今日はロックな気分だぜぃ。

(中公文庫) 886円。 この作品自体は終わり方に?で★★★★☆。
何で知ったかは覚えていないが、榎本憲男(えのもと・のりお)さんを発見。金脈を掘り当てた気分。
主人公の真行寺弘道(しんぎょうじ・ひろみち)は、昇進試験を受けず出世拒否、53歳の捜査一課のヒラ刑事。捜査員はニコイチで行動するのが原則だが、なんだかんだと言って単独捜査を行う。バツイチのロックマニアのオーディオ狂。
友人で自称ハッカーの黒木も、わたしの苦手なICTに詳しく魅力的。

朝日新聞2019年6月1日の読者投稿
普通、読者投稿は新聞社の主張に沿うものを採用することが多いが、朝日が何で採用したのか分からないが、光るものがあったのだろう。青春グラフィティ。いいね♪
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よく行くスーパーにある高さ4メートルくらいの木。なんの木か分からなかったが、黒い実が落ちて道路がポツポツと黒く汚れているのを見て閃いた。
「話に聞く、桑の実とちゃうか??」
ネットで「桑の実 画像」で検索したら、果たして「桑の実」であった。

水洗いして食べてみた。少しブドウっぽい味がした。
今日はロックな気分だぜぃ。
何かあると、『 ロンケンロール! 』とか言って、周りに迷惑をかけまくる人は大っ嫌いである。
わたしが普段聞くのは、ニューミュジック系とクラッシック少々。
しかし、今は、「真行寺弘道」と「市原 ガブリエラ 円(まどか?)」と「桑の実」でロックな気分。
朝日新聞2019年6月1日の読者投稿をご紹介します。
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巻き髪のJKは全力で走った
大学生、 市原 ガブリエラ 円 さん (神奈川県 21)
高校3年の梅雨。受験勉強が本格化し、大好きな友と過ごすJKライフは夕暮れを待たずにおしまい。それでも最後の高校生活、「かわいい私」のために1日たりとも妥協はできない。
だから本当に嫌いだった。忙しい朝に30分を費やした巻き髪を奪い去る雨が。できれば毎日、アリアナ・グランデのように巻いた髪にピンクのセーターで登校したい。ママは、特別に強力なヘアキープスプレーを買ってくれたが、雨が降ればアリアナは台無しである。
金曜日は特に晴れてほしい理由があった。塾の担当教師は男子大学生。明るい茶髪といい、香りといい、17歳には超絶な存在だった。
忘れもしないあの放課後。くるんと巻いた髪を両手で包み、雨の弾から逃れるべく全力で走った。が、塾に着いたら見事なストレートヘア。
「あーあ、かわいい状態で会いたかったのに」とぼやきながら席につくと、そのイケメンが衝撃発言をした。「今日は雰囲気がちがうね」に続いて、「いいじゃん」と。
以上