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知られざるガリバー『ダイフク』

知られざるガリバー『ダイフク』
 日経産業新聞2019年3月13日
 保管効率3倍に、人員カット90%、入庫スピード80倍に

知られざるガリバー『ダイフク』
 日経新聞2018年12月1日

 人手不足を背景に、情報を無線で読み取る「ICタグ」が普及してきたことも大きい。ICタグの価格低下も追い風。凸版印刷や大日本印刷などは@5円程度で作れるようになった。25年には@1円まで下げることを目指す。今後、コンビニなどで使われるようになると爆発的に普及する。

知られざるガリバー『ダイフク』
 揚水(ようすい)水車

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知られざるガリバー『ダイフク』
 日経新聞2018年11月27日 STNet(STネット:元は四国電力の情報システム部門) 広告

知られざるガリバー『ダイフク』
 STNet 高松データセンター (高松市林町インテリジェントパーク内) 増設工事をしている。商売繁盛。
 香川県はもともと災害が少なく、(近くのサンメッセ香川が)海抜16メートルなので、南海トラフ大地震などがきても大丈夫だと思われる。





 知られざるガリバー『ダイフク』


 日本は、昔から職人を尊ぶ文化がある。1543年種子島に伝わった鉄砲を元に数十年で日本は世界一の鉄砲生産国になった。

 対してコリアはにおいては、製造業は賤業(せんぎょう)である。体を使ってする仕事は卑しい者のすることとされてきた(朱子学の影響)。

 朝鮮通信使は室町時代から来ていた。揚水水車の技術を教えてほしいと請われ、日本は何回も(江戸時代にも)親切に教えてやり、彼らはスケッチまでして持ち帰ったが、何百年かかってもついに作ることはできなかった。

 それどころか、水の漏れない樽(たる)さえ作れないため、陶器の壺や甕(かめ)を使っていた。

 その傾向は現在も続いていて、サムスンや現代など韓国の大企業は、日本や欧米の技術を真似て、あるいは盗んで、思い切った投資により世界的な大企業になった。しかし、コツコツやる有能な中小企業が育っていないため、サムスンや現代などが売り上げを上げれば上げるほど要素技術を持った日本からの輸入が増えるという構造になっている。


 私は1年ほど前まで『ダイフク』というガリバー企業を知らなかった。
 AI(人工知能)時代になると(あと15年後くらい)、人間のしている仕事の約半分はAIに奪われるといわれている。
 真偽のほどは分からないが、『ダイフク』を見ている限り十分にあり得ると思うようになってきた。


 『ダイフク』のことが日経産業新聞2019年3月13日に載っていた。抜粋してご紹介します。


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 10人で回すロボ倉庫
 ダイフク「止まらない物流」
 AIの目 故障予知
 世界のユニクロ支える


 電子商取引(EC)の拡大と人手不足が倉庫の姿を大きく変える。
 物流システム世界最大手のダイフクはファーストリテーリングと物流自動化の戦略提携。
 従来比9割省人化できる倉庫を開発した。アマゾンの台頭などで世界的に物流への関心は高まる一方。
 深刻化する人手不足の解消へ、ニッポン発「倉庫革命」の先陣を切る。



 「最後まで一緒にやってもらえるところはダイフクしかない」。ファストリの柳井正会長兼社長は信頼を寄せる。ダイフクと結んだのは世界での戦略的パートナーシップ。本部のある東京・有明に設置したほぼ100%自動化した倉庫は今後、2~3年内にファストリの世界の倉庫に展開。店舗やECで「ユニクロ」ブランドの供給を担う。


 移動「0歩」に

 1階から3階まである東京・有明の倉庫内で、作業員が関与するのは配送前の商品を集める「ピッキング」作業くらい。トラックからの積み下ろし、仕分けと倉庫への入庫からピッキング、梱包、配送箱の組み立て、配送地別の仕分け、空のケースの解体に至るまでほとんどを自動化した

 倉庫内をくまなく探し回っていた作業員の移動距離は「0歩」に。手元に現れる水色のケースから商品を取り出し、梱包箱に入れるだけだ。

 自動化によって見込む省人化率は90%に達する。100人で回していた作業を10人でできるようになる計算だ。やわらかい衣服はロボットでつかむのが難しく品質を保つため人力に頼るが、これも「ゆくゆくは全自動にしたい」(ダイフクの下代博社長)という。

 「アパレル業界としては世界初」(ファストリの柳井社長)。両社は1千億円規模をかけて中国やタイ、オーストラリア、米国など世界中の倉庫を自動化する。各国に専門チームを派遣した。


 JR近江八幡駅(滋賀県)からバスで約40分もかかる田園地帯に、ダイフクのショールーム「日に新た館」がある。昨年、ダウンジャケットで最大手の中国企業の社長が訪れた。「ユニクロと組んだでしょう。うちも新しい物流倉庫を作りたい」。ファストリとの提携効果は絶大だ。

 ダイフクは知る人ぞ知る世界ランカーでもある。米専門誌による「マテリアルハンドリング」と呼ぶモノの保管・搬送・仕分けシステムの売上高(2017年)では独シェーファーや米デマテックなど欧米勢を抑えて世界1位。最新鋭の物流機器を展示する同施設には世界中から見学者が引きも切らない。エチオピアやガーナなどアフリカ諸国を含め年に約50カ国から、先端技術を一目見ようとやってくる。


 二人三脚の風土

 1950年代、国内自動車メーカーの乗用車生産本格化を支えた。自動車メーカーの生産ラインでプレスや溶接、塗装、物流など生産ライン全体の自動化システムを担うようになり、自動車各社の海外展開の波にも乗った。トヨタ自動車やホンダなどとの二人三脚が「最後までやる」という企業風土を生んだ

 2019年3月期の売上高(4600億円)の海外売上高比は7割。連結純利益は370億円と3割弱の増益を見込んでいる。

 次代の技術として力を入れるのが「止まらない物流」の実現だ。
 AI(人工知能)を使った遠隔監視システム「io-eye(アイオーアイ)システム」は20年にも本格投入を目指す。現場で問題が起きる前に予知してラインの停止を防ぐ仕組みだ。


 経済産業省によれば国内のEC市場は2017年で前年比9%増の16.5兆円で増加傾向が続く。

 製造業は倉庫と無縁ではいられない。物流現場の高度化は産業界全体の競争力に直結する

 (西岡杏さん)


以上


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プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子、足立康史、竜崎伸也ほか多数。

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