長官や小泉進次郎氏を応援に呼びつけるなどして必勝を期していた。蓋を開けてみたら玉城氏が圧勝という結果になった。
後藤謙次氏:結果を見ると、沖縄県の人たちの翁長氏に対する思いの強さ、それから4年前に翁長氏が当選した後からの政府の対応に今回の圧勝の原因があった。この沖縄の民意を変えるということは力ずくではできないということが今回確定した。民意の確定を受けて次は政府が答えを出す番だ。

 前回の沖縄県知事選挙では翁長氏が約10万票の差をつけて当選したので8万票という結果は、前回に比べれば差が縮まったと言えます。富川アナも後藤氏も「玉城氏が圧勝」と表現し、政府を批判しました。ただ、力ずくで民意を操作したのは、後藤氏が言うような政権与党ではなく、偏向報道を行ったマスメディアであったと言えます。沖縄二紙に加えて全国紙が、佐喜眞氏を悪魔化し、玉城氏を偶像化しました。翁長氏の死を利用した「弔い合戦」の大合唱で民意を操作することに成功しました。



自民党総裁選挙と沖縄県知事選挙の結果の比較
 偶然ではありますが、自民総裁選の党員票と沖縄知事選における当選者と落選者の得票率はほぼ同じような数値であったと言えます。

【自民総裁選】 安倍氏:55.3% 石破氏 :44.7%
【沖縄知事選】 玉城氏:55.1% 佐喜眞氏:43.9%」

 ちなみに、沖縄知事選で、玉城氏と佐喜眞氏の二人の得票に限定すれば、玉城氏55.6%、佐喜眞氏44.3%となり、ほぼ同一の結果です。このような得票率であるにも拘らず、『報道ステーション』の後藤謙次氏は、自民総裁選については「拮抗-石破氏の大善戦」と評価し、沖縄知事選については「玉城氏の圧勝」と【二重規準】で論評したわけです。得票率は両選挙で同じなので、この二重基準を使えば、自民総裁選については「安倍氏の圧勝」、沖縄知事選については「拮抗-佐喜眞氏の大善戦」と評価することもできます。

 元々、自民総裁選については、総得票で安倍氏が石破氏をダブルスコアで勝利しているため、「安倍氏の圧勝」と考えるのが妥当であり、また圧倒的な偏向報道の下で「弔い選挙」として行われた沖縄知事選については「拮抗-佐喜眞氏の大善戦」と捉える方が適切です。それを無理矢理に逆転させて一方的に報道するのですから極めて不公正であると言えます。


藤原かずえ
@kazue_fgeewara
選挙結果
【自民総裁選】安倍氏 :55.3% 石破氏※:44.7%
【沖縄知事選】玉城氏※:55.1% 佐喜眞氏:43.9%
 ※マスメディアが偏向報道で応援

報ステ後藤謙次
【自民総裁選】拮抗している。石破氏の大善戦だ
【沖縄知事選】玉城氏の圧勝だ

 恐ろしいダブルスタンダード、自己嫌悪に陥りませんか(笑)

 『報道ステーション』では長年にわたってこのような不自然な論評がまかり通っています


朝日新聞社説
【自民総裁選】3選はしたものの 安倍1強の限界明らかだ
【沖縄知事選】辺野古ノーの民意聞け

 メディアによる国民支配の実態です。


 そして今回の報道も例外ではありませんでした。このような非論理的な偏向報道は明らかな情報操作であり日本の報道の危機です。多くの国民が『報道ステーション』のあからさまな偏向報道を強く認識すると同時に、番組につられて不当な世論を形成しないことが極めて重要であると考えます。


以上


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teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子、足立康史、竜崎伸也ほか多数。

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