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日本は危機感をもって立ち上がるべき

日本は危機感をもって立ち上がるべき
 毎日新聞2019年12月4日

 岡本行夫(おかもと・ゆきお)さんは元外交官。現在は、外交評論家、米マサチューセッツ工科大学シニアフェロー、立命館大学客員教授などをしている。

日本は危機感をもって立ち上がるべき
 日経新聞2019年6月20日

 日本のICT教育はOECDの中でもほとんど最下位15年~20年遅れている!

日本は危機感をもって立ち上がるべき
 朝日新聞2019年12月4日

 こうなることは20年前から分かっていたのに、日本はなかなか変われない

日本は危機感をもって立ち上がるべき
 日経新聞2019年12月4日

 経団連の中西宏明会長(日立・会長)やトヨタの豊田章男社長も言っていることであるが、「年功賃金」は変えざるを得ない

 若手研究者育成支援も、千三つかもしれないが、やるべきである。

日本は危機感をもって立ち上がるべき
 日経新聞11月5日

 一方で、ICTの即戦力人材には年間数千万円を出さないと、世界的な人材獲争奪戦に負けてしまう

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日本は危機感をもって立ち上がるべき
 朝日新聞12月5日

 12月4日昼過ぎ、胸ポケットのスマホがブルブル震えた。見ると、「中村哲医師がアフガンで撃たれたが、命には別条ない」とあった。「あぁ、やっぱり」と思うと同時に安堵した。しかし、夕方のテレビニュースでは「死亡した」とのこと。あれだけパキスタンやアフガニスタンの人々のために尽くした人が、理不尽に殺されなければならないのかと思うと、力が抜けた。





 日本は危機感をもって立ち上がるべき


 私は、日本の新聞をあまり信用していない。偏っていることが多いし、世界の情勢はあまりよく分からない。そこで、ニューズウィークなどの雑誌も必ずチェックすることにしている。世界中の出来事がカラーで紹介されていて、炎と煙と血などが生々しい。

 ニューズウィークなどで見る限り、日本は世界でも稀にみる落ち着いた安定した社会である。平成の30年間を振り返ってみると、様々な出来事はあったが、大局的に見ると、停滞したゆでガエル状態にあったというべきで、ズルズルと右肩下がりに後退している。

 毎日新聞2019年12月4日に岡本行夫さんが、そこのところをうまく描写している。抜粋してご紹介します。


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  「安住」の日本、リスク取って


 冷戦終結は外務省北米1課長のころで、目を凝らして世界情勢を見ていた。ベルリンの壁が崩れ、鉄の塊のようだったソ連が崩壊してゆく。歴史には一定の方向に向かう力が内在しているように見えた。

 民主主義や法の支配、人権、富の分配など、そうした価値観自体が時代を変える力を持っていて、世界はその方向にいくと期待した。「歴史の必然への喜び」と言えばいいのか。

 世界の現代史を見ると、大きく30年ぐらいを一つのサイクルとして動いてきた感じがする。第一次~第二次大戦、キューバ危機から冷戦終結、欧州の統合、中国の急速な発展も、30年ぐらいを区切りに変わってきた。

 1989年から91年にかけての世界は現代史の大きな分岐点だった。希望に満ちていたように思えた冷戦終結だったが、その後の30年は、予測と全く違う方向に動いてきた。

 冷戦終結の必然として「グローバリゼーション」が広がり、人に加えてモノやカネ、サービス、情報、技術が国境を超えて自由に移動するようになった。ITを中心としたテクノロジーの急速な発展がこの動きを後押しした。90年代のインターネット、2000年代に入ってからのAI(人工知能)のめざましい進化によって、全ての動きが加速した。特にその中心を担った米国と中国では富の集中が大きく進んだ。

 その結果、何が起きたか。一つは収入機会の増加に伴う格差の拡大だ。1割の人が世界の資産の8割以上を占めるようになった。格差は受けられる教育の水準において最も象徴的に表れている。また人の移動の自由によって各地で移民、難民が急増し、それが移民排斥運動となり、世界中に広がっている「自国優先主義」へとつながった。国際協調主義が薄れ、世界に独裁的な手法をとる指導者が増えているのも、グローバリゼーションの負の影響を受けている。


 この中で日本はどうなったか。平成元(89)年には、世界企業トップ50位(時価総額)のうち32社を日本企業が占めていたが、平成が終わったいまや1社だけだ。大変住み心地がいい、ある意味で完成された調和社会、快適社会を平成の間に作り上げたが、そこに安住し、IT時代への投資を怠ってきた。企業は利益を内部留保に回し、国内投資を渋っている。教育界も「ゆとり教育を進めている間に、アジア諸国と比べても学力が低下した。

 これからの30年間、世界は自国本位主義の下で、受難の時代を迎えるだろう。米国は内向きになり、中国の力がさらに大きくなる。何とも陰鬱だ。その中で日本はかつての安寧のまま、老いていっていいのか。大人たちはそれでもいいかもしれないが、子供たちに負わせるわけにはいかない。

 危機感を持って覚醒すべきだろう。特に政治家は国の将来をどうするのかという明確な出口戦略を打ち出すべきだ。企業もリスク覚悟で新しい時代に挑戦すべきだろう。  【聞き手・森忠彦さん】


以上


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プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子、足立康史、竜崎伸也ほか多数。

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