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関電問題が分かるのは週刊誌


 関電問題が分かるのは週刊誌

関電問題が分かるのは週刊誌
 朝日新聞2019年10月3日

 新聞を読んでもこの問題の本質は分からない

関電問題が分かるのは週刊誌
 週刊新潮2019年10月10日号

 問題の元助役の力の源泉が「同和問題」にあったことを暴いている週刊文春も同様。

関電問題が分かるのは週刊誌
 毎日新聞2019年10月7日 「風知草」 (山田孝男特別編集委員)

 「元助役は、助役に昇任する前、町職員に採用された69年から72年前まで、部落解放同盟高浜支部の書記長だった。当時の解放同盟の差別糾弾闘争を主導し、その威勢をもって町政を支配した」

 「元助役が、部落解放運動を利用して自分に刃向かう勢力を退け、関電から裏金を受け取った――という当時の町議らの証言(がある)」

  「元助役にとって、関電幹部との駆け引きなど赤子の手をひねるがごときものであったに違いない。とはいえ関電も元助役を利用して原発立地を推進した。関電は被害者ではない」


 私の知る限り、新聞で「同和」に触れたのはこの「風知草」だけ新聞は、JR東日本労組やJR北海道労組が過激派の革マル派に支配されていることやその犯罪を書かないし、タブーが多すぎる

 少し話がそれるが、JR東日本労組員が5万人いたとして、@労組費が月8000円、年間9万6千円とすると、年間合計48億円ものものすごい収入になる。その一部が枝野さんあたりに流れているという話もあるが、革マル派といえば、中核派や赤軍派(辻元さんあたりが関係あるともいわれている。関西生コンは?)などと並んで人殺しも厭わない組織である。金と暴力、あるいは情報を支配している。アンタッチャブルになるわけであるが、それを報道してこそのジャーナリズム。


関電問題が分かるのは週刊誌
 週刊プレイボーイ2019年10月28日号「池田和隆の政界斬鉄剣!!!」

 もっともしっくりくる意見である。現場、現実をよく知っている。

関電問題が分かるのは週刊誌
 産経新聞2019年11月1日

 関電幹部が元助役からの金品の贈り物を断わろうとしたらすごまれたそうである。確かに、こういう背景を持つ人から「かわいい娘さんがいるそうですね」とでも言われたら、普通のサラリーマンなら震え上がるしかない。「今後は取りまとめはできない」「協力できない」と言われても困るし。こういう人を反対勢力(原発反対!)には絶対したくない。悪夢である。

 そこで思ったのは、法務局に供託するか、それができないなら次善の策として、総務部あたりで預かるという形にでもできなかったものか?元外交官の佐藤優(まさる)さんは、モスクワ大使館勤務時、その種の金は大使館が組織として(裏で)預かることになっていたそうである。それはそれで問題がないわけではないが、個人の懐に入れるのは最もマズイ。申し開きのしようがない。

 わたしが高校生のとき友達の家に遊びに行ったら、6畳間くらいのところにびっしりお中元だかお歳暮だかが積まれていてびっくりしたことがある。その友人のお父さんは当時、「〇〇天皇」と呼ばれていた人の秘書的なことをしていた。

 その話をまた別の友人にしたら、「うちでもそうだよ」と言われてまたびっくり。その友人は転勤族で(高松は支店経済の町で多い)、お父さんはある全国的なホテルチェーンの(高松店の)ナンバー2だった。

 現在もそういうことが行われているかどうかは知らないが、関電の幹部なら十分あり得る。金額的に常識の範囲とは言えないが…。私も数十年前サラリーマン時代に多少は関わったことはあるが、@3千円とか@5千円とかせいぜい@1万円までと常識的なものであった。





 池田和隆さんは故松岡利勝農水大臣の秘書を16年間務めた人。この人の説がもっともしっくりくる。抜粋してご紹介します(強調は引用者)。


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関西電力問題で本当に悪いのは無責任に国策を進める中央政府だ


 地元の有力者という名のモンスターは各地にいる

池田関西電力の原発マネーについて、その裏側の実態を解説しましょう。この問題は、原発が設置されている福井県高浜町の元助役(故人)から関電の歴代幹部が多額の金品を受け取っていたというもの。政治の現場のリアルを知る者としてはまったく違う景色に見えます。結論を先に言うと、関電は政府の無責任な国策が進め方が生んだ被害者とさえ言えるのです」

 ええっ!?そうなの?

池田「この問題は、政府事業者(関電)地元(高浜町)という構図で成り立っています。まず電力事業に関する府の役割について理解しましょう。政府が国策で推進する電力事業は原発だけではありません。臨海地帯を後代に埋め立てるか両発電所や、巨大ダムによる水力発電などもそうです。これらは国のエネルギー政策に基づいて行われる公共的な事業ですが、政府は大方針と実施に関する法律や規則を決めるだけで、発電施設の用地確保や建設、運営面は民間事業者側の担当になります」

 それじゃダメなの?

池田大問題なのは、これらの国家プロジェクトを請け負った事業者に〝地元の合意〟を得るという非常に厄介な役割が押しつけられていることです。原発やダム建設の初期段階では、政府機関や地方自治体が公聴会や説明会を開催して地元の合意を形成する努力をした〝形式〟にはします。しかしその後も含めた地元対策は、すべて事業者に任されてしまうのです。私も現役時代に公共事業に関わる地元対策に携わったことが多くあるのでよくわかるのですが、この地元対策と言うのは本当に難しいものなのです」

 確かに大変そうだな。

池田「ひと口に地元と言っても、海や川があれば必ず漁業組合がありますし、港があればそれに関する団体があり、農地があれば水利組合などがある。これらの団体の多くは、公共工事を進める上で非常にややこしくてタフな交渉相手です。彼らの合意を得るためには、多大な交渉時間と多額の補償金が必要になる場合がほとんどです。また、地元企業や役所、銀行や農協などに勤める一般住民も立場や考え方が多種多様で無視できない。これらの人々の意見、意向を完全に取りまとめることなど、現実には不可能なのです」

 途方もない作業だな……。

池田それを政治家でも役人でもなく、なんの権力も持たない電力会社のサラリーマンがやるのです。そんな気が遠くなりそうな状況で、地元を取りまとめることができる有力者が現れて協力を申し出てくれたらどうでしょう。断る理由がありません。関電側には、高浜町の元助役と関係を持たないという選択肢すら存在しなかったと思います」

 そういうことか!

池田こうして関電ほどの大企業が、地元有力者という名のモンスターに依存する構図が出来上がるのです。地元の有力者が地元対策を〝肩代わり〟する代わりに、高浜原発の維持管理のための工事や物品の購入の際には有力者が〝指名〟する業者を選定させる。その業者から得た多額の報酬を独り占めにはせず、再投資ともいえる形で関電の歴代の幹部に渡し続け、長期にわたって利益を得る。サラリーマンという〝組織人〟をどうやって縛れば効果的かを非常によく理解した手法といえます。関電幹部たちは、昔からの慣例となった関係を代々の上司から引き継ぐしかなたったのです」

 巧妙だなあ。

池田「この構図は、政府が今のように無責任な態度では改善されません。一部の地域の民意よりも多数の国民の利益を優先させる場合のルールを、政府は明文化すべきです。キレイ事ばかり言わず、言いにくいこともしっかりと明言することは中央官庁の重要な役割で、そうさせるのは政治の役割だと思います」


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(感想・意見など)

 私は、原発に関しては、正直なところ、態度を決めかねている。


 3・4年前に1年間自治会の会長を務め、月に何回か連合会などの会合に出るようになって、ここで池田和隆さんの言うようなことがいくらか分かるようになった。地域をまとめるということは大変なこと。

 福井県高浜町は人口約1万人くらい。そんな小さな町で、ちょっとした差別を見つけて、部落解放同盟仲間10人くらいを率いて差別糾弾集会を何回か開けば、逆らう人はほとんどいなくなる。一方で、関電に取りまとめ役として自分を売り込み、町に金や仕事を取ってくれば、アメとムチでますますその人の地位は強固になる。もの言えるひとはいなくなる。

 関電にとっては、(関電に有利なように)地元をとりまとめてくれるだけでもありがたいことであるが、その上個々の関電幹部にまで金品の贈り物をして、抜き差しならぬ関係をつくりあげた。非常に巧妙である。

 難しい問題ではあるが、また、原発に限った話ではないが、「一部の地域の民意よりも多数の国民の利益を優先させる場合のルールを、政府は明文化すべき」という池田さんの意見に賛成である。


以上


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プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子、足立康史、竜崎伸也ほか多数。

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